【タイの駐禁事情】タイで駐車違反を取られてしまったらどうしたらいいの?

このタイラボをご覧になっている方の中にはタイで車を運転している方もいらっしゃるでしょう。

荷物をたくさん積める、クーラーが効く等々、車にはバイクにはない利点がたくさんあります。しかし車を乗る人が特に気をつけておかないといけない注意点もあります。

例えば「駐車禁止」。

バイクと違って広い駐車スペースを必要とする車はタイでも厳しく駐車違反が取り締まられています。日中たくさんのお巡りさんが容赦なく駐禁の切符を切っているのを目にします。

うっかりしていて、またはタイ語がまだ十分ではない故に、駐禁を警告する看板に目がいかず違反切符を切られてしまったという人もいるのではないでしょうか?‥はい、実は私もその一人です。

ということで今回のタイラボでは実体験をもとに、タイで駐車違反の切符を切られてしまった場合どうすれば良いのかをご紹介したいと思います。

【タイの駐禁事情】タイで駐車違反を取られてしまったらどうしたらいいの?

タイの駐禁事情

タイでの駐禁ゾーンにはそれを示す看板が掲げられています。特に多いのが次のような看板。

時間指定で駐禁になっていることを示す看板です。この看板だと朝の8時から午後4時半まで駐車禁止になるということですね。

しかし本当に注目してもらいたいのはその上に書かれている文字です。

วันคี่:ワンキー」奇数日

วันคู่:ワンクー」偶数日

そうなんです。タイでは奇数日はこちら側が駐車してはダメ、偶数日はあちら側がダメといった感じの駐禁システムがあるんです。

ですので今日が何日かというのも考慮に入れて駐禁かそうじゃないかを見分けていく必要があります。

ちょっとややこしいですね、ってかタイ語読めないと厳しいシステムだと思います。まぁ車を運転するならそれぐらいは勉強しておきなさいということかもしれませんね。

 

 

駐禁を取られたらどうしたらいいの?

もし自分の車が駐禁を取られてしまった場合、次のような用紙が車のワイパーのところに挟まっていると思います。

たくさんの情報が書き込まれていますね。

まずは用紙左側上部に押されている赤色のスタンプにご注目下さい。

簡単に訳すと「違反切符を切られた日から7日以内に罰則金を支払うように。その期間を過ぎるとさらに罰則金が加算される」といった内容です。

その下の白く塗りつぶした部分には車のナンバーが書き込まれていますので、期日を過ぎた際には陸運局で登録した所有者宛に連絡が行くことになるのでしょう。

画像の真ん中よりちょっと下あたりに青色で押されているスタンプには罰則金をどこで支払うのかが記されています。最寄りの警察署に行くことになります。

そのほかには何やら数字のようなものがいくつも記載されていますが達筆すぎてよく分かりません。

どれかが罰則金の値段なのか、それとも全部を足した金額を支払わないといけないのか、この時点で心臓はバクバク、うっかり駐車違反への激しい後悔がのしかかってきます。

 

違反してしまったことは事実なので覚悟を決めて警察に出頭しましょう。

警察署には次の写真のような「交通罰則金を払うためのオフィス」が構えられています。

罰則金をタイ語で次のように言います。

ค่าปรับ:カープラッ(プ)

罰金を払う専用のデスクが構えられていることが多いと思いますのでそこに行って切られた切符を提出しましょう。

その際、待っている人に割り込まないよう入り口付近で配られている番号札を取って自分の順番が呼ばれるのを待ちましょう。

 

 

罰金はいくら?

私が駐禁で切符を切られた際の罰則金は400バーツ(約1400円)でした。

別の県で知人が駐禁で捕まった際には500バーツ支払ったと言っていましたので、もしかして県や町によって罰金の値段はいくらか変わってくるのかもしれません。

お金を渡すと担当の警官が罰金を支払った事を証明する書類を作成してくれますのでこれにてお勤め完了です。

切符を切られたときは何とも言えない悔しい気持ちでしたが、罰金を支払うことで罪を償って健やかな気分になれます。

金色に輝く像を見上げながら市民の安全を見守るポリスマン達への感謝の気持ちが沸きあがってきます。‥‥ということにしておきましょう。

まとめ

日本に比べると罰則金もかなり安く感じるかもしれませんが、いざ取られると非常に痛手に感じます。

というかなんだかメンタルに来るものがありますね。まぁいい人生経験になったと思って誠実に償うことにしましょう。

タイラボをご覧の皆さん、交通法規をよく守って健やかな気持ちでタイでの生活を楽しまれて下さい!

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