人との会話の中で必ず必要になってくる種類の言葉があります。
それが「お願い言葉」。見知らぬ外国の地を旅行している時などによく使う機会があるかもしれません。
今回のタイラボの記事では何かをお願いしたいときに使える少し丁寧なタイ語の表現についてご紹介したいと思います。
ここに出てくる表現を覚えておくと、海外での生活が少しだけ優位になるかもしれません。
「お願いしたいとき」に使える少し丁寧なタイ語の表現
ขอช่วย○○หน่อย:コーチュワイ○○ノーイ
まずはコチラ。
「ขอช่วย○○หน่อย:コーチュワイ○○ノーイ」
○○の部分にはして欲しいことが入ります。直訳すると「○○するのを少し助けていただけますか?」みたいな言い回しになります。
例えば次のような文を例に挙げることができます。
「写真を撮ってもらって良いですか?」
道行く人にカメラを渡して自分たちの写真を撮ってもらう時には次のように言うことができます。
「ขอช่วยถ่ายรูปหน่อย:コーチュワイターイルーpノーイ」
「ถ่ายรูป:ターイルーp」で「写真を撮る」と言う意味があります。
「ちょっと書いてもらって良いですか?」
タイ語の綴りが分からなかったり何かを書いて表現してもらいたいときなんかに使えますね。次のように言います。
「ขอช่วยเขียนหน่อย:コーチュワイキヤンノーイ」
「เขียน:キヤン」で「書く」と言う意味があります。地図など絵を描いてもらいたい場合は「เขียน:キヤン」の代わりに「描く」を意味する「วาด:ワー(ト)」を使うことができるでしょう。
例を挙げればきりがありませんので「ขอช่วย○○หน่อย:コーチュワイ○○ノーイ」で「○○するのを少し助けていただけますか?」と言う意味になり、「○○」の部分にして欲しいことが入ると覚えて下さい。
ขออนุญาต○○:コーアヌヤー(ト)○○
続いての表現はさらに丁寧な言い回しになります。
「ขออนุญาต○○:コーアヌヤーt○○」
直訳すると「○○するのを許して下さい」という言い回しです。日本語ですと「○○させていただきたいのですが‥」といった表現が近いものとなるかもしれません。
目上の人などに敬意を払った仕方で話す際に使えますし、へりくだった態度でお願いするときなんかにも使えるでしょう。非常に丁寧な表現です。
先ほどの「ขอช่วย○○หน่อย:コーチュワイ○○ノーイ」と同じで「○○」の部分にはお願いすることが入ります。
ではいくつか例を挙げていきましょう。
「お先に失礼させて頂きます」
日本人が大好きな言葉ですね(偏見)。何か用事があってその場を一足先に去らなければいけないときに少し言葉を添えるなら失礼にはならないでしょう。次のように言えます。
「ขออนุญาตไปก่อน:コーアヌヤーtパイゴーン」
「ไปก่อน:パイゴーン」で「お先に失礼」といった意味があります。直訳だと「お先に失礼することをお許しください」なりますが、「お先に失礼させて頂きます」といった程度の意味合いで使うことができます。
「少しだけ意見を述べさせていただきます」
さすがタイラボ、例文すらニッチです。
目上の人と話している際に自分の意見を伝えたいときなんかに使えるかもしれませんね。次のように言います。
「ขออนุญาตออกความคิดเห็นหน่อย:コーアヌヤーtオークワームキッヘンノーイ」
「ออกความคิดเห็น:オークワームキッヘン」で「意見を出す(述べる)」と言う意味があり、その後の「หน่อย:ノーイ」には「少し」と言う意味があります。
合わせて言うと「少しだけ意見を述べさしていただきます」といった意味合いの表現になります。
もし「少しだけ意見を述べさしていただいてもよろしいでしょうか?」と尋ねたいなら、最後に「できますか?」を意味する「ได้ไหม」を付けましょう。つまり次のようになります。
「ขออนุญาตออกความคิดเห็นหน่อยได้ไหม?:コーアヌヤーtオークワームキッヘンノーイダイマイ?」
うーん、とても丁寧ですね。
ขอรบกวน○○
もう一つさらに丁寧な言い回しをご紹介しましょう。
「ขอรบกวน○○:コーロッpクワン○○」
直訳しますと「○○する点でお邪魔します」みたいな訳になります。
日本語での「お手数かけますが○○していただけますか?」みたいな使い方ができるタイ語表現です。
いくつか例文でその使い方を見ていきましょう。
「ขอรบกวนสอบถามเรื่องบัญชี:コーロッpクワン ソーpターmルアンgバンチ―」
「お手数ですが会計に関することをお尋ねします...」みたいな意味です。
「ขอรบกวนตรวจดูหน่อย:コーロッpクワン トルワッドゥーノーイ」
「お手数かけますが少し確認をお願いします」といった感じのニュアンスです。
とても丁寧でへりくだった言い回しなので、これが使えるとタイ人からも「おっ!」と一目置かれるかもしれません。
まとめ
言うまでもないことですが、これらの表現を使う際には最後に男性なら「ครับ:クラッ(プ)」、女性なら「ค่ะ:カ」を付けて敬語することを忘れないようにしましょう。
タイは日本より立場を重視する傾向があります。目上の人に話す際や、何かをお願いをする場合にはふさわしい表現を使うようにしましょう。
丁寧で上品な言葉でお願いするならきっと相手も一目置いてくれ、きっと願い事も通りやすいはずです。
この記事が皆さんの素敵なタイライフのお役に立つことを願っています。
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