このタイラボをご覧の皆さんの中でも、タイでお馴染みの両替所「スーパーリッチ」を利用しているという方は少なくないのではないでしょうか。
銀行などと比べても比較的いつも良レートで、日本からまとまった額の「円」を持ち込みバーツに変えて使う人にとってはありがたい存在です。
先日、そんな「スーパーリッチ」の公式ホームページ内に以下のような発表がなされていました。
【ニュース】スーパーリッチ 10/5から旧紙幣の取り扱いを中止へ
https://www.superrich1965.com/newDetail.php?id=5d8c8e7331be7222c17b123f
日本円を含む数か国の旧紙幣を取り扱わなくなるようです。
この変更が実施されるのは2019年10月15日から。あと二週間ほどですね。
5000円札は新旧でモデルとなっている人物が違うので比較的すぐに気が付きますが、一万円札は新旧ともに福沢諭吉デザインなので少し分かりにくいかもしれません。
よく見れば細かなデザインは全く違うのですが、裏面のデザインが雉(旧)か鳳凰像(新)かで簡単に見分けることができるでしょう。
ちなみに日本円以外にも取り扱いを中止される国があるようです。それが「ポンド札」なのですが…
でもよく見てみると「スコティッシュポンド」と書いてありますね。
どうやらこの画像内で取り扱い中止に挙げられているポンド札は、スコットランドの「王立スコットランド銀行」が発行するお札のようです。
英国で主に流通するイングランドポンド札以外にも、なんか国独自の紙幣があるようですね、ややこしい…。
世界を旅する人でなければそこまでお世話になることはないと思いますので、まぁ大丈夫でしょう。
ちなみにオレンジではなく「緑のスーパーリッチ」では引き続き旧紙幣の取り扱いがされるようです。
https://www.superrichthailand.com/#!/en
記載されている発行年数が新旧逆になっているような気がしますが…、まぁ言いたいことは伝わるので良しとしましょう。
5年後の2024年には、また新しく日本紙幣のデザイン変更がされるといわれています。
https://wpl001.net/japanese-news/osatsu
そうなると今流通している現行紙幣もだんだんと取り扱いされなくなっていくのかもしれません。
以前ミャンマーに行ったとき、紙幣の状態によって取引きレートが変わるという不思議な両替システムを目にしました。
タイがそういった変な方向へ向かわないように願うばかりです。
以上、【タイのスーパーリッチ 10/5から旧紙幣の取り扱いを中止へ】という最新ニュースでした。
今後タイへまとまった日本円の持ち込みを計画されている人はご注意ください。