タイにはたくさんの絶景ポイントが存在します。タイ南部に行けば透き通るような海を見ることができるでしょうし、ピピ島などは映画「ザ・ビーチ」の舞台となったことで有名です。
バンコクなら「バンヤンツリーバンコク」ホテルの地上61階にある「ヴァーディゴ&ムーンバー:VERTIGO AND MOON BAR」は360度のパノラマビューでよく知られています。
http://www.banyantree.com/en/ap-thailand-bangkok/vertigo-and-moon-bar
そういうまさに「絶景!」というのも良いのですが、誰も知らないような田舎の町で急にキレイな景色に出くわすのも感動的だと思われないでしょうか?
今回のタイラボではなんだか心に響く田舎の雄大な田園風景を見られる超マイナーポイントをご紹介したいと思います。
おそらくこれまで誰一人としてこの風景をインターネット上で紹介したことはないかと思われますよ!
超マイナーだけど絶景ポイント!ウタラディット県の田園風景が素敵すぎる!
ウタラディット県
その絶景ポイントがあるのはタイ北部にある「อุตรดิตถ์:ウタラディット」という県です。
「ウッタラディット」と呼ばれることもありますが、この記事ではグーグルマップの表記に従ってウタラディットとします。
詳しい情報はWikipediaをご覧ください。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ムアンウッタラディット郡
絶景ポイントは田園風景
ウタラディットと言えばフルーツの王様ドリアンの産地としても知られています。他にも有名な滝やダムがあるようですね。
しかしいつもニッチな記事を心がけているタイラボ、そのあたりは総スルーです。
今回オススメしたいウタラディットのナイスビューポイントがあるのはこちら。
どこ?って感じですよね。Googleマップでもストリートビューが表示されません。疑う余地のない超絶マイナーポイントです。
この田舎の道を通っているとだんだんと視界が開け綺麗な田園風景が見えてきます。
こんな感じの風景です。
最後の写真は光の露出が少しミスって全体的にまぶしい感じの写真になっているのですが、半径数キロに渡っての田園風景はまさに圧巻です。
すごく雄大な景色で個人的にはどこか北海道の風景に似ているように感じました。
農作業をしている人や水牛がいたりなんかしてとてものどかで見る人の気持ちを穏やかにしてくれる景色でした。
稲刈りの少し前の季節(10−11月)ぐらいだと辺り一面が金色の絨毯になっているかもしれませんね。
今の時期は日本の春のような気候で田んぼを流れてくる風がとても心地よかったです。
所々に見える農作業用の東屋がまた良い味を出しており、よく整備されている小さな農道がのどかな雰囲気を壊さないちょうど良いアシストをしています。
道に沿って植えられているユーカリの木もどこか整然とした雰囲気を作り出しているようにも思えました。
これといって何か特別なものがあるわけではないのですがそれぞれの小さなポイントが絶妙にマッチしてよくあるタイの田園風景を絶景へと変えていたような気がします。
まとめ
いかがだったでしょうか。
その場にいた私はその雄大な景色にとても感動したのですが、写真だと十分に伝わるかどうか微妙ですね。とにかく私は車から降りて写真を撮りたくなるような絶景だと感じました。
もしみなさんがウタラディット県に立ち寄る機会がありましたら騙されたと思って一度見に行って見てくださいね。
農耕民族の日本人ならきっと心に染み入る絶景だと思います。オススメは今の時期か10−11月頃です。
《この記事での使用カメラ》 Olympus「OM-D E-M5」