【犬猫】タイでペットを健康診断に連れていくのは安全?お値段は?

海外生活の中でペットを飼われているという人も多いことでしょう。

我が家でも三匹の猫を飼っており日々癒しをもらっています。

もう一カ月ほど前になるのですが、ドワーフキャット(小猫症)のモチを健康診断に連れて行ってきました。

タイの動物病院ってどんなのだろ…?

と思っておられる方も多いかもしれませんので、今回の経験を書き留めてシェアしておければと思います。

タイでペットを健康診断に連れていくのは安全?お値段は?

どこを選べばいい?

動物病院に関してGoogleマップなどで調べてみると「โรงพยาบาลสัตว์:ローンgパヤバーンサッt」と「คลินิกสัตว์:クリニッkサッt」の二種類がヒットします。

「ローンパヤバーンサット」はいわゆる動物病院で、「クリニックサット」は診療所のようなポジションです。

 

タイでペットの精密な健康診断をする場合、重要なのはクリニックではなく「病院(ローンgパヤバーン」に連れていくということ

というのもクリニックでは健康診断に必要な十分な器具が揃っていないことが多いからです。

特にレントゲン撮影や特殊なホルモン検査などをする場合、そうした検査に必要な設備は動物病院でなければ置かれていないことが多いそうです。

 

もちろんクリニックのほうでも簡単な血液検査などはできますが、精密な健康診断をする場合は最初から動物病院に連れていくと良いでしょう。

今回モチを連れて行ったのも「動物病院」です。

 

健康診断にかかる費用

今回モチは二種類の健康診断を行いました。

1つは血液検査とレントゲン撮影による一般的な健康診断、もう一つは甲状腺ホルモンに関する検査少し特殊な検査です。

 

今回の健康診断にかかった費用がこちら。

合計 1700バーツ
一般的な健康診断
一般的な健康診断
  • 血液検査=550バーツ
  • レントゲン=350バーツ
  • 検査手数料=100バーツ
甲状腺ホルモン検査
  • 甲状腺ホルモン検査=300バーツ
  • 検査手数料=400バーツ

一般的な健康診断に合計1000バーツ、甲状腺ホルモン検査に合計700バーツで二つ合わせて1700バーツ(日本円で約6000円)掛かりました。

 

モチが最近足を引きずって歩いているのが気なっていましたので今回はレントゲン検査を含めましたが、もちろん血液検査だけでも受け付けてもらえます。

もちろん病院によって価格設定も違ってくるとは思いますので、あくまで参考としていただければと思います。

 

健康診断の結果

気になっていたモチの健康診断の結果ですが、まずは血液検査の結果から見ていきましょう。

 

私自身はそれぞれの詳しい数値が何を意味するのか分かりませんが、獣医さん曰くモチはかなりの健康体だそうです。

看護師の知人にもこの結果を見てもらったのですが、「腎臓も肝臓もヘモグロビン値も全部正常!!」とのこと。

モチが健康で良かった~💦

 

続いてレントゲン検査の結果ですが…

 

どうやらモチの股関節は通常よりだいぶ狭いようで、「股関節形成不全」という障害を持っていることが分かりました。

この障害により生まれつき股関節の可動域が狭くなっているようです。モチの慢性便秘の一因にもなっているかもしれません。

ただモチ自身は生まれたときからこの状態ですでに慣れてしまっているらしく、治せなくもないですが大手術になるのでおすすめしないとも言われました。

 

モチがときおりびっこをひいている理由もわかりました。

人間でも長く同じ姿勢でいて急に動くと「イタタタ…」ってなることがありますよね。

それと同じ理由で、普段からあまり動かないモチは歩き始めにびっこをひくことがあるのではないかということでした。

いずれにせよ大きな問題はなくて良かったです。

 

一週間ほどして甲状腺ホルモン検査の結果も届きました。

 

簡単に説明すると…、モチは血液中に分泌されている甲状腺ホルモンと、脳から分泌される甲状腺刺激ホルモン両方が少ないという状態でした。

本来ならどちらか一方が少なければもう片方が多くなるという関係性のものらしいのですが、モチの場合はその両方が少ない状態。

獣医さん曰く投薬で治療していくこともできるそうですが、そのためには大学附属の大きな動物病院に行ってもらう必要があるとのことでした。

また薬をあげ始めたら一生涯の治療になるそうなので、モチのためにもよく考えて決めた方が良いとのこと。

 

いずれにせよ一回の検査ではまだハッキリ分からない部分もあるので、少し期間を開けてもう一度甲状腺ホルモン検査を受けることを勧められました。

甲状腺ホルモンがほとんど分泌されていない状態のモチ…。

ドワーフキャット(小猫症)の症状がハッキリと見られていることが今回の検査でわかって来ました。

まとめ

タイでペットを健康診断に連れていくための情報をまとめてみました。

私自身が体験し感じたことを根拠とするなら、タイでペットの健康診断を受けるのは安全面でも問題なく、十分詳細な情報を得ることができると思いました。

とはいえやはり獣医さんとコミュニケーションを取れるほどのタイ語能力があってのことだとは思います。

でも検査結果は英語と数字で表記されますので、結果を持ち帰ってネットで調べるならタイ語にあまり自信がなくても大丈夫かとも思いました。

病院によって値段はいくらか違ってくるかもしれませんが、良心的なところなら上記した価格とそう大きく変わらないことでしょう。

この情報が皆さんのタイ・ペットライフのお役に立てれば幸いです。

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