おそらくどこの国においても必ず存在する種類の言葉があります。
それが「好き」や「愛してる」といった、いわゆる「好意」を表す言葉です。
対人の恋愛感情に使えるのは当然のこと、ペットや食べ物、お気に入りの場所に至るまで非常に幅広く使うことができ、状況や使う対象によって意味が変わる種類の言葉です。
しかも一言に「好き」と言ってもそのレベルも様々なわけで状況や対象となるものに合わせて使い分けなければなりません。
例えば冒頭で述べた「好き」と「愛してる」では言葉の重みが違ってきますよね。
ということで今日の記事では「好意」の度合い、つまり「好き」レベルを表す4つのタイ語をご紹介したいと思います。
「好き」のレベルを表す4つのタイ語【愛→恋→?】
レベル①「気になる」
まずは最初の一歩から。人や物に関心を持ち始めた「気になる」といったレベルを表すタイ語です。
「สนใจ:ソンgジャイ 」
「関心がある」「気になる」といった意味のタイ語で、恋愛に限らずあらゆる状況で使うことができます。
《 例 》
レベル②「お気に入り」
先ほどの「気になる」から少しレベルアップした次の言葉も覚えておきましょう。
「ปลื้ม:プルーm 」
日本語の「お気に入り」「憧れ」に近いニュアンスです。最近だと「推し」とも訳せるタイ語かもしれません。
《 例 》
レベル③「好き」「恋する」
「ปลื้ม:プルーmってなに?聞いたことないわ…」と思われた方、どうぞご安心ください。
この後出てくる二つのタイ語はとても簡単で、タイに来たことがある人であればもうすでに使ったことさえある言葉だと思います。
「好き」という言葉はタイ語で次のように言います。
「ชอบ:チョーp 」
この言葉も恋愛に限らずあらゆる状況で使うことができます。
《 例 》
日本語での「恋」をタイ語で言い表すなら、ちょうどこの言葉ぐらいのレベルなのではないかと思います。
「มาก:マーk:とても」とか「แอบ:エーp:密かに」などを付けて表現すると「恋、恋する」のニュアンスに近づくかもしれません。
そのあたりはまたよく調べて別の記事にまとめたいと思います。
レベル④「愛してる」
「I love you」は「好意」を伝える種類の言葉としてまさに定番のものですね。
タイ語で「愛する」とは次のように言います。
「รัก:ラッk 」
このままでは「愛する」という意味の動詞ですので、「愛」「愛情」というふうに抽象名詞化するには前に「ความ:クワーm」を付けます。
↓ 詳しくはこちらの記事をご覧ください。
《 例 》
まとめ
おそらくタイラボ読者層の半分近くは、二番目の「ปลื้ม:プルーm」以外は聞いたことがあるのではないでしょうか?
3/4は聞いたことのある簡単なタイ語ですが、そこに「ปลื้ม:プルーm」が入るとこんなふうに「好意」のレベルを表す4つのタイ語として紹介することができ、ちょっと興味深くなりますよね。
BNK48などのタイのアイドルがメジャーになってきていますので、「お気に入り」「推しメン」みたいな使い方ができるこの表現を覚えておくと良いかもしれません。
この記事であげた4つの言葉は人にだけではなく、物や場所など様々な対象に使うことができますので、失敗を恐れずどんどん使ってみてそのニュアンスを掴んでみてください。
でも恋愛に関してはあまり軽々しく使わないほうがイイですね…ご注意を!