のサイトを訪問してくださる方の多くはタイに関心を持っておられることでしょう。
タイの文化や言語に興味を持ち、タイへの移住生活を計画しておられるかもしれません。もしかするともうすでにタイで生活をしている方もいらっしゃるかもしれませんね。
この「タイラボ」のライター+編集をしている私「Nobu」自身もタイでの生活がもうすぐ6年目にが満了しようしている海外移住組の一人です。
この6年間でいろんなことを経験してきましたが「住む家」に関することはとても大切で、この点でミスると大きなストレスの原因になることを実体験によって学んできました。
それで今回の記事では海外移住生活の大きな一歩、自分で家を借りるときの注意点について触れたいと思います。家を借りる前に尋ねるべき3つの大切な点をご紹介します。
【タイ生活情報】タイで家を借りよう!契約前に尋ねる(確かめる)べき大切な3つの点
①その家に「台所」はある?
タイで家探しをしていてまず日本との大きな違いに気付く点、それはなんと「台所がない家が多い」ということです。
日本ではちょっと考えられないことですがタイでは家の外にしか調理スペースがない、もしくは全く調理スペースが存在しない家が多数存在します。
また調理によって家が汚れるのを嫌う大家さんもおり、最初から台所は屋外に設置して家を建設する人もいます。
しかし私たち日本人は屋外の台所に慣れていませんし、料理中に外で蚊に悩まされるのも嫌ですよね。
それで家探しの際には必ず借りる家の中に台所(調理スペース)があるかを確かめるのを忘れないようにしましょう。
次のように尋ねる事ができます。
「ห้องครัวอยู่ท่ีใหน? : ホーンクルア ユー ティー ナイ?」= 台所はどこにありますか?
外を指差したり、「無いよ」みたいなジェスチャーをされない事を祈りましょう。
②電気代はいくら?
これは特にアパートやマンションを借りる人が事前に確かめるべき事です。
というのもタイではアパートやマンションの電気代はそこの大家さんが独自のレートで決めている事が多いからです。なのでタイでアパートを借りると普通の一軒家より電気代が高いという事がよくあります。
しかし電気代の決定権は大家さんにありますので文句を言うことはできません。なので良さそうな家を見つけたなら賃貸契約を交わす前に次のように尋ねましょう。
「ค่าไฟฟ้าหน่วยละเท่าไร? : カーファイファー ヌアイ ラ タオライ?」
「 電気代は1単位(メモリ)いくらですか?」という意味になります。
返ってきた答えが「8バーツ以下」なら適正価格範囲内と考えて良いでしょう。
もちろん電気代は場所や年によって変わりますので、知り合いのタイ人がいるなら今いくらぐらい払っているのか聞く事ができるかもしれません。
③大家さんはしっかり法律を守ってくれる人?
実はこれすごく大切なことです。 その理由をご説明したいと思います。
タイでは外国人(日本人を含むタイ以外の国の人)に家や部屋を貸す場合、大家さんはイミグレーション、もしくは地元の警察に届出を出さなければいけないという法律があります。
しかし税金の絡みなどを理由にその届出を出したがらない人も多くいるのが現状です。この違反がバレると家を貸している側は罰金を支払わなければなりません。では家を借りている側、つまり私たちにはどんなデメリットがあるのでしょうか?
大家さんが届け出を出さなかったからといって私たちの側が法律的に罰せられるということは無いと思いますが、それでも大きなデメリットがあります。
それはタイで免許を取ったり、車を買う際に必要な書類(イミグレーションで発行するもの)を作成できないことになってしまうという点です。
というのもそういった公的書類を取得する際には必ずと言っていいほど現住所を確認する書類が必要となり、大家さんがしっかり踏むべき手順を踏んでいるかが関わってくるからです。
なので家を借りる手続きをする際に、「外国人転入届出」をきちんと出してくれるかをしっかりと尋ねましょう。次のように言えます。
「แจ้งที่พักคนต่างด้าวได้ใหม?:ヂェーン ティーパック コンタンダーオ ダイマイ?」= 外国人届出できます?(直訳)
かなり会話調のタイ語ですので、ぜひ語尾に男性ならครับ:クラップ、女性ならค่า:カーを付け丁寧な口調にして使いましょう。
大家さん自身この法律について知らないこともあります。そんな時あまりネチネチ言うと気分を損ねてしまうかもしれません。
そんな経験はしたくないですよね。そんな時はタイのイミグレーション公式ホームページなどを見せてあげると良いかもしれません。
まとめ
いかがだったでしょうか?
タイで家を借りるのもなかなか大変だなと感じられたかもしれません。確かにタイに移住したてでまだほとんどタイ語が分からないという状態だと厳しいものがあるかもしれません。
ですので、まず最初はタイ人か長くタイに住んでいる友達に助けを求める方が賢明かもしれませんね。そしてある程度タイ語ができるようになった時、今回の記事で取り上げた以下の3点を自分で確かめることができるでしょう。
きっとその時にはタイ生活ビギナーの友人を助けることができるようになっているかもしれませんね。
この記事が皆さんの豊かなタイライフに少しでも貢献できれば幸いです。