【出没カフェ情報付き】北海道で「なまら」愛されるチャナティップ選手

こんにちは、タイラボライターの「にぼし」です。

観光での交流に加え最近ではスポーツ界、特にサッカーの分野で日・タイの交流が深まってきていますね。

前日本代表監督の西野さんが次はタイ代表を率いることになることが最近ニュースになってました。

以前のタイラボにもJリーグでプレーしているタイ人選手についての記事が出ています。

 

今日はその中でプレー・人気ともに群を抜いている「ジェー」ことチャナティップ・ソングラシン選手に関する投稿です。

参照元:https://www.consadole-sapporo.jp/team/20190247841/

 

ピッチ内の活躍にとどまらず、その最高の愛されキャラで北海道民を虜にしてしまったチャナティップとは一体何者なのかをどうぞご覧ください。

記事後半では、彼がお気に入りでよく出没する!?カフェにも突撃取材しています。

【出没カフェ情報付き】北海道で「なまら」愛されるチャナティップ選手

チャナティップはサッカーが「なまらうまい」

タイ人のフィジカルの基本的な特徴として、敏捷性と強靭なバネの強さが挙げられると思います。

同じ小柄なアジア系の私たち日本人とも明らかに違っていて、タイ人たちと一緒にスポーツをすると、彼らのありえない動きと謎の反射神経に「今のは何だったんだ????」と唖然とさせられることがあります。

若い人は特にそうですが、50代のおじさんとかでもすごい「バネ」を持っています。

チャナティップは「受ける」「パスする」というサッカーの基礎の部分がきっちりしているだけでなく、そこにタイ人の身体的特徴を存分に生かしたプレーで、相手チームのデフェンスをきりきり舞いにさせています。

下の動画からも確認できますが、「思い切った時のシュート」は体のバネを十分に使っていてタイ人らしいプレーだなと思います。

 

「これはシュートを褒めるしかない」「ワールドクラスのシュート」

そんな感嘆の言葉が解説者から出ているのを見るとなんだか嬉しくなってしまいます。

個人的に今の所これが彼の日本でのベストゴールかと思いますが、シュート直前に相手チームの大きな選手にブロックされてますが揺らぎもせず、すぐにまたボールを受けて準備姿勢なしに体躯の返しで一気に打ちにいってます。

これ、タイの足でする球技「セパタクロー」の時とかにも出るタイ人らしい動きです。彼ら準備姿勢なしにいきなり来るので本当にびっくりします。

 

あと、リプレーにも注目してほしいんですが、あれだけ振り切ってシュートしてるのに、そのあとずっと立ってるんですよね。

一般の日本人ならバネの返りが受け止められなくてシュート後は転んでいるはずです。

よく「タイのメッシ」と形容されてますが、本家メッシともまた違う、タイ人らしいタイを代表するサッカー選手として見てほしいなぁと思っています。

コンサドーレに完全移籍した昨年は8ゴールの活躍、今年は怪我で調子がイマイチなこともあり現在2ゴールと数字の上では低迷していますが、一瞬でピッチ内の流れを変えることのできる華麗で大胆なプレーは今期も健在です。

 

チャナティップは性格も「なまらめんこい」

チャナティップはサッカーがうまいだけでなく、持ち前の明るさを生かした愛されキャラでチーム内外の人たちからも親しまれています

先ほどの得点後のシーンでも、みんなが集まってきて一緒にゴールパフォーマンスをしているシーンなんて本当に仲良さそうですよね。

特に彼がみんなに愛されている理由の一つに、積極的に日本語を覚えてどんどん使ってみるというのが挙げられると思います。

各種SNSではチャナティップがトレーニングルームや食事の時にチームメートと日本語でふざけている様子を見ることができます。

また、TVのインタビューにも簡単な内容はなるべく日本語で頑張って答えています。その受け答えがまたほんとにかわいくて、見る人たちをほっこりさせてくれます。

 

そんな彼のキャラクターを生かしたこんなCMが放送されています。

 

コンサドーレのメインスポンサーの製菓会社のCMですが、今やタイ語がそのまま(字幕付きですが)日本のCMで流れる時代ですよ。これを初めて見た時には衝撃を受けました。

そして、最後の『なまらうまーい』。これはもう、CMとか作る仕事をやってみたかったにぼしには、あー、これは間違いなくバズるわって感じです。

 

実際にこのCMは大反響を呼び、彼の宣伝する「なまらバターバウム」は数ヶ月生産中止に追い込まれました。(現在は販売が再開されています)。

チャナティップの愛されキャラは北海道に大きな経済効果をも生み出しています。

 

こちらはチャナティップ選手がメインで登場するコンサドーレ札幌の公式CM。

 

むしろ今はチーム内で日本人もタイ語使ってるってどういう事態?

彼がチーム内でも愛されているのがよく分かりますね。

 

 チャナティップのお気に入りカフェに行ってみた。

海外生活者にとって『気晴らし』はとても大切です。

特に周りの世界に自分を合わせようとする分、趣味や自分の好きなことで自分の芯の部分を取り戻す・確認するっていうプロセスは無理なく長く海外生活を楽しむ秘訣だと思います。

 

ではチャナティップはどんな風に日本で息抜きをしているのでしょうか?

コンサドーレ公式HPの個人プロフィール欄には趣味・マイブームとして写真を撮ることと、コーヒを飲むことがあがっています。

 

実際に彼のインスタグラムには彼が撮影した写真や練習後にカフェに出かけている様子が多くポストされています。

この投稿をInstagramで見る

Chanathip Songkrasinさん(@jaychanathip)がシェアした投稿 -

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今回はその中でも彼が頻繁にポストしている札幌大通公園近くの「BARISTART COFFEE」さんに行ってきました。

 

札幌市民の憩いの場、また最近ではたくさんの外国人観光客が訪れる大通公園から南側に進んで狸小路商店街との中間地点にある比較的小さなカフェです。

 

外観はけっこうお洒落で、「あー、いかにもこだわりの人がやってるカフェっぽい」というのが第一印象です。意識高い系ってやつです。

北海道の牛乳をふんだんに使ったラテがお店のイチオシで、産地・牛の種類から好きな牛乳を選んでラテにしてもらうという…、ほんと最近の日本のカフェはすごいですね。

店頭では英語も堪能な爽やかお兄さんがラテを作っておりました。では、早速話を聞いてみましょう。

 

にぼし
こんにちは、タイラボです。よろしくお願いします。

カフェ店員
いらっしゃいませ。

にぼし
コーヒーの匂いの優しい素敵なお店ですね。
あのー、コンサドーレのチャナティップ選手がよく来ていてインスタにこのお店をアップしてるんですが、常連さんなんですかね?

カフェ店員
はい、よくお越しいただいています。

にぼし
ちなみに彼は何をよく飲んでますか?

カフェ店員
いつもこの「十勝ジャージー乳のラテ」をご注文いただいてます。

にぼし
ちょうど今も韓国のお客さんが来てますけど、外国人のお客さんが多そうですね。タイ人は来ますか?

カフェ店員
1日に数組は来店いただいています。

にぼし
やっぱりチャナティップ効果?

カフェ店員
そうとも限らないですね。
逆にこちらから、この店にチャナティプさんもよく来るんですよーと伝えるとびっくりされることもあります。

にぼし
そうですかー、というか、お兄さんタイ語も聞き取れるんですか?

カフェ店員
いや、英語の発音にちょっと特徴があるのでタイの人はなんとなくわかります。

にぼし
タイ人にはどのラテが人気ですか?

カフェ店員
基本的にタイ人のお客様は家族とかグループで来店されることが多いので、4種類全部頼んでシェアしてお楽しみいただいていることが多いですね。

にぼし
そうですか、じゃあチャナティップお気に入りのラテ、注文させてください。

 

そして、チャナティップの愛する十勝ジャージー乳のラテがやってきました。

まず、見た目が綺麗ですよね。この色はちゃんと放牧されてのびのび育った牛の牛乳っていう色してます。では、いただきまーす。

うーん、まず、最初にすごいコーヒー感がきます。しっかりとした芯のある濃厚なコーヒー。香りもしっかりしてます。

そして、そのコーヒー感が十勝の牛乳に包み込まれていく。ラテなんだけど全然コーヒーが負けてない。そして強い。

回転のよく効いた重たいストレートが、キャッチャーの分厚いミットの中に真っ直ぐに飛び込んで行き、バシッという快音を立てて見えなくなる。。。って、さっきまで散々サッカーの話してて野球で例えるんかい、って感じですが、コーヒーと牛乳の2要素がすばらしくマッチングしている、予想を上回る美味しいラテでした。

 

あと、デフォルトで砂糖入ってないので全く甘くないんですが(店内にガムシロップがあってセルフ調整できたと思います)すごい高級感があって、本当に満足の一杯です。

やはり、タイのスターは本物の味を知っていて、それを愛しているんですね。はい、今、ダバダーの音楽流れてます。

とても贅沢な時間を過ごさせていただきました。ごちそうさまでした。

ちなみに「十勝ジャージー乳のラテ」はR/680円、L/750円となっています。

コーヒー好きのタイラボ読者の皆さま、札幌にお越しの際はBARISTART COFFEEに立ち寄るのをどうぞお忘れなく。

まとめ

暑いタイから雪国札幌に移動して、ピッチ上のプレーで、またその愛すべきキャラクターで道民を魅了しているチャナティップ選手の魅力もお伝えできたと思います。

言語や文化の違いはあってもそれぞれの良いところや光る個性に注目すると、色々な国の人と友好の輪が広がって考え方も人生の幅も広がっていくのだと思います。

ライター:にぼし

編集:Nobu

編集 Nobu のひとこと
チャナティップ選手が北海道の人たちに広く受け入れられているのが分かりますね。

BARISTART COFFEE」にちょくちょく足を運んでいたら彼に会えるかも!?

あと、この記事に出てくる「なまらバターバウム」をタイ人へのお土産にして、チャナティップのCM動画でも見せたら大ウケするかもしれませんね。
この記事を書いてくれた「にぼし」さん、ありがとうございました!

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