タイを代表する料理の中の1つに「グリーンカレー」があります。
あのスパイシーだけどココナッツミルクの効いたクリーミーな味が堪らないという方も多いのではないでしょうか?
「タイ旅行で食べたグリーンカレーがまた食べたい」
「あの味を家で作って家族や友達にも食べさせてあげたい」
そう思われる人はきっと少なくないと思います。
それでタイ旅行の際におみやげ屋で「グリーンカレーの素」みたいなのを買って帰るのですが、結果あまり美味しくなかった…という経験をされた方もいるかと思います。
それで今日のタイラボではタイのスーパーに売っているグリーンカレーの素でどれがおすすめか、そのとても簡単な作り方も紹介したいと思います。
軽くてかさばらないのでお土産としてもおすすめですよ!
お土産にも最適!自宅で簡単!タイのグリーンカレーを作ろう おすすめブランド&レシピ
タイ語でグリーンカレーってなんて言うの?
まずタイ語でグリーンカレーを次のように言います。
「แกงเขียวหวาน : ゲーンキヤオワーン」
「แกง:ゲーン」=スープ
「เขียว:キヤオ」=緑
「หวาน:ワーン」=甘い
なのでタイ語でグリーンカレーを直訳するとは「緑色をした甘いスープ」というあまり食欲の湧かない名前になります。
タイ人にとってこの手のスープは甘いんだそうで、そもそもカレーというカテゴリーにすら入っていない感じです。「グリーンカレー」という名称は外国人目線なんですね。
どのメーカーのグリーンカレーの素が美味しいの?
まずおすすめしたいのはタイ地元のスーパーなどで売られている粉末グリーンカレーの素を買うことです。
お土産屋などにはレトルトの液体パックタイプが売られていることが多いと思いますが、かさばりますし値段も高くあまりお土産に向いていません。
何よりそこまで美味しく感じたことがありません(個人的な意見です)
その点、スーパーで売られている粉末タイプは「安い」「コンパクト」「美味しい」のばらまき用お土産絶対三大要素が見事にコンプリートされています。
どこでも買え、粉末ですので保存が効き好みで味の調整が出来ます。タイの地元民もよく食べているので基本的な味は保証されていると考えてよいでしょう。
以上の理由からタイラボはスーパーで売っている粉末グリーンカレーの素をおすすめします。
タイのスーパー 「ビックシー」や「テスコロータス」などに行くと写真のような粉末スープコーナーがあります。
このコーナーにはたくさんの種類の粉末タイ料理の素が置かれていて、グリーンカレーの素もたくさんが売られています。
でも実際に食べてみないとどれが美味しいのか分からないですよね。
どのメーカーもそこそこ美味しいんですが、個人的によくお土産としてあげたり、日本にいる家族や友人に作ってあげるために買って帰るのがこちらです。
AJINOMOTOが出している「グリーンカレー の素 粉末タイプ」です。
お値段通常19バーツ。日本円で言うと60円ほどでしょうか。この度はプロモーションで17バーツでした。安いです!
パッケージはこんなに感じ。
裏面はこんな感じでタイ語の作り方だけでなく英語でも表記されています。これはお土産用としてのポイントが高いですね。
では早速この「AJINOMOTO」の粉末スープを使ってグリーンカレーを作ってみましょう!
以外にヘルシー!?タイのグリーンカレー
後ろにあるレシピを参考にしながらも、日本にある材料で、日本人が好みそうな食材を使って作ることにします。
ちなみにグリーンカレーの素一袋で2人がお腹一杯になる程度の量ですので、2-3人前ぐらいと考えておけば良いかと思います。
材料は次の通り。
水 300グラム
グリーンカレーの素 一袋
鳥ささみ 3切れ(モモでも、ムネでも、豚肉でもなんでも合います。今回はささみが安かったのでささみにしました。)
生唐辛子 3-4切れ(辛いのが苦手な人は入れなくても大丈夫です。)
小ぶりの玉ねぎ 半分
にんじん 1/3
大きめのじゃがいも 1/2(小さかったら1つ丸ごと入れても良いと思います。)
ナス 3個 (写真のはタイのですが日本のナスなら小ぶりのを1つ〜1/2)
上の写真はちょっと多めの具材です。実際に作ってみて具が多すぎたので、この記事の材料は少なく表示しています。
個人的な意見ですが、「水300グラムを超えない」ということさえ押さえておけば具は何を入れても良いと思います。
味が薄くなると美味しくないですからね。逆に濃厚にしたければ水を減らすと良いかと思います。
作り方
(裏面に書かれたレシピに沿って作っていますので日本のカレーとは少し順序が違います。好みでアレンジなさってください)
グリーンカレーの素の裏に書かれている説明通りに作っていきます。
①まず野菜を適当な大きさに切ります。
今回は「自宅でパパッと簡単に」が一つのコンセプトなので、早く火が通るよう小さめに切りました。
②鍋を用意して水を沸騰させます。この時「水300g」を超えないように気をつけましょう。
③沸騰したら粉末グリーンカレーの素を全て入れます。
④粉末スープがしっかり混ざったら野菜を全て入れます。
⑤煮込んで野菜やお肉が柔らかくなったら器に盛り付けて完成です。
完成したのがこちら
野菜を切るところから完成まで所要時間 10-15分 程度でした。
ご飯にもパンにも合う美味しいグリーンカレーがあっという間にできてしまいました。
この作り方の良いところは最初に具材を炒めないので油を使う必要がなく、普通よりカロリー抑えめでヘルシーに仕上げることができるという点です。
もしトロトロの野菜が食べたいなら最初に炒めても良いですし、レンジなどであらかじめ火を通したものを使用しても良いかもしれませんね。
日本からも買えるグリーンカレーペーストを使って作っても良いかもしれません。ただペーストにはココナッツミルクが入っていないので代わりに牛乳を加えるといいかもしれませんね。
まとめ
いかがでしたか。とっても簡単だと感じたのではないでしょうか?
ぜひタイに来た際には「AJINOMOTO」のグリーンカレーの素を買って帰り、ご自宅で作ってみてくだい。
お土産にもピッタリのマストバイアイテムだと思います。
余談ですが、以前日本の家族に作ってあげたところ「辛い辛い」と言いながら食べていましたので、もしかしたらタイ料理に慣れていない日本人には辛く感じられる味付けなのかもしれません。
その時ちょうど食卓に「うどん」があったのですが、「邪道だなぁ」と思いながらも試しにグリーンカレーにつけて食べてみたところ…意外や意外!ちょっとクリーミーでピリ辛な味があっさりしたうどんに合う!とても美味しかったです。
グリーンカレーがご飯やパンに合うのはもちろんですが、「うどん」にも合いますのでぜひ一度だまされたと思って試してみてくだい。
以上「お土産にも最適!自宅で簡単!タイのグリーンカレーを作ろう おすすめブランド&レシピ」でした。
ライター:Okusan
編集:Nobu
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