外国の地で生活をしていると色んなものの単位が日本のそれとは違い戸惑うことがあります。
例えば、日本では靴のサイズやズボンのサイズが「㎝:センチ」で表記されることが多いのに対し、タイではまずその単位では表記されていません。
「S、M、L」といった比較的分かりやすいサイズ表記ならまだ良いですが、ほとんどの場合「インチ」での表記になっていることが多い気がします。
「1インチ=2.54㎝」なんて感じに計算するのもいいですが、ズボンのサイズに関してはもっとお手軽に測る方法があるんです。
今日の記事ではタイ人の多くが使うその方法をご紹介しましょう。
【タイ人の知恵】ズボンのウェストサイズをその場で簡単に測る方法
その方法とは…
その方法とは「ズボンを自分の首に巻き付ける」というものです。
という反応も多いと思いますので、まずはこちらの動画をご覧ください。
言っている意味がお分かりいただけたでしょうか?
つまり「ズボンのボタンを占めた状態での幅の長さ」と「首回りの長さ」を図り比べると、サイズが合うか会わないかがだいたい分かるということなんです。
分かりやすく絵で表現するとこんな感じになります↓
つまり「B:首周りの長さ」が「A:自分のウエストにぴったりなズボンの横幅(ボタンを占めた状態)」と一緒だということです。
うーん、とても分かりやすいですね!
その精度は…?
実際にこの方法でズボンのサイズを測ってみました。
あまり期待していなかったのですが…びっくり!かなりの精度でサイズを測れます。
首に巻いて「ちょっとキツイかなぁ」と思ったズボンを実際に履いてみると、ちょっとキツめ、でもギリ履けるぐらいのサイズでした。
今クローゼットにある、サイズの分かっているズボンでぜひ試してみてください。きっと誰かに教えてあげたくなるはずです。
この方法を知っておくと、見慣れないサイズ表記のズボンでもだいたい自分に合うかどうかが分かります。
夜市などで売っているサイズ不明の中古の服なんかにはまさにうってつけな方法だと言えるでしょう。
注意して見ていると、この方法でズボンのサイズを測っているタイ人をよく見かけます。彼らにとっては「一般常識」なのかもしれません。
まとめ
私はこの方法をタイに来てから知ったのですが、日本にいた時から知っていたという人はいますでしょうか?
こういう地味なライフハック系ネタも知っておくと意外と役に立つんですよね。
次、中古の服を買う際にはぜひこの方法を試してみてくださいね。