初めてタイ旅行に来た人が驚くことの1つが、タイは本当にコンビニが多いということです。
しかも日本で馴染みのある「セブンイレブン」や「ファミリーマート」「ローソン」といった有名コンビニエンスストアをタイでも利用することができます。
タイ語ができないうちはコンビニのような明瞭会計のお店がありがたいと感じる人も多いのではないでしょうか。
好きな商品を持ってレジに持っていくと会計が表示されるシステムは、一切タイ語ができなくてもある程度の買い物を済ませることができます。
しかしいくらかでもタイ語を喋れるならよりいっそうコンビニを便利に使えるかもしれません。
それで今日の記事ではコンビニで使えるタイ語用例を紹介していきたいと思います。
タイ語で「コンビニ」って?コンビニで使える5つのタイ語
有名コンビニのタイ語名
まずは街でよく見かけるコンビニのタイ語名(呼び方)を見ておきましょう。
「セブンイレブン」=「เซเว่น:セーウェン(セーヴェン)」
「ローソン」=「ลอว์สัน:ローサン」
「ファミリーマート」=「แฟมิลี่มาร์ท:フェーミリーマー(ト)」
他にも「ロータス エクスプレス」や「Big-C ミニ」、ガソリンスタンドにくっ付いている「Jiffy:ジフィー」などもありますが、日本人なら上の3店舗を押さえておけばまず間違いないと思います。
余談ですが「Big-C ミニ」を見かけるたびに「ビッグなのかミニなのかハッキリしてよ!」と突っ込んでいるのは私だけでしょうか?
さて、日本で「コンビニ」と呼ばれているお店を総称してタイ語では次のように表現するようです。
「ร้านค้าสะดวกซื้อ:ラーンカー サドワッ(ク) スー」
直訳すると「買うのに都合の良いお店」となります。うーん、なんとなく言いたいことが分かりますね。
「มินิมาร์ท:ミニマー(ト)」という総称もあるようです。そういう名前のコンビニがあるので少しややこしいですね。
コンビニで使えるタイ語用例
ではさっそくコンビニで使えるタイ語を見ていきましょう。
「温めてください」
「ขออุ่นหน่อย:コー ウン ノイ」
「อุ่น:ウン」が「温める」という意味のタイ語です。
ほとんどの場合、店員の側から「温めますか?」と聞かれることがほとんどだと思いますので、この「ウン」という言葉を覚えて聞き取れるようになっておきましょう。
温めて欲しくない時は「ไม่เป็นไร:マイペンライ:結構です」と言いましょう。
お金を入れる(チャージする)
タイのコンビニでは各種プリペイドカードに加え、携帯電話を使用するためのお金をチャージすることができます。このサービスを利用したい時はレジで次のように言いましょう。
「เติมเงิน:ドゥーム ングーン」
「เติม:ドゥーム 」は「チャージする、入れる」という意味があり、「เงิน:ングーン」は「お金」を意味するタイ語です。
携帯電話など、お金をチャージしたい物を実際に見せながら言うと、何にチャージしたいかすぐに伝わるでしょう。
例えば携帯電話にお金を入れたい場合、次のような手順を踏むことになります。
「お金を入れたい」と言う
↓
「どこの携帯会社」かを伝える(dtec、Trueなど)
↓
「いくらチャージするか」を伝える
↓
「電話番号」を伝える、もしくは自分で入力する
電話番号を確認してお金を払えばOKです。入金確認メッセージがお使いの携帯電話に届きます。
セブン専用プリペイドカードの「7カード」についてはこちらをご覧ください。
栓を抜く、蓋を開ける
ビールやソーダ水を買って栓を抜きたい時次のように言いましょう。
「เปิดฝา:プー(ト) ファー」
「เปิด:プー(ト)」が「開ける」、「ฝา:ファー」は「蓋」を意味するタイ語です。「栓を抜く」という意味でも使います。
「袋はいらないです」
いつでもエコの心を。袋が必要ない時は次のように言いましょう。
「ถุงไม่เป็นไร:トゥン マイペンライ」
「ถุง:トゥン」は「袋」を意味するタイ語です。「ไม่เอา:マイアオ:いらない」と言うより柔らかい表現になるかと思います。
「袋に入れてください」
逆に袋に入れて欲しい時は次のように言います。
「ขอใส่ถุง:コー サイ トゥン 」
「ใส่:サイ」には「入れる」と言う意味があります。
この言葉は屋台でおかずを買ってお持ち帰りする際にも使える言葉です。
まとめ
いかがだったでしょうか。タイのコンビニで使える5つの言葉をご紹介しました。
比較的に簡単なタイ語文ですが、含まれている単語は覚えておくと他のシチュエーションでも役立つものばかりです。
「実生活に役立つタイ語から覚えていく」のがタイ語上達の秘訣といえます。
ぜひこの記事で紹介した5つの言葉を覚えて使ってみてくださいね。