もはや生活に欠かせないものの一つになっている「インターネット」ですが、海外で生活するとなるとその重要度はさらに増します。
今やネットさえあれば世界中ボーダーレスで繋がることができる時代になりました。世界のどこに居ても遠く離れた家族と無料で簡単に顔を見ながら話すことができます。
今回のタイラボでは、容量を気にせずたっぷり使える「家に引く固定タイプのインターネット」についてご紹介したいと思います。
タイには幾つかのインターネットプロバイダー会社があるのですが、今日は特によく見る 大手4社 をピックアップし、その料金を比較していきましょう。
タイの家にインターネットを引こう!大手プロバイダー4社の料金比較(2018年度版)おすすめプロバイダーはどこ?
TOT(ティーオーティー)
タイで古くからある電話会社です。日本で言うところの「NTT」のようなポジションかもしれません。
TOTの固定インターネットの料金表はコチラ
日本語に直すと以下のような価格設定です。
回線速度 |
月額料金 (バーツ) |
30/15Mbps | 590 |
50/20Mbps | 700 |
100/20Mbps | 800 |
150/30Mbps | 990 |
200/80Mbps | 1200 |
IPテレビがセットになったプランは以下の通りとなっています。
工事費や各月の維持管理費が無料となっていますが、ルーターは自費購入になるようですね。
私もタイに来たばかりの時にこの「TOT」を使ったことがあるのですが、天候不良や時間帯で回線が止まることが多かったような気がします。
もちろん今では補強され改善されているとは思いますが‥
3BB(サームビービー)
3BBの現在提供しているサービスがこちら。
日本語に直すと以下のような価格設定です。
回線速度 (下り/登り) |
月額料金 (バーツ) |
100/30Mbps | 700 |
150/50Mbps | 900 |
200/100Mbps | 1200 |
去年までは各種プランに特典として無料クラウドサービス(ネット上に写真などのデータを保存しいつでも引き出せるサービス)が付いていたのですが、現時点では無くなっているようです。
申し込んだその日に1か月分の料金を支払い、2200バーツのルーターを購入する必要があります。その後無料の取り付け工事がなされるようです。
CAT(キャット)
最近よく聞く通信会社です。現時点で提供しているサービスがこちらに掲載されています。
http://catinternet.com/upload/docdownload/service-rate-c-internet.pdf
日本語に直すと以下のような価格設定です。(家に引くタイプのみです。ビジネス用回線は上記URL先をご覧ください。)
回線速度 (下り/登り) |
月額料金 (バーツ) |
20/10Mbps | 590 |
30/10Mbps | 690 |
50/20Mbps | 790 |
100/20Mbps | 990 |
まぁ、何というか、あまり紹介する気の起こらない価格表ですね。
初期費用や工事費も必要なようですし、他のプロバイダーと比べるとこの「CAT」は、回線速度のわりにずいぶん高い値段設定だと感じてしまいます。
携帯電話サービスの分野では結構有名な会社なのですが、インターネットに関してはまだまだこれからといった感じなのかもしれません。
TRUE (トゥルー)
最後にご紹介するのは「TRUE」というプロバイダーです。各プランの料金はコチラのURL先をご覧ください。
http://trueonline.truecorp.co.th/package
固定インターネットの各種プランは以下の通りです。
回線速度 (下り/登り) |
月額料金 (バーツ) |
特典 |
30/10Mbps | 599 | なし |
50/20Mbps | 799 | 97chある TVサービス付き |
100/30Mbps | 1099 | |
200/50Mbps | 1399 | |
300/70Mbps | 1999 |
なんと!初期工事費、ルーターなどすべて無料です。(正確にはルーターは無料レンタルなので最後に返却する必要があると思われます)
しかし業者の人がルーターとケーブル設置工事に来てくれた時に最初の費用として650バーツを支払う必要があります。
地域によって違うかもしれませんが、先日友人のお手伝いでインターネット契約に行ったのですが最初の6か月間だけ月額使用料が半額になるというキャンペーンをしていました。かなりお得ですね!
月額799バーツ以上のプランだと無料で使える公衆WiFiサービスやモバイルネット、固定電話の無料通話などが付いてくるようです。
またこちらの会社は「TRUE Move H」という名前で携帯電話に関するサービスも行っており、「家のインターネット」と「携帯電話」両方を「TRUE」にしておくと追加サービスをお得な値段で受けられるみたいですね。
総合的に見てサービスが一番充実し料金体制も手ごろなプロバイダー会社だと思います。
言うまでもなくこちらのTRUEがおすすめのプロバイダー会社となります。
申し込み方法
どのプロバイダー会社にも言えることですが、外国人の私たちだけでインターネット契約をするのは難しいでしょう。
おそらく契約申請時に「タイ人の保証人」と、「その人の国民カードの写し」の提示が求められます。大家さんなどに頼むことができるでしょう。
そこさえクリアすればプランを選び知らされた回線工事の日に家で待っておくだけでOKです。
ただごくまれに店舗によっては外国人がパスポートの提出のみで自分名義で契約することができることもあります(いかにもタイっぽいですね)。
つい先日も私の友人が「TRUE」でそれができていました。タイ人の保障人を準備するのが難しい人はそういった理由でもTRUEがおすすめです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
タイで「インターネットを自宅に引く」と聞くとものすごい難関のように感じるかも知れませんが、保証人さえいれば全然難しくありません。
むしろ良いプロバイダー会社選びのほうが難しいかもしれません。この記事を参考にするとすれば今のところTRUE一択ですが‥
この記事でご紹介した情報は2017年12月(2018年度)の最新のものとなっていますが、急遽変更する恐れもありますので、契約時には店頭スタッフに尋ねるかこの記事に書かれたURL先をご確認ください。
では皆さん、タイでの快適なネットライフをお楽しみくださいね!