このタイラボの編集&ライターをやっている私Nobuはプロフィールにも書いていますが1980年生まれ、「黄金の松坂世代」です。
この世代に共通するものはたくさんあるのですが、1つに「ステッカー好き」というものがあるかもしれません。(個人的な見解ですが...)
「裏原宿&スケーターファッションブーム」「数々のスケート雑誌」「スリーピースバンド」などが台頭した時代に中学〜高校時代という多感な時期を過ごしたことも影響しているのかもしれません。
そしてこの度、タイラボの月間PV数が3万PVを突破したのを記念にタイラボオリジナルのステッカーを作成してみることにしました。
完全に自己満、そしてお遊び程度のものですが、タイでステッカーを作るにはどうすればよいのかの調査も兼ねて記事にしておきたいと思います。
タイで自作ステッカーを!どこで作れるの?費用はいくら?
どこで作る?
日本でもインターネットを介して自作ステッカーの注文ができます。しかし防水でそれなりのクオリティとなるとまぁまぁな金額になってしまいます。
その点、タイではもっと気軽にステッカーの印刷を注文することができます。
というのも、タイの街のいたるところにある「看板屋さん」がステッカーの印刷を請け負っているからなんです。
タイの看板屋さんの特徴として大きく書かれた「ป้าย:パーイ」という文字があります。おそらくどの店舗にも掲げられていると思います。「看板」という意味のタイ語です。
タイでは比較的需要の高い仕事なのかもしれませんね。街のいたるところで看板屋さんを見かけます。
こうした看板屋さんの多くがステッカーの印刷、作成を請け負っています。
ステッカー作成の前に尋ねるべきこと
店舗によってはステッカー印刷を請け負っていないところもありますので以下のように尋ねましょう。
「พิมพ์สติกเกอร์ได้ไหม?:ピムスティックォーダイマイ?」(ステッカー印刷できる?)
大きな街なんかだとステッカー専門店もあります。
他にも次の点も尋ねておくと良いでしょう。
「กันนำ้ไหม?:ガンナームマイ?」(防水ですか?)
「พิมพ์รายละเอียดไหม?:ピムラーイライアットマイ?」(印刷はきめ細かいですか?)
そうすると見本などを見せて説明してくれるでしょう。
注文&費用はいくら?
こうした看板屋さんに自作したファイルを持ち込んでステッカーを注文する場合、「〇〇枚」という注文方法ではなく、「〇〇メートル」という方法になるかと思います。
店舗ごとに印刷するステッカー用紙の横幅は決まっていると思いますので、あとは縦の長さを決めて注文します。
もし「縦3センチ × 横6センチ」サイズのステッカーを作りたいのであれば、そのお店が使っているステッカー用紙のサイズ内に上手に配置していく必要があります。
例えばタイラボで作ったステッカーがこんな感じ。
恥ずかしいほどに自分の好きなブランドロゴに寄せています。しかし80年生まれの多くの方が青春時代を共にしてきたブランドかもしれませんね。
私が選んだ看板屋さんは横幅120センチの用紙を使っているようだったので、縦は30センチ注文するとしてその中にステッカーデザインを配置していきます。
お店によっては縦の長さを50センチ単位、もしくは1m単位でしか受け付けていないところもありますのでご注意ください。
出来上がったファイルがこんな感じ。
このファイルをお店に持っていき印刷してもらうことになります。
画像編集の際に使ったのは「Photoshop」というソフトです。同じような画像を切り貼りができるソフトならなんでも良いでしょう。
ファイル形式は「PNG」、もしくは看板屋の多くがPhotoshopを使っているので「PSD」形式でも良いと思います。
事前に値段の交渉などもしておくと良いでしょう。私が今回頼んだサイズ「120センチ ×30センチ」で300バーツ(約1000円)でした。
仕上がり
注文した翌日には仕上がってきました。
うん、良くも悪くもまぁまぁな仕上がりです。
写真ではよく見えないかもしれませんが、何枚かは少しの「印刷かすれ」が見られます。
あと赤色があまりキレイに出ておらず少しオレンジがかっています。黒色はキレイに出ていますね。
淡い色より濃い色、原色に近い色の方がキレイに出るのかもしれません。
シール全体にカラー背景を持ってくると少し印刷の荒さが見えてしまいます。白地にカラー文字だとそれなりのクオリティに仕上がるようですね。
ちなみに全て防水仕様で、水が付いて印刷が滲むということはありませんでした。
まあ300バーツでこれぐらいなら「あり」かなと思います。しかし、もしもっと大量に注文して価格も高くてこのクオリティだと次はその店を選ばないかもしれませんね。
お店には当たり外れがあると思いますので事前によく選ぶようにしましょう。
今回はカットサービスも含めて上記の値段でした。よほど大変だったのでしょう、「次からはカット代+50バーツね」と言っていました。
まとめ
いかがだったでしょうか。
タイで自作ステッカーを作るには街の看板屋を利用するといいですね。
最近ではステッカー作成専門店も増えてきましたので、高クオリティーのものをお求めならそういったお店を利用すると良いでしょう。
いずれにせよこの記事内の情報を活用できると思います。
いずれ今回作ったステッカーの使い道も考えないといけませんね。もしどうしても欲しいという方がいましたらお問い合わせページからご連絡ください。
全員にというわけではありませんが、「プレゼント」としてタイからあなたのお宅にステッカーが届くかもしれません。