このタイラボの編集&ライターをしていますワタクシNobu、タイでの生活をはじめ早くも6年が来ようとしています。
自分で言うのもなんですがこの6年弱の期間にずいぶんと色んなことを経験してきました。
そんな私にもついにあの経験をする時が来ました。そうです、記事タイトルにもある通り「バキュームカーのお世話になる時」が来たんです。
下水道設備と浄化槽点検が定着した日本では近年あまり見かけることが少なくなった車ですが、タイではまだまだ現役のようです。
一応我が家も水洗トイレなのですが結局浄化槽を定期的にくみ取ってもらう必要があるみたいでしたので意を決してバキュームカーを呼ぶことにしました。
「どんだけニッチな記事やねんっ」という声が聞こえてきそうですが意外と大切な生活情報、タイ文化、タイ語、生活情報特化ブログとしてその手順をご紹介したいと思います。
【ついにこの時が来た‥】タイで バキュームカー を呼ぶ方法
タイ語でバキュームカーは?
まずはこの点を知っておかなければいけません。
タイ語でバキュームカーは次のように言います。
「รถดูดส้วม:ロッ(ト) ドゥーッ(ト) スワム」
国は違ってもバキュームカーはやっぱり見慣れたこの形なんですね。
サービスを受けるには
街のいたるところ、例えば電柱なんかにこの職種を営んでおられるお店の電話番号なんかが張られていたりします。
それで自分でその番号に電話をかけサービスを申し込む必要があります。大家さんに聞いて呼んでもらうのも確実な方法の一つかもしれませんね。
ちなみにこの種のサービスをタイ語で次のように言います。
「บริการดูดส้วม:ボリガーン ドゥーッ(ト) スワム」
電話で連絡するときにはごく簡単に次のように言えるかもしれません。
「ขอบริการดูดส้วม:コー ボリガーン ドゥーッ(ト) スワム」
住所を聞かれますので自宅を説明できるよう準備しておきましょう。
作業車の横に「รับดูดสิ่งปฏิกูล:ラップ ドゥーッ(ト) シン パティクーン」と書かれています。「汚物、廃棄物回収」といった意味があるようですね。
作業員のおじさんがテキパキと動いて回収作業を進めてくれます。くわえ煙草でやってるあたりがいかにもタイっぽいですね。メタンガスに引火しないかドキハラです。
作業自体はほんの10分ほどで完了です。衛生的にも気を付けて作業してくれている様子が見てとれました。愛想もとてもいい業者さんたちでした。終始くわえ煙草でしたが‥
「領収書が欲しい」というとサラリと書いてくれました。
3層の浄化槽いっぱいいっぱいの回収をお願いして合計200バーツ。まぁそんなもんではないでしょうか。
顧客の名前を書く欄に「バーンチャオ:貸家」と書いているあたりにタイならではの適当さが出ていますね。
まとめ
という感じで、タイで初めてバキュームカーを呼ぶことができました。
アパートなどを借りている人なら自分で汲み取りをお願いする必要はないと思いますが、一戸建ての家を購入or賃貸している人は1~3年に一回は汲み取り作業をお願いしないといけないでしょう。
その際にはバキュームカーを「รถดูดส้วม:ロッ(ト) ドゥーッ(ト) スワム」と呼ぶことを思い出してください。自分でバキュームカーを呼ぶ経験なんかしたらもうすっかり一人前のタイ移住者ですね。