※この記事は2017年に作成されたものに最新の情報を付け加え更新されたものです。
日本の皆さんが持つ共通意識として「タイ=常夏の国」というものがあるかもしれません。確かに日本ほど四季がハッキリしておらず比較的暑い季節が多いので「常夏の国」というフレーズはタイに相応しいかもしれません。
でも実はタイにもけっこう涼しくなる季節があるんです。例えば11月~2月ぐらいはタイの「冬」と言われる時期で気温もぐっと下がり朝晩はかなり冷え込みます。
場所によっては気温が10℃を下回るところもある程です。ですのでその時期には意外と風邪を引く人も多く、防寒具や体を温める物の必要性を感じることもあります。
しかし今回のタイラボでは、そうしたタイの移り変わる気候の中でも一年中を通して常に気を付けなければいけない一つの大切な要素を強調したいと思います。
それは「紫外線(UV)対策」です。
【日本から持って行くといいものシリーズ】タイの日差しは日本の2倍強い!?完全遮光100%の日傘はタイ旅行の必需品!
タイの紫外線レベルはどれぐらい?
実際にタイは日本と比べてどれほど紫外線が強いのでしょうか?
みなさんは「UVインデックス(UV指数)」 という言葉を聞いたことがおありでしょうか?
「UV指数」とは紫外線が人体に及ぼす影響の度合いを分かりやすく示す為に、世界保健機関(WHO)が活用している紫外線の強さを指標化した数値のことです。
気象庁のデータでは、その数値が日本の7月8月で6~8に対し、なんとタイでは年平均で10~12にもなるようです。
次の画像もご覧ください。
私の携帯電話にUV指数を表示するアプリが入っていましたのでバンコクの数値を見てみました。
この計測値の出た日のバンコクの気候は「晴れ/最低気温23℃/最高気温33℃」となっていました。
注目すべきはUV指数が「6」で「紫外線対策をしていない場合高い危険性がある」レベルであるという点です。
私が住んでいるイサーン地方のUV指数も見てみました。
こちらはバンコクより高いUV指数「7」となっています。同じく「紫外線対策をしていない場合高い危険性がある」レベルですね。
ただ興味深いことに、私の住んでいる県の気候はその日「晴れ/最低気温15℃/最高気温29℃」となっておりバンコクよりかなり涼しい気候となっていました。
それでもUV指数はこちらのほうが高いことを考えると紫外線が必ずしも気温に比例していないことが分かりますね。
実際バンコクに行ったことがある方なら想像がつくかもしれませんが、バンコクの都市部は排気ガスやスモッグで曇っていることが多々あります。そうした要素も関係しているのかもしれません。
季節を変えて別の日に計測したUV指数も見てみましょう。タイの夏と言われる5月に計測したものです。
UV指数 11極度!!
「紫外線対策をしていない場合、極度の危険性があります。皮膚と目が数分で日焼けする恐れがるため、必要なあらゆる対策をしてください。」
下の警告文もなかなか鬼気迫るものがありますね。
タイの夏の時期である3月から5月にかけては日中このレベルのUV指数がずっと続くと考えていてもらっても良いかと思います。単純に考えて日本の夏のおよそ 2倍近く 危険だということになりますね。
いずれにせよ世界保健機関(WHO)の言うとおり、タイは年間を通して高いUV指数を示しており、かなりきつい紫外線が降り注いでいることが分かります。
「日本よりタイに居る方が3年早く老化する」という話を聞いたことがありますが、あながち間違っていないかもしれませんね。
さてこの記事の本題へ入りましょう。
日傘=タイ旅行必需品!!
じゃぁどうやって紫外線対策をするかってことですが、いろいろある方法の中でも私が特に大切だと思うのは「日本から高クオリティの日傘を用意してくる」ことだと思います。なぜでしょうか?
答えは簡単。なぜならタイでは高遮光、高遮熱の日傘がなかなか手に入りにくいからです。
その他の日焼け止めクリームやサングラスは意外とどこでも売っているんですけど、日傘に関しては日本のほうが値段も質も良いものが手に入りやすいと思います。
あとこれは個人的な意見ですがタイで売っている傘はすぐに壊れる印象もあります。
ですのでタイラボでは日本からタイへの長期渡航を考えている方に(特に女性の方は!)「日本からちょっとイイ日傘を用意してくる」ことを強くお勧めします!
「日傘=タイ旅行必需品」と考えてもらっても良いかと思います。
タイラボがおすすめする日傘はこれ!
兵庫県の芦屋市発祥のブランドで「完全遮光100%」をキャッチフレーズとした商品を展開しています。
「芦屋」と言えば「高級住宅街」というイメージが浮かびますが、そんな「芦屋マダム」達を満足させた商品クオリティには期待せざるを得ません。
様々なカラーやデザインで展開されておりその落ち着いたルックスも人気の理由となっているようです。
日本製の生地は非常にしっかりしており「完全遮光100%」に相応しいものとなっているようですね。
抜群の遮熱効果によってまるで木陰にいるような涼しさを体感できるようです。実際私も100%遮光のちょっとイイ日傘を使ってみたことがあるのですが、やはり影の濃さが違います。
「涼しい」だけでなく「眩しくない」とも感じました。紫外線の他に赤外線や可視光線もカットされている証拠かもしれません。
肌だけでなく目も日焼けする事があるようですのでポイント高いですね。身体の疲れ具合も大きく変わってくることでしょう。
この【Rose Blanc】ロサブラン という会社、その他にも多くの「完全遮光100%」商品を取り扱っています。
こちらなど男性用にも良さそうですね。 長期的な目でみると決して高くない買い物だと思います。
タイの日差しは思った以上に厳しいのでぜひ日本で良い準備、対策をして来てくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。 紫外線の影響はすぐに出ない分、そのケアの大切さは見落としがちになります。
皮膚がん予防、または10年後のお肌の為に今から気を配っておきたいですね。
そのための先行投資と思えばちょっと良い傘を買っておくのは決して無駄な買い物ではないと思います。
今回の記事は特に女性に当てはめて書きましたが、もちろん男性も紫外線対策するに越したことはありませんのでぜひ参考になさって下さいね。
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