タイに関連するお仕事をしていたりタイと日本を行き来することの多い人にとって今日の記事タイトルになっていることは大きな関心事ではないでしょうか。
「言語のストレスさえなければどんだけ幸せなことか...」
タイ語と真剣に向き合ってきた人はこれまで何度もこの考えが頭をよぎったことでしょう。
私もタイに移住してから最初の3年はいつも「どうしたらもっと効率よくタイ語が上手になるんだろう?」とばかり考えていました。
今でこそ日常生活の中でタイ語に悩まされることは少なくなりましたがそれでも言語のストレスが全くゼロになったわけではありません。
確かタイ生活3年目ぐらいのときだったと思いますがタイ人の友人から「タイ語が上達する三つの秘訣」というものを聞きました。今回はその秘訣とやらをタイラボでご紹介したいと思います。
先に言っておきますが「ネタ」的なもので信憑性があるわけではなく決しておすすめできるものではありませんのであしからず。
タイ人が教えてくれたタイ語が上達する三つの秘訣【小ネタ】
三つの秘訣?
出し渋るほどのものでもないのでサクッといきましょう。私がタイ人から聞いたタイ語が上達する三つの秘訣というのがこちら。
秘訣①「バイクで事故る(転倒する)」
秘訣②「犬に噛まれる」
秘訣③「デング熱にかかる」
ねっ、おすすめできないでしょ(笑)しかも何をもってタイ語の上達に繋がるのかも全く不明です。
しかし決して自慢できるものではないのですがワタクシNobu、タイ生活4年目ぐらいでこの三つを見事にコンプリートしています。
まず私がタイに来てまだ間もない頃のことですが、バイクで走っているときに路上駐車している車が突然発車してきたのを避けて転倒したことがあります。
まぁ大きな事故にはならなかったのですがバイクのミラーがぽっきりと折れてしまい、身振り手振りで何とか運転手の人と話し弁償してもらうことになりました。
おかげでタイ語で鏡(ミラー)を「กระจก:グラジョッ(ク)」、修理を「ซ่อม:ソーム」ということを覚えましたし、あと身振り手振りと勢いで何とかなるという度胸が付いた気もします。
犬に噛まれた時もデング熱になった時もその状況状況で関連するタイ語を覚えていった気がします。
例えば犬に噛まれた時には
「โรคพิษสุนัขบ้า:ロー(ク) ピッ(ト) スナッ(ク) バー:狂犬病」
「โดนหมากัด:ドーン マー ガッ(ト):犬に噛まれた」
デング熱になった時は
「ไข้เลือดออก:カイ ルアッ(ト) オーク:デング熱(出血熱)」
「อาเจียน:アージヤン:吐き気」
「อ้วก:ウアッ(ク):吐く」
「เวียนหัว:ウィヤンフア:目まい」
なんとか病院で自分の身に起きたことを説明しようと四苦八苦した言葉は今でもしっかり記憶されており、その覚えた言葉の派生で他のタイ語文をも覚えていくことができました。
あと不思議なことに、それまで美味しいと感じてはいてもタイ料理をどうしても食べたい思った事はなかったのですが、デング熱になったあと無性に身体がタイ料理を欲するようになりました。
特にクイッティアオ(タイ風ラーメン)を定期的に食べたくなったんですがあれはいったい何だったんでしょうか?
振り返ってみるとタイ人の言う三つの秘訣をクリアした頃ぐらいからタイでの生活が「日常生活」になり、自分のタイ語レベルも上がったような気がします。
まとめ
いかがだったでしょうか?
結果から言うとタイ人の言うとおり「バイク事故」「犬に噛まれる」「デング熱にかかる」この三つを経験することでいくらかのタイ語の上達を見ることができました。
これらの経験をすることで一歩踏み込んだディープなタイ生活を経験できるのは確かですし、切羽詰まった状況で何とかしていくことによって経験値を積み重ねていけるのも確かですね。
結果タイ語も上達するということではないでしょうか。
ただ三つの要素全てどれもが命にかかわりかねない状況ですのでなるべく避けたいものです。
いつも「安心安全良いタイライフ」を心がけて参りましょう。でももしこの三つのどれかに直面してしまったなら今日の記事を思い出してポジティブに考えてくださいね。
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