2018/11 リライトしました。
タイ語をはじめ外国語には日本語で十分に伝えきれないニュアンスを持つ言葉が多数存在します。
ある特定の言語に慣れてくると「その言葉」でしか伝えられない、日本語に言い直してもなんだかちょっと違うようなそんなドンピシャな表現というものがあるものです。
なので海外から帰ってきた人が時々会話の中に外国語を混ぜてしまうのかもしれませんね。
今回のタイラボでは対人関係を築き良好に保つ上で非常に使いやすい一つのタイ語、「キットゥン」という言葉をご紹介したいと思います。
【良い人間関係を築くために】便利で使いやすいタイ語「キットゥン」を覚えよう!
「キットゥン」:タイ語での表記
タイ語では次のように表記します。
「คิดถึง:キットゥン」
「คิด」には「考える」、「ถึง」には「含める、至る、~まで」といった意味があります。
どんな意味?
直訳すると「考えに含める」「考えに至る」となりますが、実際この「キットゥン」という言葉にはかなり広範囲のニュアンスが含まれてきます。
例えば
「恋しい」
「懐かしい」
「想い焦がれる」
「思いに留める」「心に留める」
といったニュアンスを含む言葉です。
もちろん対人関係にも使えますし、何か物や状況を懐かしむときなどにも使うことができます。かなり幅が広く使いやすい言葉となっています。
確かに日本語にはこれらのニュアンスをすべて含む言葉はないかもしれませんね。
例のごとく使用例を見てこの「キットゥン」の使い分けを掴んでいきましょう。
「キットゥン」:使用例
とこんな感じで使うことができます。
こうやってあらためて説明すると「キットゥン」って日本語に訳すのが本当に難しい言葉ですね。
特に上の例文の三番目などは完全に「意訳」で「そんな感じのニュアンスでタイ人は使ってる」と理解してもらえばよいかと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか?
この「キットゥン」という言葉には「好意」や「大切に想っている」というニュアンスが含まれていてとても温かい言葉です。
もちろんむやみやたらに使うと良くないですが心を込めて使うと良い人間関係を築いたり保つのに役立つでしょう。
私の観察ですが多くのタイ人にとって「関心を示す、示される」ことはとても重要なことです。
なのでぜひ機会を見てこの「キットゥン」という言葉を使ってみてください。きっとその人との距離を縮めることができると思いますよ。
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