タイでも大型バイク免許が必要に!変更点やその目的は?

最近タイでよく見かけるようになった風景があります。

それが大型バイクでツーリングを楽しむタイ人たちのグループです

ひと昔前は110㏄前後のバイクぐらいしかあまり見かけませんでしたが、最近では「ハーレー」や「BMW」といった高級大型バイクに乗っているタイ人をよく見かけるようになりました。

そうした変化もあってかこの度、タイ内閣で大型二輪用の免許が新設されることになったようです。

タイでも大型バイク免許が必要に!

情報ソース

情報元はこちらのニュースサイトです。

https://www.thansettakij.com/content/normal_news/446061

 

8月18日に首相官邸のスポークスマンであるTrisulee Traisanakulさんは、内閣会議によって運転免許の申請と発行に関する大臣規則案を承認したことを発表しました。

 

変更点

これまでタイでは二輪免許を取得すると、「二輪」という枠の中では排気量に関係なく乗ることができました。

しかし今回の変更によって「大型(高排気量)二輪、もしくはビッグバイクと呼ばれる種類のものを乗るためのトレーニングと試験が必要」となります。

 

またこの大型免許を取得するには、その前に通常のバイク(上記の記事では「小型バイク」と表記)の運転経験が必要とありました。

ですのでタイですでに通常二輪免許を持っている人はそこからの分離ということになりますが、もしかすると免許を持っていない人は最初から大型免許を取ることはできず、まずは通常二輪免許の取得手順を踏まないといけないのかもしれません。

 

別サイトからの情報ですと、この新規則が当てはまる大型バイクとは排気量が400CC以上とのこと。

内閣の承認から120日以内に「大型バイク免許」が新たに設けられ、同時に免許取得条件となる新たな訓練と試験が必須になるように規則が変更されていくようです。

 

目的

こうした法律の変更目的についても書かれていました。

近年タイでは大型バイクによる悲惨な事故や乱暴運転が増えており、そうした状況の削減&コントロールを目指したもののようです。

また通常排気量バイクと大型で、免許発行条件や違反を犯した場合の罰則なども明確に分けることを目的としています。

まとめ

これまで「サバーイ」でまかり通っていたタイのいろんな分野に変更がかけられていっていますね。

より秩序だって安全が促進されるのは良いことですが、昔から大型バイクを愛用している人からすれば今さらな変更に煩わしさを感じることかもしれません。

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