初めてのタイ旅行 必需品

慣れない海外旅行に何を持って行けばいいのか、何が必需品なのか、誰もが気になるところでしょう。

「タイ旅行 必需品」などで検索すると時々出てくるのが「マルチ変換プラグ」、いわゆる日本から持っていった電化製品のコンセントの形状が合わなかった場合、ジョイントとなるプラグのことですが、結論から言いますとこれは 必需品ではありません

かつて私もドキワクしながら初めてタイの地に降り立った時がありました。ぱんぱんのスーツケースの中にはネットで調べて買ってきたマルチ変換プラグが。

…結局 一度も使うことがありませんでした。タイへ移住してきた際も「せっかく持ってるんだから」と日本からわざわざ持ってきましたがこの6年間一度も使ったことがありません。

 

確かにタイの電源口にはいくつかの形状がありますが、日本の代表的なコンセントの形状はまず間違いなく差し込めます。

なのではっきり言いましょう。タイ旅行に関してマルチ変換プラグは必需品ではありません。

ちなみにタイの電圧は220Vで、多くの日本製の電化製品(100-110V対応)は使うことができません、というか無理やり使うと壊れてしまいます。

なのでどうしても日本から持ってきたい電化製品がある場合は対応電圧をよく確認してからにしましょう。PCや携帯電話、タブレットなどはほとんど240Vまで対応しているので心配ないと思います。

ドライヤーとかだと現地で買ったほうが安いかもしれませんね。あとは小さな変圧器を持っていくといろいろ捗るかもしれませんね。

 

では何が必需品なのでしょうか?挙げればきりがありませんがこの記事では実体験を元に日本から持ってきたら良いであろうものを4つご紹介したいと思います。

 

①言語サポート系アプリ or 本

初めてのタイ旅行でまず障害となってくるのが「言語」です。とりわけタイ語は声調言語、つまり発音の仕方で言葉の意味が変わる言語ですので初めてタイ語に触れる人が上手に発音することはほぼ不可能と言えます。

「英語ができればなんとかなる」と思われるかもしれませんが、こればっかりは双方の英語能力がある程度高くないと成立しません。

 

じゃあ、どうすればいいの?ということですが、最近はスマートホンやタブレットの普及で随分とお手軽にこの障害を克服できるようになりました

ぜひ言語サポート系のアプリを活用しましょう。できればダウンロードしてネット環境のないところでも使えるものが良いでしょう。

 

アプリを起動して伝えたい内容の絵や文を押すと発音までしてくれる、もちろん文字を見せて意思疎通の助けにも使える、そういった類のアプリは多く存在しますが有名どころを使うなら高いクオリティーを期待することができると思います。

タイ語は発音が命ですのでそこらへんが間違っていたら元も子もないですよね。

 

私も初タイ旅行の際にブックレットバージョンのを買って持って行きましたが、非常に役立ちました。紙の本なら「書き込める」という利点もありますね。

 

 

②ポケットWi-Fi

これも一昔前とは違う価値基準かもしれませんね。

しかし今や様々なSNSを使って知人とコンタクトを取る人が増えていますのでインターネットは必須と言えるかもしれません。自分がいる場所を確認したり、それを他の人に伝えたりするのにもネット環境が必要です。

日本からSIMフリーのスマホを持って行き、タイで現地のSIMを買ってネットに申し込むというのも可能で一番安上がりかもしれませんが、タイ語ができないと結構ハードルが高いかもしれません。

最近は海外旅行用のレンタルWi-Fiがかなり格安で借りられるようですね。通信量無制限(一定量を超えるとスピード制限あり)で一日600円ほどから借りられるものが多いようです。

出発する空港で受け取れるというのも便利なポイントですね。

 

 

私の友人がタイに遊びに来た時にポケットWi-Fiルーターをレンタルして来ていましたが旅行期間中とても役に立っていました。最近はモバイルバッテリーをも兼ねたルーターがあるようですね。

タイには公衆Wi-Fiを飛ばしている場所も多数あるのですが、ホテルやカフェによっては時間帯やネット接続している人数が多すぎるためにWi-Fi自体が繋がりにくくなっていることが多々あります。

そんな時に自分専用のWi-Fiがあるといつでも連絡経路を確保していられるという安心感がありますね。旅行に行った本人もそうですが、日本に残る家族や友人にとってもこれは大切な要素だと思います。

 

旅行中の受け入れ先がしっかりと決まっていていつでも付き添ってくれる現地知人がいるならそこまで必需品ではないかもしれませんが、一週間を超えない比較的短期の旅行で色々自分で各地に出向くことを計画しているなら日本からポケットWi-Fiを借りていくことをお勧めします。

長期滞在で現地のSIMカードを使いたいという方はいつかタイラボでその辺りもまとめる予定ですので時々ブログを覗きに来てくださればと思います。

 

 

③ちょっとした時に羽織れる薄手の上着

なぜこれが必需品かと言いますと、一年を通して比較的暑いタイでは冷房が効きすぎている場所が非常に多いからなんです。

例えば長距離バスの車内など逃げ場が無いところだと体調を崩してしまいかねません。経験上タイの長距離バスは本当に震えるぐらい冷房が効いています。

他にもカフェや映画館、レストラン、モールの中なんかも結構きつめに冷房が効かされていることが多いと思います。外で汗をかいて屋内で急激に冷やされるとなると風邪をひきかねませんね。

それでいつでもバッグに入れておけるぐらいの持ち運びも便利な薄手のパーカーのようなものを一つ持っておくことをおすすめします。

登山ブランドの「mont-bell:モンベル」からは丈夫で軽くコンパクトに収納できる上着が多数発売されています。超薄いのに以外と寒さをしのげるというレビューもあったのでピッタリかもしれませんね。

あとはユニクロから発売されている「ウルトラライトダウン」なんかも良いと思います。

選ぶポイントは軽くてコンパクト持ち運びが便利ある程度寒さをしのげるというところです。そこさえ押さえとけばどんなタイプの上着でも良いでしょう。

 

 

④完全遮光100%の日傘

タイ旅行おすすめ必需品、最後の4つ目は 日傘 です。これは特に女性の方におすすめです。

こちらの記事で詳しく説明していますがタイの日差しは日本の二倍強いと言われています。

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ですので紫外線対策はタイ旅行において必ず思いに留めておいてもらいたい点なんです。そして最も手軽に効率よくその対策ができるのが日傘というわけなんですね。

例えばこちらの「Rose Blanc:ロサブラン」というブランドの日傘は素晴らしい遮光率が評判です。

 

他にも「サンバリア100」という完全遮光日傘を専門に販売している会社も非常に有名で、実際に商品を使ったことのある人から高い評価を得ています。http://uv100.jp

日本から日傘を持って来るにあたって一つ注意点があります。

利用する航空会社によってはスーツケースに入らないサイズの傘は別料金か機内持ち込みを制限するところがあります。ですのでスーツケースの収まるサイズのものを購入するようにしましょう。

以上、初めてのタイ旅行 厳選必需品4点でした。

もちろん上で取り上げた4つの他にも持って来れば良いものはたくさんありますが、持ってこれる荷物の量には限界があるので厳選する必要があります。ぜひ参考にしてみてくださいね。

まとめ

いかがだったでしょうか?

タイラボ始まって以来の長編記事でしたが最後までお付き合いくださりありがとうございました。

いつもはタイ生活のちょっとニッチな一部分を切り取ってご紹介することが多いのですが、たまにはこういう基本的な情報をまとめておくのも良いかなと思い記事にしてみました。

初めてのタイ旅行者が知りたいと思うかもしれない基本情報を4つ紹介するだけでも結構なボリュームになってしまいました。

ただこの記事さえ押さえておけば大丈夫!と言えるぐらい、綿密な調査と実体験に基づいての最新情報を掲載したつもりですので何かの形でこの記事が皆さんのお役に立てれば本当に嬉しいです。

今回取り上げた「ビザ」「滞在費用」「おすすめホテル」「必需品」の他にも記事にしてまとめて欲しいジャンルがあればコメント欄にて教えてください。いつかのタイラボでご紹介できればと思います。

まだまだ小さな個人ブログですがタイ在住者目線でニッチで役に立つ情報を発信し続けていければと思います。これからもタイラボをよろしくおねがいします!

タイラボ 編集+ライター Nobu

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