ここ数年タイでは外食企業がどんどん参入しておりバンコクなどの都市部であれば日本企業のチェーン店も数多く進出しています。
また各種モールに入っているマーケットでも様々な国の食材が手に入ります。
確かに近年目を見張るレベルでタイでの外食文化が多様化しそしてお手軽になってきていると思います。
個人的にはタイがアジアで一番日本人の住みやすい外国と呼ばれる日もそう遠くないと思うのですが皆さんはどうでしょうか?
とは言えそういった変化も都市部郊外やタイの地方県に住んでいる人にとっては日常生活 圏外 の話かもしれません。
私も普段はタイ・東北地方の小さな県に住んでいるのですが、日常生活圏内で欲しい食材がすぐには手に入らないということが多々あります。
それでやはり「Makro、Tesco Lotus、Big-C」というこのタイ庶民御用達の三大スーパーマーケットで売られているものこそ、タイの発展レベルを計る「ものさし」と言えるのではないかと考えます。
そんな中、先日Makroへ買い物に行った際「ついにタイの食のインフラもここまで来たか…!」と思わせられる商品を見かけましたので記事にしてご紹介したいと思います。
【朗報】ついにタイMakroで「生バジル」が買える時代に。これは自炊が捗る!!
「スウィートバジル」(イタリアンバジル)
パスタやピザを作るときに「スウィートバジル(イタリアンバジル)」があれば一気に本格的になりますよね。
以前タイでピザ屋さんに行ってマルゲリータを注文したとき、「タイバジル(タイ名:ホーラパー)」がのってた時にはすごくがっかりしたのを覚えています。
日本でも夏の時期に収穫でき比較的植えやすいハーブので、庭がないマンションなどでもプランターを使って簡単に自家栽培することができます。
タイに来た当初は日本からバジルの種を買ってきて庭に植えたりしていましたが、数か月日本に帰る期間があると全滅してしまうのでそのうち植えなくなってしまいました。
かといってどこでも売っているものでもないので何とか簡単に手に入る方法はないものかと思っていたのですが、先日Makroで見かけたのがこちら。
最初に見たときには目を疑いました。しかしハッキリと「ITALIAN BASIL」と書かれています。
ちなみにタイ語では「โหระพาฝรั่ง:ホーラパー ファランg」と呼ぶようですね。
100g入りで79バーツ(約250円)だったと思います。
買ってみた
さっそく買って帰り、本当にあの我々がよく知るバジルなのかどうか見てみると…。
見た目も香りも間違いなくあのバジルです。しかもなかなか鮮度がいい!!
何となくですが上手く茎から根を出さしてプランターなんかで増殖栽培できそうな気がします。もし成功すればこのブログ内で報告しますね。
バジルペーストとバジルパスタ
さっそくうちの奥さんが「バジルペースト」を作ってくれました。
材料と作り方
バジルの葉、オリーブオイル、ニンニク、塩を適量入れてミキサーにかけるだけ。そんだけ。
「松の実」とか「粉チーズ」を入れるとより味わい深くなりますがそんなものうちにはありません。
その他の本格&簡単バジルペーストの作り方はこちらからどうぞ。
こうやってペーストにして冷蔵庫に入れておけばかなり保存がききます。そんでこのペーストで作ってくれた「バジルパスタ」がこちら。
シンプルだけど美味!ちょっとベーコンなんか入ってるとさらに良いかもしれませんがこのままでも十分美味しくいただけます。
「美味しい、簡単、安い」の三拍子に「なんかちょっと意識高いっぽい」というポイントも加わって大満足のパスタが自宅でサクッと作れてしまいます。
既製品のバジルペーストを買うとなると値段もそれなりにしますし添加物なんかも気になります。何よりタイでは特定の場所じゃないと売ってないかもしれませんね。
でもこのマクロで買える生バジルなら100バーツぐらいで大きめのジャム瓶一杯以上作れますので、パスタ以外にもパンや鶏肉、チーズにサラダと色々なものに勿体ぶらずに使えてしまいます。
自宅でピザを焼く人ならさらにレシピの幅が広がることでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
タイのMakroで買えるようになった生スウィートバジル(イタリアンバジル)のご紹介でした。
ぜひタイに長期滞在されている方はマクロの生バジルを買っていろいろ使ってみてくださいね。タイでの自炊生活がこれまで以上に捗ること間違いなしです。