【保存版】初めてのタイ旅行 基本情報まとめ ビザ、滞在費用、おすすめホテル、必需品など

日本人にとても人気の「タイ」。毎年大勢の日本人観光客がタイへ旅行に来ています。

タイが気に入って毎年のように観光に来ている人も多いでしょう。それほど日本人にとって手軽で魅力的な海外観光地となっています。

しかし中には「まだ海外旅行に行ったことがない」「今度初めてタイに行く」という方もいっらしゃることでしょう。

日本とタイ、同じアジア諸国の一部ですが言語も文化も大きく違いますので初めての来タイとなるといろんな心配や不安があるのも当然のことです。

やはりそこは「タイ文化、タイ語、タイ生活情報 特化ブログ タイラボ」としてカバーしておきたいところ。

今回のタイラボでは初めてタイに訪れる人が心配したり不安に思ったりする点をまとめていきたいと思います。

この記事さえ押さえておけばタイ旅行はバッチリ!というボリュームですのでぜひチェックしてみて下さい。

興味のある情報までひとっ飛び!目次を使ってくださいね↓

初めてのタイ旅行 基本情報まとめ ビザ、滞在費用、おすすめホテル、必需品など

ビザ関連情報

日本にいるとあまり気にしないかもしれませんが外国に出ると嫌でも考えなければいけないのが「VISA:ビザ」に関する事柄です。

ビザつまり政府発行の滞在許可証によって旅行者はその国に留まることができます。

現在タイに滞在するにはどのようなビザが必要でしょうか?いくつか種類があります。

仕事でタイに来る人であれば「就労ビザ」つまりワークパミットが必要です。

タイにある学校に通って言語などを学ぶなら「学生ビザ」を取得します。50歳以上の人でタイ国内に80万バーツ以上の貯金がある人なら「リタイアメントビザ」を申請することができます。

これらのビザを取得するなら長期間タイに滞在することができます。それぞれのビザに関する詳しい情報はまたいつかのタイラボでまとめたいと思います。

しかし今回の記事は「初めてのタイ旅行」に関する基本情報ですので、関係してくるのは「観光ビザ(ツーリストビザ)」でしょう。

 

ではタイの観光ビザとは一体どのようなものでしょうか?在京タイ大使館の公式ホームページに次のような説明がなされていました。

  • 観光ビザの有効期間 シングルエントリー:3カ月間

            マルチプルエントリー:6カ月間

  • 観光ビザ申請料 シングルエントリー 4,500円 (2017年3月1日から2017年8月31日の間、21の国籍と地域の方はビザ申請料免除となります。詳細は、お知らせを参照して下さい。) /   マルチプルエントリー 22,000円
  • 1回の入国での滞在可能日数は60日以内。そしてタイ入国管理事務所において延長許可申請ができる。
  • 日本国籍以外の申請者で以下の国籍の旅券所持者は永住、定住、日本人配偶者等、特定の日本での在留資格を持っていない限り全てのカテゴリーのビザを東京タイ王国大使館で申請できない。

    ※http://www.thaiembassy.jp/rte1/index.php?option=com_content&view=article&id=1514&Itemid=333より抜粋

現在タイ政府が発行している観光ビザは「シングル」と「マルチプル」の二種類です。現時点で単なる旅行者が6ヶ月滞在可能なマルチプルを取得するのは難しいと言われているので「シングル」一択となるでしょう。

ですので「観光ビザのシングルエントリー」がタイへ来る旅行者が取るべきビザとなります

 

上記の大使館からの情報にもあるように、シングルビザでタイに滞在可能日数は3ヶ月(90日)です。しかしここで注意していただきたい点が一つ。

この3ヶ月という滞在可能日数は何もせずにぶっ続けでタイに90日居られるというわけではないということです

どういうことでしょうか?答えが3つめの黒丸に記載されています。

そこには「1回の入国での滞在可能日数は60日以内。そしてタイ入国管理事務所において延長許可申請ができる。」とあります。

もっと噛み砕いて説明しますと、これはシングル観光ビザを持ってタイに入国した日から60日以内に「タイ入国管理事務所」、つまり「イミグレーション」に出向き、追加で1900バーツを払って滞在延長手続きをしなければならないということです。この手順を踏んで初めてタイに3ヶ月(90日)滞在できるということなんです。

 

ですのでもしこの延長手続きをしなかった場合、タイに入国した日から60日を過ぎた時点でオーバーステイとなり一日につき500バーツの罰則金を支払わなければなりません。

もし仮に残り30日をオーバーステイしたらいくら罰則金を支払うことになるんでしょうか?

500×30=15,000バーツ(約5万円!!)

これはかなり手痛い出費になりますね。是非ともシングル観光ビザに関して先ほど説明した点を覚えておくことにしましょう。

 

分かりやすくまとめると次のような仕組みです。

タイ入国日(シングル観光ビザ効力スタート)

60日以内(入国日を含んで)にイミグレーションで滞在延長手続き(1,900バーツ支払う)

+30日滞在延長(タイ入国日から数えて合計90日滞在可能)

 

悪質なオーバーステイには次のような厳しい罰則も与えられますのでしっかりと念頭に置いておきましょう。

仏暦2558年(西暦2015年)11月27日付タイ内務大臣政令により、一部外国人の王国入国不許可を仏暦2559年(西暦2016年)3月20日から実行する。

在タイの外国人に影響を及ぼすので、ここにて公示する。滞在許可期間を経過した外国人に対し、以下の通りの条件と期間に基づいて王国入国の不許可を定める。

1. 出頭した外国人の場合

1.1 滞在許可最終日より数えて90日を超えて滞在した外国人は、王国出国後1年間は入国不可

1.2 滞在許可最終日より数えて1年を超えて滞在した外国人は、王国出国後3年間は入国不可

1.3 滞在許可最終日より数えて3年を超えて滞在した外国人は、王国出国後5年間は入国不可

1.4 滞在許可最終日より数えて5年を超えて滞在した外国人は、王国出国後10年間は入国不可

2. 逮捕された外国人の場合

2.1 滞在許可最終日より数えて1年を超えない滞在をした外国人は、王国出国後5年間は入国不可

2.2 滞在許可最終日より数えて1年を超えて滞在した外国人は、王国出国後10年間は入国不可

 

さて、かなり重々しい感じでビザに関する注意事項を述べておいてなんですが、現在タイでは30日(29泊30日)を超えないならビザ無し(ノービザ)での滞在が許可されています。

つまり普通の旅行者であればビザを購入せずとも上記の日数なら無料でタイに滞在できるということなんですね。

もしタイ滞在が30日以上なら観光ビザを日本から取得して来るか、一度タイに入国した後ラオスなど近隣国のタイ大使館 or 領事館で観光ビザの申請を行う必要があります。

 

ラオスのビエンチャンでのビザ申請はこちらの記事を参考にしてください。

 

できるだけビザに関する出費を抑えてタイに滞在する「裏ワザ的」なことについても触れておきましょう。

現在タイ政府は公式に年2回までのノービザ出入国を認めています。

これは「ビザラン」と呼ばれる方法でタイ無料滞在期間を格安で延長できる裏ワザ的方法です。(長期滞在者にとっては常識ですが…)その方法は以下の通りです。

無料滞在期間30日が終了する直前に近隣国へ出国(空路 or 陸路)

再度タイに入国(その日のうちの再入国も可能ですが、一泊かそれ以上 近隣国に宿泊してからのタイ再入国の方がよりリスクが少ないと思われます)

無料滞在期間30日がリセット!!

このビザランも年2回までは法律にも則った正規の手法ですので堂々として行えば良いのですが、時おり国境の係員の気分次第でタイ入国を拒否されるような事例もあるらしいので全くリスクが無いというわけではありません。

 

しかし私も過去に何度もビザランを繰り返してきましたが入国拒否されたことは一度もありませんし、もしされたとしても少しその辺りをブラブラしてから別の係員のところに並び直せばすんなり通ったりするものです。何事も経験、逆境を楽しみましょう。

この方法を使って上手くいくなら計算上は1年に約60日タイにノービザで滞在することができます。

もし飛行機のフライトが迫っていたり大切な用事が控えていたりと、しっかりとしたスケジュール通り事を運ばないといけないならあまり冒険せず無難に観光ビザを取得した方が良いかもしれませんね。

 

 

タイ旅行 滞在費用はどれくらい必要?

これも初めてのタイ旅行なら気になるところでしょう。

タイ滞在中に何をするかでも大きく変わってきますので一概には言えないのですが、タイ滞在費用の計算に役立つかもしれないタイの基本的な物の価格をざっくりとまとめてみたいと思います。

食事編
  • 町の食堂での一食:40−60バーツ
  • レストランなどでの一品料理:80−150バーツ
  • ビール(600ml瓶):50−80バーツ
  • ビュッフェ形式のレストラン(一人):150−400バーツ
  • 日本食ファミレス1食あたり:150−300バーツ
  • KFC ケンタッキー(バーレル):300バーツ
  • 地鶏丸焼き:120−150バーツ
  • ミネラルウォーター:7−10バーツ
  • コカコーラ:10−12バーツ
  • カットフルーツ(一袋):20バーツ

 

交通編
  • タクシー(初乗り):35バーツ〜
  • 路線バスエアコンなし):10バーツ〜
  • 路線バス(エアコン付き):15バーツ〜
  • MRT(地下鉄):15バーツ〜
  • MRT(スカイトレイン):15バーツ〜
  • エアポートリンク:15バーツ〜
  • トゥクトゥク:30バーツ〜(要交渉)
  • バイクタクシー:15バーツ〜

(もちろん距離に応じて値段が増えていきます)

他にもタイマッサージなら1時間/150-300バーツ、携帯電話プリペード式SIMカードなら50−100バーツほどで売られています。

電化製品やガソリンの価格は日本とさほど変わらないと考えてもらって良いでしょう。

レンタルバイクなら1日/200バーツ、レンタカーは1日/600バーツぐらいが目安だと思います。

 

こちらの記事も参考にしてください↓

この記事を書いている2017年5月現在では1バーツ=3.2円となっています。観光地の料金やホテルなどはピンキリですのでここで紹介しきれないと思います。

 

タイでもプーケットなどの観光地は格別に物価が高くなっていますし、逆にイサーン(タイ東北地方)などの田舎ならバンコクよりずっと安い価格帯のものを色々見つけることができるでしょう。

こればっかりはどこで何をするかで大きく変わってきますので、もし滞在費用を前もって知りたいなら事前の良い計画が大切になってくると思います。

 

↓次ページ・「バンコクおすすめホテル、滞在地域情報」

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