「人からどう見られているか」というのは多くの人にとっての関心事でしょう。
もちろん気にしすぎても良くありませんが、やはり「人からの評価」というのは私たちのモチベーションにつながる要素の一つです。
今日の記事では「尊敬する、高く評価する、軽視する、見下す」といった、対象への評価のニュアンスを持つタイ語表現を覚えていきたいと思います。
「尊敬する、見下す」など「評価」のニュアンスを持つ三つのタイ語表現
「尊敬」
誰でも他人からある程度の「敬意」を示されたいですよね。タイ語で「尊敬する」「敬(うやま)う」のニュアンスを持つのは次の言葉です。
「นับถือ:ナッpトゥー」
「尊敬する、目上の人を敬う、人の尊厳を重んじる」といたニュアンスを持つタイ語です。
《 例文 》
(ボクはキミのことを本当に尊敬しているよ)
ついでに覚えておいてもらいたいのですが、タイ人が皆持っている「国民身分証明カード」には信仰している宗教を記載する欄があります。
そのように自分の信仰を口にする際などにもこの「นับถือ:ナッpトゥー」を使います。
(ほとんどのタイ人は仏教を信仰している)
そう考えるとこの「นับถือ:ナッpトゥー」という表現の持つ言葉の重みを感じますね。
「高く評価する」
「敬う」という意味合いを持ちつつ、さらに「高く評価する」「価値を見出す」といったニュアンスを持つもう一つのタイ語表現をご紹介しましょう。
「เห็นคุณค่า:ヘンクンカー」
日本語に直訳すると「価値を見る」となります。なんとなく意味が分かりますね。
対象となる人やものの価値を見出し、それを高く評価している、感謝し敬っているというニュアンスの言葉です。
《 例文 》
(私はあなたが一生懸命働いていることを高く評価しています)
この言葉は日ごろの感謝を伝えたり、人を励ましたりする時に使えます。ぜひ覚えておきましょう。
「見下す、軽視する」
あまり使いたくない、使われたくない言葉ですが次の表現も覚えておきましょう。
「ดูถูก:ドゥートゥーk」
直訳だと「安く見る」となり、「見下す、軽視する、見くびる、甘く見る、侮る」といったニュアンスがあります。
上で見た「นับถือ:ナッpトゥー」と「เห็นคุณค่า:ヘンクンカー」、この二つの言葉の全く逆の意味を持つ言葉です。
《 例文 》
(主任はボクを見下している…)
あまりお目にかかりたくないネガティブな言葉ですが覚えておきましょう。
ちなみに「見下される」という受け身の表現になると「ถูกดูถูก:トゥーkドゥートゥーk」というなんだか「?」と感じる表現になります。
まとめ
「尊敬する、見下す」など「評価」のニュアンスを持つ三つのタイ語表現をご紹介しました。
- 「นับถือ:ナッpトゥー」=「尊敬、敬い」
- 「เห็นคุณค่า:ヘンクンカー」=「高く評価する」
- 「ดูถูก:ドゥートゥーk」=「見下す、軽視する」
記事内でも触れましたが、上二つの表現は誉め言葉、人を励ます言葉としても使えますのでぜひ覚えて使ってみてくださいね!