「郵便局ってどこにありますか?」「病院ってどっち方面?」「あなたの家はどこ?」
こんな感じで特定の物の所在地や居場所を聞かれることがあると思います。
そんな時、詳しく説明してあげられることもあれば「ここ」とか「そこ」「あそこ」という感じで、指を使って場所を指し示すこともあるでしょう。
今日のタイラボでは「場所を指し示す際に使えるタイ語の三段階表現」をご紹介したいと思います。
【ここ、そこ、向こう】場所を指し示すタイ語の三段階表現
「ここ」
「ここ」つまり自分がいるまさにその場所のことです。英語で言うなら「here」でしょうか。「this」なんかも使うことがあるかもしれません。
この「ここ」をタイ語で次のように言います。
「ที่นี่:ティー 二―」
置かれた状況によっては、今まさに自分がいるすごく限定的な場所や空間を示すこともあれば町全体や県、国などを意味することもあります。
ですので「規模」はシチュエーションによってまちまちといった感じですね。共通する認識としては「自分や話している相手が今いる場所」といった感じです。
《 使用例 》
「そこ」
英語で言うなら「there」でしょうか。タイ語では次のように言います。
「ที่นั่น:ティー ナン」
こちらもさきほどの「ここ」と同じでシチュエーションによって言葉が指し示すものの規模は変わってきます。
「自分や相手が今いる場所ではないが比較的そう遠くない場所」「実際に目に見える範囲内の場所や思い描ける場所」といったイメージかもしれません。
「ここ」ほど近い距離ではないにせよ実際に目で見えたり指を差しながら場所を指し示すことが出来るぐらいの距離感に使うことが多いかもしれません。
《 使用例 》
「あそこ」
「あそこ」に加え「向こう」という表現でも良いかもしれません。受けるイメージとしては「自分たちのいる場所からかなり離れたところ」を指す言葉です。
英語だと「over there」になるのでしょうか?
タイ語では次のように言います。
「ที่โน่น:ティー ノーン」
《 使用例 》
まとめ
いかがだったでしょうか。場所を指し示すときに使える三段階のタイ語をご紹介しました。
日本語の「ここ、そこ、あそこ」に該当するので覚えやすいかもしれませんね。
これでタイで道を聞かれたりしても取りあえずは対処できるはずです。状況に合わせてぜひ使ってみてくださいね。