メールやSNSが発達した今、あえて手紙を書くことは少ないかもしれません。
しかし電子上でのメッセージのやり取りではなかなか出ない「味わい深さや温かさ」が手紙にはありますよね。
このコロナ禍でも見知らぬ人から手紙の形で温かいメッセージや励ましを受け取ったというニュースが報じられています。
ではタイで手紙を出すにはどうすれば良いでしょうか?その料金や住所の書き方を見ていきましょう。
タイで手紙を出そう!その料金や住所の書き方
封筒とハガキ
手紙を書く際には便せんと封筒を使うこともできますし、タイ郵便局が販売しているハガキ(ポストカード)を使うこともできます。
どちらも郵便局で購入することができますし、違うお店で買ってきた市販のものを持ち込んで使うこともできます。
それぞれをタイ語でどのように呼ぶかも見ておきましょう。
封筒 「ซองจดหมาย:ソーンg ジョッtマーイ」
ハガキ 「โปสการ์ด:ポーsカーt」(ポストカード) または、「ไปรษณียบัตร:プライサニーバッt」
送料
便せん&封筒ですと大きさや重さによって変わってきますが、最安で3バーツからタイ全国へ送れるようです。
その際に速達で送ったり、追跡サービスを加えたりすることでも値段は変わってきます。
ハガキ(ポストカード)はタイ郵便局で売られているものを使うなら全国どこでも2バーツで届きます。
これだと最初から切手が印刷されていますので、書いてすぐに近くのポストに投函するだけで良くて楽ですね。
自前のポストカードを使う場合は郵便局に出向いて切手を貼ってもらう必要があります。
また既定の大きさ(10.5x14.8cm)を越えたりすると(持ち込みのポストカードは全て?)送料は3バーツとなります。
タイ郵便局HP:https://www.thailandpost.co.th/un/article_detail/product/541/3094
住所の書き方
住所の書き方は日本とは反対でまずは名前、そして番地から書いていき最後に県名と郵便番号を書きます。
例えば日本様式で書くと「〒1111-11 ○○県 △△市 ××町 12-3番地 Nobu」というのが、タイ様式だと「Nobu 12-3番地 ××町 △△市 ○○県 〒1111-11」という順番になります。
分かりやすく実在する住所を引き合いに出してみておきましょう。例えばネット上にある在タイ日本大使館の住所はこうなっています。
しかしこうして見ると、バンコクの行政区分単位は一般的なタイ地方区分とは少し違いますね。
タイ国内で手紙を出すということであれば、一般的なタイ地方県の住所例も知っておいた方が良いかもしれません。
タイでの一般的な住所は次のような並びになっています。
番地番号(あれば続いて集落や建物、通りの名前など) → タムボン(地区) → アムプー(市) → ジャンワット(県) → 5桁の郵便番号
例としてGoogleマップ内にあるナコンラーチャシーマー県の「メガホーム」の住所を見てみましょう。(適当に選んだだけで他意はありません)
「668 หมู่ที่ 8 ถนน มิตรภาพ ตำบล หมื่นไวย อำเภอเมืองนครราชสีมา นครราชสีมา 30000」
もちろん上記の住所を詳細に書いても届くのですが、略称を用いて書くなら次のようになります。
「668 ม.8 ถ.มิตรภาพ ต.หมื่นไวย อ.เมืองนครราชสีมา จ.นครราชสีมา 30000」
少しだけ書く文字の量が減るのでちょっとは楽かもしれませんね。また略称がある事によって区切り良くも見えます。
まとめ
この記事で書いたことを抑えておけば、タイ国内で手紙を書いたり荷物を送ったりすることができます。
この機会にいつもはメールやSNSで連絡を取っている在タイの友達に手紙を書いてみるのはいかがでしょうか?きっと喜ばれると思いますよ。
ではもしタイ語で手紙を書くとなったらどうでしょうか?
後日、別記事でタイ語で手紙を書く際の方法やマナー、使える表現などをご説明したいと思います。
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