どんな国でも文化でも「愛情」や「気遣い」を表現する言葉が必ず存在するのではないでしょうか。
一言に「愛情」と言っても「異性間で芽生える愛情」の外にも親子兄弟間での「家族の愛情」もありますし、仲の良い友達との「友情に近い愛情表現」もあるでしょう。
「人を気遣う言葉」となればさらにその種類は多くなります。
いずれにせよそうした表現は良い人間関係を築くのに欠かせない種類の言葉かもしれません。
今日の記事ではタイ語で気遣いや愛情を表現する際に覚えておきたいフレーズを厳選して6つご紹介したいと思います。
タイ語での気遣い&愛情表現 覚えておきたい6つのフレーズ【厳選】
➀ 「ชอบ:チョーp」
まず覚えておきたいのがこちらのフレーズ。
「ชอบ:チョーp:好き」
タイ語を勉強し始めて最初の方に覚える言葉かもしれません。
英語の「Like」に近いニュアンスを持つタイ語で、人や物、考えなどほとんどの事象に使えます。
《 使用例 》
「僕は君の性格も好きだよ」
➁ 「รัก:ラッk」
続いても比較的早い段階で覚えるメジャーどころのタイ語です。
「รัก:ラッk:愛している」
「愛している」、またはしっかり心の込もった「好き」を意味する言葉です。
英語の「Love」に近いニュアンスを持つタイ語で人や物などさまざまな対象に使えますが、あまり軽々しく使うフレーズではないかもしれませんね。
《 使用例 》
「私は父と母を愛しています」
③ 「คิดถึง:キットゥンg」
三つ目のフレーズはとても使いやすいこちらのタイ語。
「คิดถึง:キットゥンg:恋しい」
タイの歌の歌詞の中でも本当によく使われてるフレーズです。
「恋しい」「懐かしい」「想いをはせる」「思い焦がれる」といったニュアンスを持ち広く使える表現です。
愛着を感じているというニュアンスもあれば、その人のことを「気遣っている」「大切に思っている」といったポジティブで幅広い意味を持つ非常に使いやすい言葉です。
《 使用例 》
「いつも君のことを想ってるよ」
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
④ 「น่ารัก:ナーラッk」
続いてはこちらのフレーズ。
「น่ารัก:ナーラッk」
こちらもタイ歌の中でよく出てくるフレーズですね。直訳すると「愛すべき」という意味になります。
日常生活の中では「可愛い」とか「愛らしい」という意味でよく使われていますね。そういった意味では人に対してだけでなく犬や猫などの動物、絵や建物など様々なものに使える言葉です。
雰囲気をつかんで上手に使うならライトな愛情表現としても使えます。女性はもちろん男性にも使えるフレーズです。
《 使用例 》
「あなたは本当に愛すべき可愛らしい人ですね」
⑤ 「เอาใจใส่:アオジャイサイ」
次にご紹介するフレーズは「気遣い」を示す表現です。
「เอาใจใส่:アオジャイサイ」
「気にかけている」「想いに留めている」「心がけている」「意識を向けている」というニュアンスがあり、人に対して使うならその人のことをいつも気遣っている事を伝えられるタイ語フレーズです。
先ほどの「คิดถึง:キットゥンg」に似ていると感じられるかもしrませんが、こちらは愛情というよりは「気遣い」をイメージさせやすい言葉かもしれません。
《 使用例 》
「親はいつも子供のことを気にかけている」
⑥ 「ห่วงใย:フワンgヤイ」
上の「เอาใจใส่:アオジャイサイ」によく似たニュアンスの言葉でもう一つ次のようなフレーズがあります。
「ห่วงใย:フワンgヤイ」
「気にかけている」「想いに留めている」「気遣っている」という意味を持つタイ語ですが、「心配」というニュアンスもほのかに香る言葉です。
「より愛情の伴った気遣い」を示すフレーズと言えるかもしれません。日本語だと「顧(かえり)みる」という表現に訳すこともできると思います。
《 使用例 》
「親はいつも子供のことを気遣い顧みている」
まとめ
いかがだったでしょうか。
タイ語での気遣い&愛情表現のうち覚えておきたい6つのフレーズを厳選してご紹介しました。
これらの表現を状況に合わせて使い分けるなら今の自分の気持ちをより鮮明に伝えやすくなることでしょう。
愛情表現はもちろん、気遣いを意味する表現は人間関係にも良い影響を与えると思いますのでぜひ機会を見つけて使ってみてくださいね。
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