fa-refresh2016年の記事を再アップしました。
12月中旬を過ぎタイも少しずつ肌寒くなってきました。とりわけ私の住むイサーン(タイの東北)地方は冬場ともなると気温がぐんと下がります。といっても日本の秋終盤ぐらいですが。
前々から寒くなったら行きたいなぁと思っていたお店がイサーンの地方都市ウドンタニ(正式には「ウドンターニー」)県にありまして、ちょうど夜間に近くまで出かける用事がありましたのでちょこっと寄ってきました。
今日はタイの田舎の町にある日本のラーメン屋台のレビューを書いていきたいと思います。
ウドンタニ県で噂の屋台ラーメンを食べてみた【食レポ】
お店の外観
そのお店がこちら。
そう、屋台ラーメンのお店なんです。最近は日本でもなかなか見かけないのではないでしょうか?
赤ちょうちんと赤暖簾(のれん)を見るとなんだかノスタルジックな気持ちになってしまいます。
そんな意味不明な言葉をつぶやきながら店に引き込まれて行くと暖簾の向こうはこんな感じ。
ちょっとぼやけてしまいましたが、おばさんがテキパキとラーメンを作っています。
タイによくあるステンレス製のものではなく木材を使っての調理台がなんだか温かい気持ちにさせてくれます。
水はセルフサービス。注文をしカウンター席に座ります。
ラーメンを食べてみた
ちなみにこのお店のメニューは二つだけ。
「トンコツ」と「醤油」の二種類に「ธรรมดา:タマダー(並盛)」と「พิเศษ:ピセー(大盛り)」が選べます。
「トンコツ」の「タマダー」、つまり並盛は69バーツ(日本円で約250円)、「ピセー」、大盛りは79バーツ(日本円で約270円)。
「醤油」の「タマダー」は59バーツ(日本円で約200円)、「ピセー」は69バーツとなっています。
この中途半端な値段設定も日本のそれっぽいですね。
カウンター席に座ると目の前に並べられているこちらの三役が、まだ見ぬラーメンに対する期待を高めてくれます。
タイ産のコショウも売られているんですが、ちゃんとS&Bのを使っているところがポイント高いです。ラーメン屋として意識が高いと言っても過言ではないでしょう。
息子さんらしきお兄さんと協力してせっせとラーメンが作られています。
こうして見るとラーメン屋が頭に黒いタオルを巻くというのは世界共通の意識なのかもしれません。
「黒いタオルを目にかぶるぐらいまで下げて頭に巻き、腕組みをしている」それが私の中のラーメン屋に対する凝り固まったイメージ(偏見)です。
とかいろいろ考えているうちにラーメンが出来上がりました。その気になるルックスがこちら。
どこからどう見ても「ラーメン」です。タイラーメンの「バミー」とは全く違います。
チャーシュー、ゆで卵、メンマにネギと、およそラーメンに求められる具材のほとんどが入っています。これで海苔が入ってれば最高なんですが贅沢言ってはダメですね。
小松菜のような菜っ葉も下茹でされておりそのみずみずしさが豚骨スープのこってりした感じに丁度良い感じです。この菜っ葉、バミーにもよく入っていますね。
チャーシューも柔らかくジューシーです。脂身多めでガツンと食べごたえがあり、おそらく手作りではないかと思います。メンマは市販のものかもしれません。
豚骨スープはこってりしていますがとてもコクがあります。
良い意味での臭さがある豚骨スープですね。とはいえそこまで脂っこくないので女性にも好まれる味だと思います。
今回私はトンコツの「ピセー」を頼んだのですが、大人の男性が腹八分目に感じるほどの量だったと思います。
個人的にはこれで79バーツなら大いにありだと思います。大変美味しゅうございました。
ロケーション
気になるお店の場所はコチラ
なんとGoogleマップに情報が上がっているんですね!
まとめ
ウドンタニの「セントラル」からウドンタニ駅のほうに行く途中の左手の歩道に夕方からお店を出しています。
営業時間は18:00から22:00までのようで、日曜だけお休みらしいですのでご注意ください。
ウドンタニに行く用事がある方がいらっしゃいましたらぜひ寄ってみてください。タイの冬にちょっと肌寒い中で食べる豚骨ラーメンは格別ですよ!
「Thai-Lab. タイラボ」のTubeチャンネルを開設しました。まだご覧になったことのない人はぜひ覗いてみてくださいね!(※ずっと前に開設してほったらかしてたのをブログと併用してちゃんと使うようにしました(^^;))
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