タイでは多くの人がバイクを生活の足をとして愛用しています。
おじいちゃん、おばあちゃんがバイクで疾走している姿はもちろん、中学生ぐらいの若者がバイクで通学しているという風景も珍しくありません。
これまでタイで主に流通しているはスズキ、ヤマハ、ホンダなど、日本のブランドメーカーものがほとんどでした。
でもタイ国産でもイカしたバイクメーカーがあるんです!
今日は日本でも人気になりつつある「GPX Racing」というバイクメーカーをご紹介したいと思います。
日本でも人気!!タイ国産のバイクブランド「GPXレーシング」
「GPX:ジーピーエックス」の歴史
実はこの「GPX」、他の会社と比べるとかなり新しいバイクメーカーだと言えます。
もともとはATV(All Terrain Vehicle)、つまり4輪バギーを製造販売していた「ATV PANTHER:エーティーヴィーパンサー」という会社が発端となっており、その会社自体も2007年に設立されています。
当時若干21歳の「ไชยยศ ร่วมใจพัฒนกุล:チャイヨット ルワムジャイパッタナークン」という青年が、バンコクの小さな工場でATVを製造販売し始め事業を拡大していきます。
そして2008年からモトクロスバイクの製造に力を入れ始め、その流れで今のGPXレーシングブランドが立ち上がっていきます。
2015年には13,222台、2016年には28,000台、2017年には31,000台、そして2018年には38,000台の売り上げを記録。
タイ国内第3位のシェアを誇る、押しも押されぬトップバイクブランドメーカーへと急成長していきます。
タイ語ですが下記リンク先に詳しい会社&ブランドの歴史が記されています。
https://www.gpxthailand.com/about-us
商品ラインナップ
ブランド立ち上げ当初はモトクロスバイクにフォーカスされた商品ラインナップでしたが、今では様々な種類のバイクが販売されています。
GPX公式サイトを見てみますと…
※上記画像はhttps://www.gpxthailand.com/からのキャプチャです
スポーツタイプのものからネイキッド、クラッシックタイプのものまで幅広く展開しているようですね。日本の「スーパーカブ」のようなタイプのものもありますね。
エンジン排気量300㏄のものもありますが、主力商品となっているは125-150㏄の小型クラスのもののようです。
タイで売られている日本メーカーのものより価格がかなりリーズナブルで、そこも大きな魅力となっているようです。
例えば街乗り&生活の足に最適そうな「ROCK」、希望小売価格は35,900バーツ(約126,000円)~となっていますが、同じ110㏄「ホンダ・スーパーカブ」の47,400バーツ(約166,000円)と比べると20%以上も安く買えることになります。
あと単純にカッコいいですよね。個人的には「Legend 150」…とても好きなフォルムです。
日本でも人気
この「GPXレーシング」のバイクが日本でも徐々に知名度を上げてきているそうで、日本へ輸入され実際に購入できるモデルも増えてきています。
販売協力店を含めると2021年現在、北は北海道から南は沖縄までの全29店舗でGPXのバイクを購入できるようです。
現在日本で買えるGPXバイクのモデルはこちら。
Legend250 Twin 2
Legend 150 Fi
Demon GR200R
Demon 150GR Fi
Gentleman Racer 200
Legend 250 TWIN 1
Legend 150
やっぱり「Legend 150」かっけー…、2021年型がタイだと57,500バーツ(約20万円)です。日本で買うよりは8万円ほど安いですね。
まとめ
タイ国産バイクメーカー「GPX Racing」のご紹介でした。
日本でも愛好家の方がいらっしゃるようで好まれて乗られているようですね。
タイではホンダ、ヤマハに次いでの販売台数を誇るトップバイクメーカー、しかも日本よりだいぶ安く購入することができます。
あなたの次の愛車は「GPX」ブランドでいかがでしょうか?