日本で運送会社を使ってものを受け送りする機会は意外と多いかもしれません。
ここ数十年でネットを介して商品を注文し自宅で受け取るという方法がかなりスタンダードになってきましたので、老若男女とわず運送会社の利用頻度は上がっていることでしょう。
同時に運送会社の提供するサービスに対する要求も高まってくるかもしれません。
「迅速、安全、リーズナブル」このあたりは日本の運送会社に基本的に求められているポイントです。
確かにタイはいろんな面でのインフラが日本ほど整っているわけではありません。
でもここ数年でかなり良いレベルの運送会社が出てきており、ある一つの会社がタイの運送業界を席巻している様子が伺えます。
今日の記事ではタイの運送会社「KERRY:ケリー」についてまとめておきたいと思います。
タイの運送会社「KERRY」は迅速かつ格安!!荷物追跡サービスの使い方は?
「KERRY:ケリー」って?
オレンジ色を基調とした看板が目印で現在タイ全土で1,500以上の支店を持つ巨大運送会社です。
タイ以外にもカンボジアやベトナム、マレーシア、香港、台湾などでもサービスを展開しているようです。詳しくはこちらの公式サイトをご覧ください。
配送センターのような大きな支店もあれば、荷物受けつけのみを行っているような小さな支店もあります。
最近ではこの小さな支店が急激に増えているような気がします。
お店の中に入るとこんな感じ。
荷物を持ち込みカウンターでサイズを測って配送手続きを行います。
実際に荷物を友人に送ってみましたのでその手順をご紹介しましょう。
荷物の送り方
この「KERRY」では梱包用の箱を購入することもできます。もちろん自宅にある箱や袋に梱包しての持ち込みも可能です。
販売されているのは以下の画像にある6つのサイズ。
一番大きな箱でも一つ30バーツ(約100円)なのでリーズナブルでいいですね。
今回私は20バーツサイズの箱を購入しました。梱包まですべてやってくれます。
店頭に行くと送り状が置かれていますので記入します。タイ語が読めない場合は以下のフォームに従って記入してください。
記入し終わった送り状をスタッフに渡すと梱包された荷物に張り付けてくれます。ですから読みやすいきれいな字で書く必要がありますね。
荷物のサイズ、重量を計って料金を支払います。料金表は以下の通り。
今回は「Mサイズ」のボックスをノンブアランプー県からチョンブリー県に送りました。
10kgを超えない範囲ならたった115バーツ(約350円)で送ることができます。しかも2日で届くという迅速配送。(休日を除く)
支払いを終えるとレシートを切ってくれますのできちんと受け取りましょう。後ほど荷物追跡サービスを使う際に使用する「荷物個別ナンバー」が記載されています。
荷物追跡サービスの使い方
受け取ったレシートにある荷物個別ナンバーを確認して下さい。レシートの上部、差出人の名前の下にある13桁(おそらく)の数字がそうです。
複数個送った場合は1から番号が振られてそれぞれ個別ナンバーが割り当てられています。
その番号を「KERRY」公式サイトのトップページにある「Track & Trace」というタブに打ち込みます。
するとそれぞれの荷物の配送状況を確認することができます。
2018/10/05(金)に出した荷物が休日の日曜日を挟んで本日10/08(月)に無事配送先に届いたことが分かります。ちゃんと2営業日で届いていますね。
お店のスタッフの対応や料金&配送システムを見て、日本の運送会社の提供するサービスとそう遠くないと感じました。実際料金はこちらがかなり格安です。
以前記事を書いたことのあるタイの郵便局も使い勝手は悪くないですが、EMS(速達)にしないと普通配送ではかなり時間がかかるんですよね。
その点「タイ全国どこでも2日以内にお届け」を売り文句にしているこの「KERRY」はかなり使えると思います。
まとめ
いかがだったでしょうか。
タイの運送会社「KERRY」の利用手順と荷物追跡サービスの使い方をご紹介しました。
タイのAmazonと呼ばれている「LAZADA:ラザダ」の提携運送会社にもなっているようですね。さしずめ「タイのクロネコヤマト」といったところでしょうか。
とても使い勝手がよく、サービスも十分満足できるレベルだと思います。
タイ国内で荷物を送りたい場合にぜひご利用なさってみてください。