以前にタイの泣けるCMをいくつかご紹介したことがあります。
この記事が徐々にグーグル検索でも上位に表示されるようになって来ており、「タイ 泣ける CM」と検索するとトップページに表示されたりします。
タイの感動的なCMは日本でも有名でときおりテレビ番組などでも取り上げられています。やはりみんなキレイな涙を流してデトックスしたいんですね。
ということで今日のタイラボでは、日本語検索ではあまりヒットしないであろうタイの感動CMをいくつかご紹介したいとおもいます。
マイナーなところを探してきていますので日本語に訳されていないものが多いです。
しかし英語の字幕が付いていますのでタイ語が分からなくてもある程度は理解できるかもしれませんね。
【もはや愛しか感じない】心が温かくなるタイの感動CMをご紹介
母の愛①
息子のお嫁さんに一冊の手帳を渡す母親。その手帳には思い出と共に息子の好きなもの嫌いなものが記されています。
「ナット(息子の名前)はスイカとオレンジ、マンゴー、バナナ、マンゴスチンが好き。」
「でもノーイナー(日本では「釈迦頭」と呼ばれるフルーツ)は嫌い、種が喉に詰まったことがあるから。」
その中に「ナットは魚の頭を食べるのが好き…お母さんと一緒で。」と言う一文を見つけます。
「私は尻尾を食べるのが好きだから」と、いつも母親が魚の頭を譲ってくれていたのを思い出し涙ぐむ息子。
お嫁さんを抱きしめ「息子をよろしくね」といって手帳をバトンタッチするシーンでは、言葉にしにくい母の深い愛を感じます。
日記の締めくくりには「ได้ดูแลลูก แม่มีความสุข:息子を育てられて母は幸せでした」の一文が。
まぁベタといえばベタですが、なんと言うかこういう母親の無条件の愛にはグッと来るものがありますね。
ちなみにお嫁さんの名前が「ノーイナー」なのと、帰り際に持たせてくれた袋に「バナナとオレンジ」が入っているあたりに制作サイドのセンスを感じます。
母の愛②
「これは私と娘とパイナップルのお話」と始まる動画。
学校教育を受けてこれなかった母親は娘に手本を通して教えようと試行錯誤しています。
ある日、お金が無くて他の子のようにアイスクリームを買えない娘を見て作ってあげた冷やしパイナップルバー。
「もし自分がいなくなった時に娘がちゃんと自立していけるように」と、娘を一生懸命に教える母の愛にほんわかさせられます。
まぁなんと言うか、娘役の子が素朴で可愛らしい!の一言に尽きる作品ですね。
そして私は見逃しませんでした。この女の子、以前「タイの泣けるCM」の記事内で最後から二番目に紹介した動画に出てくる、物乞いをする親子役の子と同じなんです!
なかなかこんな表情できる子はいませんよ。
老父婦の愛
認知症になった奥さんをお世話する夫の物語です。
歳をとった奥さんはもう何も覚えていませんが、夫は妻の好きなもの嫌いなもの、性格、結婚してからの小さな思い出を全て鮮明に覚えています。
時々言われる妻からの「ใครอ่ะ:だれ?」の言葉にもめげず妻を支える夫の姿が、少しコミカルに描かれているタイ生命保険のCMです。
ちょっと画質は落ちますがこちらに日本語訳がついたものがありましたのでリンクを貼っておきます。
https://www.youtube.com/watch?v=D89dbi6JRN8
ペットの愛
これはアカンやつです。私Nobu、動物系でお涙頂戴されるとすぐにギブアップです。
犬が苦手だった女の子が獣医を目指すようになった過程を描いた内容なのですが、「オーリヤン」と名付けられた犬がまぁいい演技をしています。タイのどこにでもいそうな普通の犬なのに!
ペットを飼ったことがある人なら自分に状況を重ね合わせて感情移入してしまうかもしれませんね。
こういう動画に余計な説明は必要ないと思います。まずはご覧になってみてください。
父の愛
こちらはタイの感動CMとしてかなり有名な作品(一番有名かも?)ですが、とりあえず紹介しておきたいと思います。
画質は落ちますが、日本語字幕付きはこちら。
https://www.youtube.com/watch?v=VFre8uJQdBM
おまけ
探せば日本語訳がついた動画もあると思います。でもこちらほうが画質も音質も綺麗だと思いますので…。
動画を見進めれば分かってきますが、歌を歌っているのは障害を持つ子供たちです。
力強い声と屈託のない笑顔で「Que Sera Sera:なるようになるさ」と歌う姿が非常に印象的なCMです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
タイの感動的なCMをいくつかご紹介しました。やはりタイは名作CMの宝庫ですね。
日常生活に疲れてちょっと心のデトックスをしたいという方は是非ご覧になってください。ちょっと優しい気持ちになれると思いますよ。
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