「キャビア」「フォアグラ」と共に世界三大珍味と言われてる食材の「トリュフ」、なんとその新種がタイで発見されたと話題になっています。
タイラボでもそのニュースを少しまとめておきたいと思います。
【爆誕!!】なんとタイで新種のトリュフが発見される!【タイニュース】
どこで?
発見されたのはタイ北部チェンマイ県の国立公園「อุทยานแห่งชาติสุเทพ-ปุย:ウタヤーン ヘン チャー(ト) ステー(プ) プイ」というところのようです。
地図ですと以下の場所になります。
以前タイラボでも紹介したことのある「バーントーンルアン」の近くですね。
発見されたのは2種類の新種トリュフ
今回発見されたのが世界で初めてとなる新種のトリュフ、しかも同時に2種類ということもあって地元メディアでも大きく取り上げられています。
発見したのはタイ・チェンマイ大学の研究チームです。
実際には2014年と2015年にそれぞれ1つずつ発見されていたのが、調査期間を経て今回トリュフだと認定されたようです。新種のものが正式に認定されるには時間がかかるんですね。
こちらがそのトリュフの画像です。
引用元:https://thestandard.co/hailands-first-truffle-species/
確かに切り口を見るとトリュフっぽいですね。食べたことないですけど。
今回発見された2種類のトリュフは「tuber thailanddicum(チュベル・タイランディクム)」と「tuber lannaense(チュベル・イアナンセ)」と名付けられたようです。
同研究チームは今年に入ってもう一種類の白トリュフを発見しており(こちらは新種ではなく既知種)、それも入れると全部で3種のトリュフがタイ・チェンマイの山から見つかったことになります。
確かにタイ北部は比較的涼しく湿度の高い気候となることが多いので、トリュフが育つのに適しているのかもしれません。
いずれにせよ「熱帯性気候の場所で発見された初のトリュフ」と言われ、タイ国内でもかなり注目が集まっているようです。
ちなみにタイ語で「トリュフ」は次のように呼びます。
「เห็ดทรัฟเฟิล:ヘッ(ト)トラッフーン」
けっこう発音が難しいです。耳には「ヘットリュフーン」と言っているように聞こえます。
まとめ
この新種トリュフの発見に関する発表があったのは9月7日ですので、まだそれがどんな味や香りでどれほど見つかったかはわからないのですが、もし大量に見つかるとしたらチェンマイを始めタイの食文化に少し変化が生じるかもしれませんね。
「タイの名産品に白トリュフ」
なんとも不思議な感じですが地場産業が盛り上がりそうです。
以上、「なんとタイで新種のトリュフが発見される!【タイニュース】」でした。