観光地で快適な隔離生活!?タイ政府の「Area Hotel Quarantine」ってどんな制度?

日本ではコロナ感染者がまた増加しており「第4波」の到来だと言われています。

そんな中、タイでは外国人観光客の受け入れを積極的に進め始めているようです。とはいえ旅行者にネックとなるのは長期間のホテルでの隔離生活ですよね。

その点でタイ政府は地元経済の活性化と旅行者の願い両方を満たす計画を持っているようです。

興味深いので少しまとめておきましょう。

観光地で快適な隔離生活!?タイ政府の「Area Hotel Quarantine」ってどんな制度?

どういう制度?

その計画は「Area Hotel Quarantine」と呼ばれています。

直訳すると「範囲ホテル検疫」…、一体どういった制度なんでしょうか?

 

こちらの記事が比較的わかりやすく説明していました。

https://www.thebangkokinsight.com/578181/

「Area Hotel Quarantine」

เมื่อนักท่องเที่ยวชาวต่างชาติ เดินทางถึงประเทศไทย จะมีการตรวจหาเชื้อไวรัสโควิด-19 แล้วไปกักตัว 3 วันในโรงแรมที่เข้าร่วม Area Hotel Quarantine

หลังจากนั้นสามารถท่องเที่ยวได้เฉพาะภายในพื้นที่โรงแรม 15 วัน ซึ่งจะมีการตรวจหาเชื้อไวรัสโควิด-19 ตามระบบอีก 2 ครั้ง เมื่อพบว่าปลอดเชื้อ จึงสามารถเดินทางท่องเที่ยวได้ทั่วประเทศไทยครับ

訳:外国人観光客はタイへ入国する際にCovid-19の検疫を受け、「Area Hotel Quarantine」に参加しているホテルで三日間の隔離生活を送ります。

その後ホテルエリア内に限り観光することができます(15日間)。その期間内にもう二回のコロナウイルス検査が行われ、安全とみなされた場合にタイ全土を旅行できるようになります。

 

こちらの記事にも「Area Hotel Quarantine」が一体どういう制度なのか、全体像をつかむヒントになりそうな情報がありました。

https://www.isranews.org/article/isranews/97134-isranews-1000-5.html

ความพร้อมมายังรัฐบาลซึ่งรวมทั้งแผนการปรับปรุงพื้นที่ ดูแลนักท่องเที่ยว เพื่อให้รัฐบาลกระจายวัคซีนลงไปเพิ่มเติมซึ่งตามหลักต้องมีวัคซีนให้ถึง 70% ของประชากรในพื้นที่ทั้งประชากรหลักและประชากรแฝงซึ่งเป็นเงื่อนไขที่จะประกอบการอนุมัติให้เปิดการท่องเที่ยวรับนักท่องเที่ยวต่างชาติในพื้นที่ด้วย

訳:政府が進めている準備には地域の改善、旅行者の世話、原則に沿って地域住民の70%にワクチンを配る事が含まれており、それらは外国人観光客にその地での観光を許可する上での条件です。

 

上記二つの情報をすり合わせてみると…

「Area Hotel Quarantine」とは?

ワクチン接種を証明できる外国人観光客が、タイ入国時の検疫+3日間の隔離期間を終えた後に、この制度に参加しているホテルのエリア内(一定の地域内?)である程度自由に行動できるというもの。
15日の期間経過後に安全であると見なされば、その後タイ全土への旅行が可能になる。
「Area Hotel Quarantine」対象エリアとしてタイ政府からの認可を得るには、観光客を十分に迎え入れることができるように地域を改善し、そこに住む地元人たちのワクチン接種が十分になされていることが条件となっている。

といった感じでしょうか?

すっごく簡単に言いますと、観光客にもっと快適に隔離期間を過ごしてもらい、その地域にお金を落としてもらおう!ってことのようにも感じられます。

まぁでも政府の選んだホテルにずっと缶詰め状態になるよりは、ずいぶん良い状態と言えるかもしれません。

 

対象地域は?

となると気になってくるのが「どこがその対象地域なのか?」ということでしょう。

上記したニュースサイトにも書かれていましたが、今のところ名前があがっているのは以下の地域です。

  • プーケット
  • クラビ
  • パンガー
  • サムイ島
  • パタヤ
  • チョンブリ
  • チェンマイ

※他の県名や地名が上がっているサイトもありましたが、比較的新しい情報ソースからのものを引用しています。

どこも外国人に人気のある観光地ですね。

「観光」が主な収入源になっているところがほとんどだと思いますので、この新たな取り組みで経済がいくらかでも回復してほしいものです。

 

いつから始まる?

ではこの「Area Hotel Quarantine」はいつから実施されるのでしょうか?

2021年の4月1日よりプーケットとパタヤよりスタートするようです

他の県はどうなのかちょっと探し切れていないですが、パイロット版として選ばれたのが上記の地域ですので順次スタートしていくのかもしれません。

まとめ

タイ政府の打ち出す「Area Hotel Quarantine」がいったいどういうものなのか少し探ってみました。

4/1からのスタートってもうすぐですが本当に実施されるのでしょうか?

タイによくある「言ってみたものの…実際に実施されるのはしばらく後…」というふうになりそうな気がしてなりません。

とはいえ計画自体はバランスの取れた良いもののように感じますので、しっかり準備を進めていってほしいと思います。

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