タイの交通違反切符が新しく変わる!罰金を支払わなくていい可能性も!?

8月20日に、タイ警察が交通違反時に作成する書類、いわゆる「交通反則告知書」の書式が新しくなることを発表しました。

日本では「青切符」「赤切符」などと呼ばれるものですね。

タイの交通違反切符には違反時に手書きのものが渡されのと、後日郵送で届くものと二種類あります。どちらも違反の程度によって規定の罰則金が科されています。

ではどのように変わったのか?罰金を支払わなくてよくなるかも!?とは一体どういうことなのか、ご説明したいと思います。

タイの交通違反切符が新しく変わる!罰金を支払わなくていい可能性も!?

新しくなった違反切符

今回、二種類の違反切符に関して変更があったようです。

一つは「手書きの違反切符」に関する変更点。もう一つは「郵送で届く違反切符」に関する変更点。

新しくなった「手書きの違反切符」がこちら。

※画像引用:https://www.ntbdays.com/onsornisan/archives/956

 

こちらが新しくなった「郵送で届く違反切符」です。

※画像引用:https://www.ntbdays.com/onsornisan/archives/956

 

赤で囲んだ部分に非常に重要な変更点があります。ではそれぞれがどう変わったのか見ていきましょう。

 

どう変わった?

二つの大きな変更点があります。

まず一つは上にあげた画像を見てもらってもわかると思いますが、バーコードが付くようになりました。

一見すると小さな変化に思えるかもしれませんが、警察官による不正な罰則金請求を抑止するものとなるかもしれません。

警察側も交通違反者に関するデータ管理の向上が期待できるでしょう。

続いて皆さんが気になっているであろう、「罰金を支払わなくてもよくなるかも!?」という点に関係する変更ポイントです。

写真の赤枠で囲った部分には次のように書かれています。

การปฏิเสธการกระทำความผิดตามใบสั่ง

直訳すると、「命令書にある違反に対する反対」みたいな感じでしょうか。そしてその下には以下のような訳のタイ語分が書かれています。

1、通告されているような違反を犯していない

2、違反が起きた時、運転者ではなかった

3、違反が起きた車は私の持ち物ではない

 

つまり違反通知書が届いた際に、上記の理由で言い分がある場合は警察署に出向き申し立てができるようになったということです。

続く部分には違反を取り締まった警察官の情報を事細かく記載する欄もあるようですので、再調査の正確さ、透明性も当然向上することになります。

これまではこちらに言い分があっても有無を言わさず罰則金の支払いが科されていたことが多いのかもしれませんね。いわゆる「冤罪」が少なくなるのに一役買うことでしょう。

Nobu
ダメ!ゼッタイ!冤罪撲滅!

この「申し立てシステム」が使用可能なのは、違反通知書を受け取ってから15日以内だけのようですので覚えておきましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。

できればお目にかかりたくない「交通反則通知書」ですが、もし受け取ってしまったときは上記の情報を参考になさってください。

そしてもし通知書の内容が正当性に欠ける場合は、新しく加わった「申し立てシステム」を使用できるかもしれませんね。

通知書の内容に間違いがない場合は…おとなしく罰則金を払いましょう。やっぱり法律にはちゃんと従わないとですよねっ☆

罰則金の払い方はこちらの記事に書かれています。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事