
5月1日より全国の市町村(一部除く)で新型コロナ対応の特別定額給付金の申請ができるようになりました。
現在私は日本と行き来する生活を繰り返しながらタイに在住してるのですが、日本に住所はありますし税金などもすべて日本で納めていますので、ありがたいことに今回は給付を受けられる対象となっています。
ということでさっそく申請をしてみましたので、その手順と必要なものや書類、環境を踏まえて、画像付きで詳細にご紹介していきたいと思います。
【画像と動画で詳細説明】海外から特別給付金をオンライン申請する手順と必要なもの
必要なもの、書類、環境
今回私が使うののオンライン申請です。よって以下のものが必要になってきました。
- マインナンバーカード
- カードリーダー
- 振込口座を証明する写真
この3つがあれば海外に居てもオンラインで給付金申請ができます。
もう少し詳しく言うと、「マイナンバーカード」に設定されている利用者証明用パスワード(4桁)と署名用電子証明書用暗証番号(6桁~)を事前に確認しておく必要があります。
これらのパスワードは複数回入力をミスするとロックが掛かってしまい、そうなるとカードを発行した役場などに直接出向いて解除してもらう以外に方法が無くなります。
これは海外在住者としては「申請自体が出来なくなってしまう」ことを意味するので、特に気を付けなければなりません。
またカードリーダーもどれでも良いわけではなく、「マイナンバーカード対応」のものを用意する必要があります。
ただスマホでもマイナンバーカード読み取り対応しているものが増えていますので、ご自分がお持ちの機種が対応しているかをチェックしておくと良いでしょう。
対応スマホ一覧表↓
https://www2.jpki.go.jp/prepare/pdf/nfclist.pdf
iPhoneなら「7以降」は対応機種のようです。
またお使いのインターネットブラウザによっても多少違いが出てきますので、その際には各種ブラウザ内で表示される指示に従ってください。
私の場合は「chrome」を使っていましたが「マイナポータルAP」というプラグインの導入が必要でした。
動作環境チェックページ:https://app.oss.myna.go.jp/Application/environmentCheck/initStatic
オンライン申請手順
申請方法の概要をまとめた4分弱の短い動画を作りましたので、まずはこちらをご覧になり準備をなさってください。
必要なものと環境が揃っていることを確認したなら、さっそく申請していきましょう。
まずはマイナポータル:特定給付金オンライン申請ページへアクセスします。
https://myna.go.jp/SCK0101_01_001/SCK0101_01_001_InitDiscsys.form
「申請はこちら」ボタンを押し次のページへ進みます。
すると「郵便番号、県、市町村」を選択するページが表示されますので、各項目を入力していきます。
オンライン申請に対応している市町村一覧表:https://img.myna.go.jp/pdf/kyuhu/kyuhu-online.pdf
そうするとその地域でマイナポータルで手続き申請のできるカテゴリーが表示されるので、「特別定額給付金」にチェックを入れ次に進みます。
もう一度確認されますのでチェックを入れ、「申請する」ボタンを押し次に進みます。
マイナンバーカードを使ってのオンライン申請に必要な環境、情報の確認がとられます。
Step1~4まで問題がなければチェックを入れて先に進みましょう。
その後、通知用のメールアドレス、電話番号を入力するページを経て、住所氏名など個人情報を入力する場面へと移ります。
この時点でマイナンバーカードの読み取りをすれば、カードに登録されている情報が反映されるので便利です。
「全角入力」「半角数字入力」が求められる箇所がありますので、指示をよく読んで注意深く入力していきましょう。入力を確認して次へ進みます。
続くページでは先ほど入力した情報に加え「給付金申請者の名前」と「振込先口座情報」を入力していきます。とても大切なページなので慎重に行いましょう。
「給付対象者」となるのは「世帯主と同一世帯の者に限る」とあります。私の場合は夫婦のみなので、ここには奥さんの名前を入力していきます。
振込先銀行口座の欄も正確に入力していきましょう。ゆうちょが対応しているのは嬉しいですね。
入力情報を確認し次のページへ進むと、これまで入力された情報が一覧として表示され最終確認する流れとなります。
このページで初めて世帯としての給付金合計がいくらなのかが表示されます。
夫婦で「20万円」。本当にありがたいことです。
情報に間違いがないかを確認し次のページへ進みましょう。続いて「添付書類の確認」となります。
詳細に言うと「振込先口座が本人のものかを確認する書類をアップロードする」ページです。
振込先口座の確認書類として、申請者名義の通帳やキャッシュカード、インターネットバンキングの画面などの写し又は画像(口座番号、カナ氏名などが分かるもの)をアップロードします。
私は日本のキャッシュカードを持ってきていたのでその写真と、その同じ口座をネットバンク化していたので口座ページのスクショを送ることにしました。
ここまで来ればあと少しです。続くページでアップロードする確認書類に電子署名を付ければ申請手続き完了です。
5回入力を間違えるとロックされてしまい、取り返しがつかなくなるので気を付けて入力しましょう。
マイナンバーを使って何度か各種申請をしたことがありますが、いつもこの暗証番号入力でドキドキします。
無事に電子署名が完了すれば、後は送信して終了です。
最終確認ページで控えをダウンロードするのを忘れないようにしましょう。お疲れさまでした。
まとめ
さぁ、これでいつ振り込まれるのかが楽しみになってきました。
この給付金を使って少し経済が回るのをに貢献できればと思っています。
この記事がタイを含む海外在住者の皆さんのお役に立てれば幸いです。