この記事は昨日書いた記事の続編となります。
「アメリカンエキスプレスカード?」「海外旅行保険?」となる方はまずこちらの記事をご覧ください。
「セゾン アメリカン・エキスプレスカード」に付帯している海外旅行保険を使って日本で治療費を請求する方法です。
おそらくですが他会社の保険を適用する場合も基本となる手順はそう変わらないでしょうからこの記事を参考にできると思います。
ではさっそく見ていきましょう。
【セゾン】アメリカンエキスプレスカードの海外旅行保険を使って治療費を請求する方法
手順①保険会社へ連絡
海外旅行の際に病院にかかることがあれば、アメリカンエキスプレスカード(ブルーカード・セゾンカード)の本領発揮です。
まずは帰宅後、アメリカンエキスプレスカードの引受保険会社に電話します。
「損害保険ジャパン日本興亜株式会社」ですね。Tel:03−5913−5201
もしくは海外旅行保険窓口「0120−661−676」へ電話をかけることもできます。
まずは、病状や状況の確認がされます。
適用事例なのか、適用可能期間(自動付帯なので、日本出国から90日以内であるか)であるかの確認です。
手順②届いた書類に記入&返送
手順①で特に問題がなければ、必要事項を記入し返信する用の書類が2−5日以内に到着します。
こちらがその書類一式です。
手元に資料があればそれほど難しくありませんが、イメージしやすいように画像で説明していきたいと思います。
記入方法の説明や記入例もありますので、わかりやすいですね。
上の画像に以下の3つの必要書類が挙げられています。
- 保険金請求書
- eチケットのコピーまたは搭乗券半券、搭乗証明書などの日本出入国日がわかる書類
- 下記の書類(必ず原本をご提出ください)
ではそれぞれが何に該当するのかを説明していきましょう。
① 保険金請求書
「治療関係費用報告書」の用紙が送られてくる封筒に入っています。同封されている「海外旅行傷害保険 保険金請求書の記入例」を参考に記入なさってください。
② eチケットのコピーまたは搭乗券半券、搭乗証明書などの日本出入国日がわかる書類
=これはパスポートの出入国スタンプのページで十分です。 変更があったようです。記載されているように搭乗券半券、搭乗証明書、もしくは航空券のEチケットが必要となるみたいです。
③下記の書類(必ず原本をご提出ください)
今回は治療費領収書のみです。
基本は読んでいただければ内容がわかるようになっていますので、今回は見落としがちなポイントだけ抑えておきたいと思います。
· 医師の診断書の有無
ここで疑問ですが、診断書は必要ないのでしょうか?以下のように説明されています。
「(注1)請求額が10万円を超える場合には必ずお取り付けください。」となっています。
つまり高額の治療でなければ必要書類が一つ減ることになります。これでちょっとした通院でも請求しやすくなったかもしれませんね。
· 通院にかかった交通費
交通費の請求も可能です。「通勤等交通費申告書」が付いてきています。
この用紙は自分で述べて初めて保険会社が説明してくれたものですので、通院にかかった交通費を請求したい方は最初に保険会社へ電話する際にそのことを含めておくと良いかもしれません。
自家用車の場合は、「1kmあたり15円」の請求ができます。ですので通院した際の距離数を見て記録しておく必要がありますね。
ではタイのタクシーのように領収書が出ない場合はどうすれば良いでしょうか?
私が使っている方法は、タクシーに乗車した日の最後のメーター金額と、それを記した紙に運転手さんに支払いした金額とサインをもらうようにしています。実際この方法で申告書は通過しています。
帰国後の通院は?
海外で発生した病状が帰国後も続いている場合、「事故日または初診日より180日以内に要した費用がお支払い対象となります」とあります。
ようは、日本に帰国後も上記の期間以内であれば、保険が100%適用されることになるということです。(もちろんその症状に対してですが)なので、ぜひ必要であれば有効活用したいと思いますね。
それぞれの状況で必要書類などは違ってくると思いますが、以上の基本的な手順を踏み、払戻金を受け取る銀行口座を指定し返信用封筒で返送する事で手続き完了となります。
あとは保険金の支払い待つだけですね。お疲れ様でした。
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まとめ
いかがだったでしょうか。この記事内でご紹介した方法で海外滞在時にかかった治療費を日本で請求することができます。
基本的には保険会社が送ってくる資料を目に通せば分かるようになっていますが、それぞれの必要書類が何を指すのか、海外滞在中に準備しておくべき事なども実際にサービスを利用した人の体験を通して見るとよりハッキリしますね。
「セゾン アメリカン・エキスプレスカード」、維持費もサービスも十分満足できるレベルで、何より見た目がカッコイイ(笑)おすすめクレジットカードです。
ぜひみなさんの財布に一枚いかがでしょうか。おすすめですよ!
情報提供、ライター:「Takumi Miyao」
ライター、編集:「Nobu」