※2019/01 加筆修正&動画を追加しました。
タイに出入国するにあたって書かなければいけないカードがあります。「TM.6」と呼ばれているカードで、日本からタイに旅行へ来る人なら飛行機内で記入するよう渡されることが多いのではないでしょうか。
こんなデザインの用紙です。
タイに長く滞在されている人ならもうすっかり書き慣れた用紙かもしれませんね。何も見ずに書けるという人も少なくないでしょう。
しかしそんなタイに旅慣れた人たちにとって少しめんどうくさい情報が入ってきました。なんとあの書き慣れた「TM.6」のデザインが近々変更されるとの事。
タイ語で検索してみたところいくつかそれっぽい情報がありましたのでご紹介していきたいと思います。
【画像&動画で説明】タイの新しい出入国カード「TM.6」のデザイン&書き方
新しいTM.6のデザイン
こちらがその一新されたtm6のデザインと言われているものです。
恐らく裏表で一枚のデザインでしょうから、以前の折り畳みタイプではなく横長サイズの一枚になりそうですね。
カードの大きさ自体は半分になったわけですが「書き込む内容」はどうなのでしょうか?次にその点を見ていきましょう。
記入項目
解像度の高い画像が見つからなかったので、上の画像に番号を振ってそれぞれの場所に何を記入するのかを説明していきたいと思います。
まずは「A」の部分から見ていきましょう。
この「A」は「DEPARTURE CARD」とあるのでタイから出国する際に確認される部分ですね。全部で7つの項目があります。
①Family Name :姓(パスポートと同じ)、いわゆる苗字です。
②First & Middle Name :名前(あればミドルネーム)(パスポートと同じ)
③Date of Birth :生年月日(日/月/西暦の順に入力)
④Passport No. :パスポート番号
⑤Nationality :国籍
⑥Flight No./Vehicle No. :タイ出国時の搭乗便名(バスなど陸路でのタイ出国の際は記載する必要が無いかもしれません)
⑦Signature :パスポートと同じ署名
この7つの項目がタイから出国する際に確認される項目です。タイを後にする人の情報だからでしょうか、入国時に求められる項目より少なくなっています。
続いて「ARRIVAL CARD」、タイ入国時に確認される部分を見ていきましょう。こちらは全部で18項目あります。
①Family Name :姓(パスポートと同じ)、いわゆる苗字です。
②First Name :名前(パスポートと同じ)
③Middle Name :(あれば)ミドルネーム(パスポートと同じ)
④Gender :性別 男性なら「Male」に、女性なら「Female」にチェックを入れましょう。
⑤Nationality :国籍
⑥Passport No. :パスポート番号
⑦Date of Birth :生年月日(日/月/西暦の順に入力)
⑧Flight No./Vehicle No. :タイ入国時の搭乗便名(バスなど陸路でのタイ入国の際は記載する必要が無いかもしれません)
⑨Visa No. :タイ入国後に使用するビザの発行番号を記載します。ノービザ入国の場合、未記入もしくは「NONE」と記入しましょう。
⑩Country of residence :居住国、日本以外に永住している国がある人以外は「JAPAN」と記入します。
⑪country where you boarded :搭乗国、空路でタイ入国した人はその飛行機に搭乗した国、陸路でもタイ入国前にいた国を書くと良いと思います。
⑫Occupation :職業(※1)
⑬Length of stay :滞在日数
⑭Purpose of visit :渡航の目的(※2)
⑮Address in Thailand. :タイ国内での滞在先、通常はホテル名で十分です。
⑯Telephone :タイ国内で繋がる電話番号(無ければ日本のものでも書いておくと無難かもしれません)
⑰Email :Eメールアドレス
⑱Signature :パスポートと同じ署名
(※1)(※2) 職業、渡航目的欄に書く英語表記は次副見出し情報を参考になさってください。
テキストだけでなく動画で確認するとより一層、記入イメージが湧きやすいかもしれません。
各職業、渡航目的の英語表記
職業欄に書く英語表記は下記を参考になさってください。
会社員 | OFFICE CLERKまたはOFFICE WORKER |
会社役員 | EXECUTIVE |
会社社長 | PRESIDENT |
国家公務員 | GOVERNMENT OFFICIAL |
地方公務員 | LOCAL GOVERNMENT OFFICIAL |
農業従事者 | FARMER |
漁業従事者 | FISHERMAN |
個人経営者 | PROPRIETOR |
団体役員 | EXECUTIVE OF ASSOCIATION |
団体職員 | STAFF MEMBER OF ASSOCIATION |
医師 | DOCTOR |
看護師 | NURSE |
弁護士 | LAWYER |
技師 | ENGINEER |
教師 | TEACHER |
報道関係者 | JOURNALIST |
学生 | STUDENT |
主婦 | HOUSEWIFE |
無職 | NONE |
渡航目的欄に書く英語表記は下記を参考になさってください。
休暇(観光)を過ごす為 | Holiday |
商用の為 | Business |
勉学の為(タイ語学校入学やタイの大学留学等) | Education |
タイ国内で働く(雇用される)為 | Employment |
他国へ行く為の乗り換えの為 | Transit |
友人・知人に会う為 | Meeting |
会社などの報奨旅行 | Incentive |
国際会議、 大会等への出席の為 | Convention |
博覧会・展示会等の為 | Exhibitions |
上記以外 | Others |
【 2018/08 追記 】
現時点で使用されているT.M6の様式は少しだけ変わっています。「居住国」を記入する欄の場所が少しだけ移動し「居住地」の記入欄が追加されています。
いわゆる「本籍地」「永住地」ですので一時的なタイ在住者であれば日本の住所を書く必要があります。
不必要な混乱を避けるためにもパスポート内に記載されている「本籍地」情報を記入すると良いでしょう。
最後にもう一度、動画で全ての記入項目を確認しておきましょう。裏面の細かな記入例 も説明されていますよ。
いつ改定される?
ではこの新しいタイ出入国カードが実際に使われ始めるのはいつなのでしょうか?
次のように書かれたサイトを見つけました。
ใบตม.6 แบบเดิม ให้ใช้ได้ต่อไปจนถึงวันที่ 30 ก.ย. 60
สำหรับแบบ ตม.6 แบบใหม่ จะมีการปรับปรุงเพิ่มเติมข้อมูลบางประการที่กระทรวงท่องเที่ยวและกีฬามีความจำเป็นต้องนำไปใช้ในการวิเคราะห์และวางแผนการตลาดด้านการท่องเที่ยว โดยจะมีผลใช้บังคับตั้งแต่วันที่ 1 ต.ค. 60 เป็นต้นไป
簡単に訳しますと、
これまでの「tm.6」の用紙は仏歴2560年(西暦2017年)9月30日まで使用する。
新しく改定される「tm.6」の用紙はいくらかの必要事項の変更を加え仏歴2560年(西暦2017年)10月1日から使用する。
ですので、このまま何もなければ今年の10月1日からこの新しいタイ出入国カードを使用することになりそうですね。
ただタイという国はころっと決定事項を変えたり実施しなかったりする国ですので、ちょっと先が読みにくいところでもあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
もしタイ側が約束通りこの決定事項を実施するなら、近々新しいタイ出入国カードの書き方を覚える必要がありそうですね。
以前には無かった項目が増えているところもありますので是非この記事を参考にしていただければと思います。
ドンムアン空港から入国予定の方はこちらの記事も是非読まれてみてください。
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