タイのローカル地域に足を踏み入れたことのある人なら、街のいたるところで個人で出している様々な種類の露店を目にした事があるでしょう。
食べ物屋はもちろんのこと、古着屋や靴修理、家具販売から携帯のお金をチャージしてくれる人まで様々です。
そんな中で意外と使い勝手が良いのが「仕立て屋さん」です。
こんな感じで屋外にテントを張るなどしてミシンを設置しています。バンコク近郊でも居住区などに行くと目にする事が多いかもしれません。
多くの場合、普通の洋服屋さんなどより手軽でリーズナブルな値段でサービスを提供しています。
私はよくこの手のお店を利用するのですが、今回ジーンズの裾直しに行ってきましたので少し情報をシェアしておければと思います。
タイの街角にある仕立て屋さんを使ってみた!いくら?クオリティは?
持っていったジーンズ
一週間ほど前のことですが、私の住む街にある日本製品のリサイクルショップに足を運んだ時に外の段ボール箱に無造作に放り込まれている新品のジーンズを見つけました。
それがこちら。
サンローランのジーンズですね。本物かどうかは分かりませんが、タグ付き新品で作りもしっかりしており、カラーも私好みのものです。
本物だったら数万円はするこのデニムが無造作に段ボールに放り込まれており、値段を聞くとなんと「100バーツ」ポッキリ!!すぐさま買って帰りました。
裾丈を直してもらう必要があったのですが、100バーツで買ったものにあまり高いお金をかけたくありません。ということで町の仕立て屋さんに持って行くことになりました。
町の仕立て屋さんのお値段
やって来たのは町の大通りにテントを張って営業している小さな仕立て屋さん。
朝10時ごろに行ったのですがすでに多くの商品が持ち込まれていました。
なのですぐには仕上げれないということで、電話番号を書いて出来上がったら知らせてもらうことにして一度家に帰ることにしました。
お昼の2時過ぎに電話が掛かってきて出来上がったとのこと。受け取りに行くとまだまだ忙しそうにミシンを動かしていました。結構繁盛していそうですね。
私のジーンズに奥さんのスカートの丈直し二点を加えた計三点で120バーツでした。一つあたり40バーツだということです。
日本円だと今のレートなら150円しないぐらいでしょうか、安いですね。
最後におじさんの素敵な笑顔をパシャリ。
年季の入ったミシンが良い味出していますね。
仕上がり
仕上がって返ってきたジーンズがこちら。
まぁ、すごい丁寧で仕上がりが格別に綺麗というわけではないですね。
でもほつれやすかったりグチャグチャになっているというわけではないので普段使いする洋服には良いのではないでしょうか。
スーツやジャケット、スラックスなど、ステッチも大切なオシャレポイントになってくるものはそれほどのクオリティを期待できないかもしれません。
なんて言ったって40バーツですからね。でもちょっとズボンを手直ししたい、みたいな時には便利に使えると思います。
まとめ
いかがだったでしょうか。
タイの街角で見かける仕立て屋さんの使用レビューでした。仕上がりのクオリティや値段が分からず今まで手を出したことがないという方も多いかもしれませんね。
私の感想だと普段使いの服だったら全然使えるレベルですので、もし裾直しなどをする機会があれば是非トライしてみてはいかがでしょうか。