最近世間を賑わしているタイ関連のニュースに「海外で逮捕される日本人」というものを挙げることができるかもしれません。
10日ほど前に報じられた日本人2人によるカンボジアでの強盗殺人事件にショックを受けられた人も少なくないでしょう。
そしてここ最近よく聞くのが「タイで捕まる日本人犯罪者たち」関連のニュースです。
この記事ではここ数年内にあった、「タイでの日本人逮捕」事例をいくつかまとめておきたいと思います。
【ニュース】タイで日本人逮捕が相次ぐ…過去の事例を少しまとめてみた
15人の振り込め詐欺グループ
ここ数日報道系番組を賑わせているのがこのニュースではないでしょうか。
2019年3月29日の午後、タイ東部の有名リゾート地としても知られる「パタヤ」で、日本をターゲットにした「振り込め詐欺」のアジトとみられる事務所が摘発され日本人15人が逮捕されたようです。
そのアジトとみられる部屋には10台を超える電話機が設置されおり、日本語で書かれた振り込め詐欺のための電話マニュアルなども見つかったとありました。
以下の動画でそのニュースが報じられています。
詐欺容疑で国際手配されていた男性
こちらはさらに最新のニュースです。
タイの地元警察などによりますと、不法滞在の疑いで今月29日の夜に詐欺の疑いで国際手配されていた38歳の日本人男性が逃亡先であるタイのバンコク市内で逮捕されました。
近くこの男性は日本に送還される予定のようです。
ちなみにこれとよく似たケースでの逮捕事例が2016年にも起きています。
http://www.newsclip.be/article/2016/05/03/29131.html
バンコクの両替店で日本人男性が強盗未遂
昨年2018年の11月ごろに話題となったニュースで次のようなものがありました。
「帰る金が欲しかった」
タイの首都バンコクの両替店で、日本人の男が従業員を刃物で脅して金を奪おうとしたものの、店の外に逃れた従業員が扉に鍵をかけたため店の中に閉じ込められ、強盗未遂の疑いで逮捕されましたhttps://t.co/CtW3K7yPSf#nhk_news #nhk_video pic.twitter.com/LS4lzDUPdU— NHKニュース (@nhk_news) 2018年11月12日
この事件についてはこちらの記事で詳しく説明しています。
【タイニュース】バンコクの両替店で日本人男性が強盗未遂 罰則はどれぐらい?
約13年のオーバーステイ!
こちらも去年の8月のニュースです。
タイ北部にあるペチャブーン県で、なんと約13年ものあいだビザなしで不法滞在をしていた日本人男性が見つかり逮捕されています。
この事件も過去のタイラボ記事で触れています。
もしタイでオーバーステイするとどうなる?罰金 罰則はどれぐらい?
逮捕時の服装や若作りが話題になった女性
2017年の3月末に入国管理法違反容疑でタイ警察に逮捕された62歳の日本人女性がいました。
出資法違反の疑いで熊本県警が国際手配していた女性だったのですが、逮捕時着用していた「ショートパンツにカチューシャ」といったその若作りな服装や顔に注目が集まり少しのあいだ話題になっていました。
ちなみに「自称38歳」で通していたようですね。
他にも…
他にも覚せい剤や銃を所持した疑い、または暴行事件などを理由にタイで逮捕された日本人は数多くいて、残念なことにあげていくとキリがありません。
ポジティブな話題ではないのでこれぐらいにしておきますが、やはりこういうニュースを聞くと恥ずかしい、悲しい、申し訳ないという気持ちになる方も多いのではないでしょうか?
もちろん人間誰でも間違いを犯すことはありますが、やはり犯罪行為などでよそ様の国に迷惑をかけ日本の評判を落とすような事はできるだけ避けたいものです。
私たち自身が大きな事件、事故に関わるということは少ないかもしれませんが、タイ滞在時のマナー違反や迷惑行為といった身近な落とし穴にも気を付けていきたいものです。
まとめ
上にリンクを貼ったタイラボの記事内ではタイで犯罪を犯した場合、オーバーステイをした場合にどのような罰則、罰金が科せられるかが説明されています。
一つの情報として知っておくのは良いことかもしれませんね。
とりあえずはこれ以上「タイで日本人逮捕」といった似たような事件が続かないことを願っています。