※2017年11月 記事を加筆修正しました。
もはや私達の日常生活に欠かせない存在となった「コンビニエンス ストア」
タイでも同じことが言えます。多くの人が毎日のようにコンビニを利用し、都会では100メートルも歩けば次の店舗を見つけることができます。
実際タイには日本でも見かける多くのコンビニが参入しており、中でも圧倒的な店舗数を誇るのが「セブンイレブン」です。
「セブン」と言えば、日本では「ナナコカード」を使っている人が多いのではないでしょうか?ややこしい手続きも不要で様々な系列店使える便利な電子マネーです。
実はタイのセブンにも名前こそ違いますが、ほぼナナコカードと同じような使い方ができる電子マネーがあるんです!
この記事では、その「7-Card」というタイの電子マネーの申し込み方法、使い方についてご紹介したいと思います。
タイの「ナナコカード」!?セブンイレブンの電子マネー「7-Card」に申し込む方法
「7-Card」の申し込み方法
申し込み方法は少しタイ語ができればいたって簡単です。
まずセブンの店頭に足を運び、レジで次のように言います。
「อยากจะสมาชิก7-Card:ヤーク ヂャ サマーチック セブンカード」 (セブンカードの会員になりたいです)
そうすると店員がカードの入った箱を出して来てくれるでしょう。
シーズンによって選べるデザインがありリラックマやキティちゃん、LINEのキャラクターなど日本でも馴染みのあるものから選ぶことができます。
ちなみに私が確認した時点(2016年9月)では以下の2つのデザインから選ぶことができました。
好きなデザインを選ぶとパスポートの提示を求められます。
中にある書類にパスポートナンバーなど必要な情報を記載し(おそらく店員が書き込んでくれます。もしそうでなくても簡単な書類なので少しの英語が分かれば自分で書き込むことができると思います)、最初の手数料190バーツ(約600円)を払えばその場でカードを受け取ることができます。
しかしそれですぐに買い物が出来るわけではありません。ナナコカードと同じようにお金をチャージする必要があります。次にその方法を説明しましょう。
「7-Card」のチャージ方法
レジでカードを見せ次のように言います。
「เติมเงิน:ドゥーム ングーン」 (お金を入れる(チャージする))
少し発音の難しいタイ語です。
まず「チャージ」を意味する「ドゥーム」は「イー」と言っているときの口の形で発音する「ウー」の発音です。
「お金」を意味する「ングーン」も同じく「イー」の口の形で発音する「ウー」で、口の形が違うと意味が伝わりません。 最初は難しく感じるかもしれませんが慣れれば自然と使い分けれるようになるでしょう。
さてこのタイ語が店員に伝わると「タオライ?:いくら?」と聞いてきますので、望む金額を支払いましょう。
するとレジの手前にあるカードリーダーにセブンカードを当てるように言われます。
画像ではカードリーダーの上に広告を被せてあるので少し分かりにくいですが、「7-Card」と書いてある下辺り(赤丸で囲んであるところ)にカードを当てると「ピピピッ」と音がしてチャージが完了します。
カード内の残金を調べたいときはカードをこのリーダーにかざすだけで上の液晶に残高が表示される仕組みになっています。便利ですね。
「7-Card」での商品購入方法
こちらは文面にするほどややこしくありません。
購入したい商品を持ってレジに向かい、精算時にカードを見せるだけで店員はセブンカードで支払いをしたいことを理解してくれるでしょう。
後はチャージをする時と一緒で、リーダーにカードをかざせば支払い完了です。受け取るレシートにはカード内残金が記されていますので確認しておきましょう。
「7-Card」のメリット
何よりも支払いがスムーズになることでしょう。携帯電話ケースにカードを入れておけばわざわざ財布を出すことなく買い物ができてしまいます。
また一定の購入金額に応じてポイントが貯まり、そのポイントを現金の代わりとして使うことができます。
調べていないので確実ではありませんが、ポイントと交換できる商品リストなどもあったと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか?
最初に190バーツは掛かりますがその後ずっと使えますし、個人的にはぜひ使ってみてもらいたいなと思うサービスです。
タイのセブンで電子マネーを使ってお買い物、いかにも海外生活上級者っぽくて良いですよね!
※2019年現在、タイ国民IDカードなしでは新規カード作成もお金のチャージもできなくなっています。今後また仕様が変わることがありましたらこちらに追記したいと思います。
7カードで貯まったポイントの使い方と確認方法はこちらの記事をどうぞ!