昨今、タイへの入国審査やビザ申請に関して厳格化が進んでいる様子をよく見聞きします。
以前は問題なくビザ取得ができていた在外国タイ大使館でも、申請に必要な書類に変更点が加えられたりとやはり難しくなってきている様子が伺えます。
先ほどタイラボの読者であられるおひとりの方から非常に有益な情報を寄せていただきましたので、この記事にて皆さんともシェアしておきたいと思います。
サワンナケートでビザ申請 銀行ステートメント提出に関しての注意点
銀行ステートメント 日本語NG!?
タイラボのお問い合わせフォームからいただいたメールの内容は以下の通りです。
インターネットでの情報を参考にサワンナケート にビザ取得行きましたが、1日目は書類に不備があると断られました。2日目は無事、書類を受理してもらえました。
現在インターネットに出ている情報を参考にして、サワンナケート に行くと断られる方が多いと思いまして…何らかの参考になればと思いメールしました。
問題となっているのは、(コピー銀行口座 口座名義ページと直近の口座残高ページコピーについて)についてです。
他ブログさんで、「ネット上に表示される口座残高のページをプリントアウトして持って行き受理された」という記事がありまして、海外のサイトでもそのように表示されたりしているそうですが、現在は変更されていますので、同じように、ネット上に表示される銀行口座の残高ページをそのままプリントアウトした場合、断られる可能性があります。
私の場合は、日本の銀行口座だったため、日本語の表示の部分は書かれている内容が分からないので英語に直して来るようにと、受理してもらえませんでした。
自分で直すのはどうなんだろう?と思いましたが、そこは大丈夫なようです。ただ、手書きはダメなのでWordなどを使い、手直しが必要になります。
他英語圏の方でも、口座残高が書いてあるそのままのページをプリントアウトした為、名前が書いてないと突き返されてしまったり。やはりこちらも自分で書類に名前を追加する必要があり、この場合も手書きはダメです。
これまでのように、ネット上に表示される銀行口座の残高ページ、直近の口座残高ページのコピーをプリントアウトで大丈夫ですが、その中に日本語表示がある場合は、全て英語に変更することと、足りないものは追加が必要になります。
1、発行した日付、2、残高証明を英語で書くこと3、銀行名(英語表記)4、名前(英語表記)5、直近の残高証明金額(英語表記)6タイバーツ への換金金額(英語表記)
などです。全て日本語から英語に変換するのが望ましいです。
不自然でない形で、残高証明を英文に直すことが出来、尚且つその他必要な情報も入れることが出来ましたら、受理して貰えると思います。
ただ今後どうなるか分かりませんし、変わるかもしれないので現段階の情報としてお役に立てればと思います。
私の他にも、受理して貰えない方が多かった印象でした。
尚今回は航空券の確認はありませんでした。
月曜日は、ツアーの方が多く大変混みます。
朝9時半に着き並びまして、終わったのは午後1時半頃です。
全部で約200名ほどで、時間までに並んだ人は中に入れてもらえましたが約4時間かかりました。
暑さで倒れてしまうおじいさんも居ましたし、、正直過酷でした。
やっと順番が回って来たのもつかの間、残高証明の書類が日本語の為、すぐにダメだと突き返されました。。
その日のうちに変更できる時間はありませんでしたので、帰ってから、手直し、火曜日にトライ。
火曜日朝10時半で並んでいる人は誰もおりませんでした。もらった番号も30番台。とても人が少ない印象です。月曜日に書類の不備(ほとんどが残高証明書の内容不備のようです)で返された人たちが何人も居りました。
月曜日はツアーが多いので、避けたほうが良いかもしれません。
サワンナケート は現在このような状況でした。
ただ、決して取りにくいという印象は無く、書類は完璧である必要がありますが、自分で英語に書類を書き換えて良いので、書類さえ作ることが出来れば、難しくは無いと思いました。
ただ、銀行から発行されたものを持って来ているという程が必要なので、あまりにも自作っぽかったら断られるかもしれませんが…。ただ職員の方に、英語に直して来いと言われたので、タイの領事館の方で読めれば良いということだと思います。そして正式な書類と同じように扱うので、手書きは絶対にダメということでした。
明日になれば、また内容が変わっているかもしれませんので…。なんですが。。
現段階ではこのような変化がありました。参考になれば幸いです。それでは失礼いたします。
まずは有益な情報をこんなにも詳細に文面にし送ってきてくださった「みーさん」、その利他的なご親切に心より感謝いたします。
概要
さて上の文面だけで十分分かりやすいのでほぼ何も書き足す必要がないのですが、一応「まとめ」的なものを記したいと思います。
まとめると…
・口座残高のページをそのままプリントアウトして持って行くと受理してもらえない可能性がある。(名前記載が必須?)
・日本語表記も受理されない。英語表記に直しておかなければならない。(おそらくタイ語表記でもOK?)
・自分で英語表記に直すのはOK、しかし手書きはNG。Wordなど電子的な方法で種類化する必要がある。
・不自然でない形で残高証明を英文に直すことが出来、尚且つその他必要な情報も入れることが出来きたら受理して貰える可能性が高い。
fa-bell現在サワンナケートで必要とされる可能性の高い銀行ステートメント関連情報は以下の6点。
1、発行した日付、2、残高証明を英語で書くこと3、銀行名(英語表記)4、名前(英語表記)5、直近の残高証明金額(英語表記)6タイバーツ への換金金額(英語表記)
fa-bell必要書類の中に「航空券の確認」は無かった。
fa-bell現在サワンナケートでのビザ取得は難しいという感じではないが、かなりの人が「残高証明書の内容不備」で足止めを喰らっている。
fa-bell月曜日がツアー客などで超混雑している。
どうやら大切なキーワードが3つほどありそうです。「英語表記」と「手書きNG」そして「名前記載必須」ですね。
どうやら銀行ステートメント(残高照会)を用意するにあたって今まで以上の準備が必要となりそうです。
これまではスマホの口座照会場面をそのままプリントアウトして行ってもビザは取れていましたが、どうやら現段階でそれは難しくなっていそうですね。
まとめ
送ってくださったメッセージの終盤にも書かれていますが、タイではこうした公的な書類申請に必要なものも日や人によってころころと変わることがあり得ます。
日本で生活していると考えられないようなことですが、まぁここタイでは残念なことにあり得てしまうんですよねぇ。
近々ラオス・サワンナケートでビザ申請を考えていらっしゃる方はこの記事を参考にしていただければと思います。
「みーさん」貴重な情報を提供してくださり、本当にありがとうございました!
「つい最近こんな経験をした」「こんな変更点があった」という話題をお持ちの方がいらっしゃいましたら、ぜひお問い合わせフォームから教えていただけるなら嬉しいです。
事実確認の後、こうして記事にて情報をシェアさせていただくかもしれません。