ひとつの言語を突き詰めて学んでいると、いわゆる辞書にあるようなかしこまった表現ではなく、人と人が会話の中で使うような自然な表現を覚えて使ってみたいと感じるようになります。
日本に来ている外国人が流暢な日本語に加えて「粋だね~」「萌える~」とか、「ハンパない」「ボケとツッコミ」みたいな言葉を使っていたらちょっと「おっ!?」と思ってしまいますよね。
この記事では簡単に使えて、しかもなんだかタイ語上級者っぽく聞こえる3つのタイ語表現をご紹介したいと思います。
簡単なのに使えたらちょっとタイ語上級者っぽいかも?と思える3つの表現
「มั้ง:マン?」
日本語には「○○だったかなー?」「○○なのかしら?」といった、必ずしも相手に答えを求めるわけではない疑問形の表現があります。
自己完結している疑問形表現ですね。
タイ語にもそれに近い次のような表現があります。
「มั้ง?:マンg?」
この言葉を文章の最後につけることで「○○だったかなー?」「○○なのかしら?」という自己完結型の疑問形文章になります。
《 例文 》
「จังเลย!:ジャン(グ)ルーイ!」
日本語で「すっごーい○○!」「ハンパなく○○」みたいな、いわゆる「凄さ」や「強調」を表現する言葉があります。
それに近いニュアンスを持ったこちらのタイ語表現も上手に使うなら一気にタイ語上級者っぽく見えるかもしれません。
「จังเลย:ジャンgルーイ」
この言葉を文章の最後につけることで「すっごーい○○!」「ハンパなく○○」という「凄さ」や「強調」を含んだタイ語表現になります。
《 例文➀ 》
《 例文➁ 》
「หรือเปล่า?:ループラーオ?」
3つ目に「○○なのかなー?」「○○かどうか…」という日本語表現に通ずるニュアンスを持つタイ語をご紹介したいと思います。
「หรือเปล่า?:ループラーオ?」
「○○」に該当する単語の後に付けることによって「○○なのかなー?」「○○なのかどうか…」といった意味合いを持つ言葉になります。
日本語でのニュアンスだけを見ると先ほどの「มั้ง?:マンg?」とよく似ていますね。でもこちら表現は相反する二つの選択肢を天秤にかけているという印象を受けます。
《 例文➀ 》
《 例文➁ 》
今日紹介した三つの表現を駆使するととこんな感じの会話になります。
まとめ
いかがだったでしょうか。
そんなに難しくないけど使うとタイ語上級者っぽく見えるかもしれない3つの表現をご紹介しました。
自然な感じに使えるようになるまでにはいくらかの練習が必要かもしれませんが、これで会話のレパートリーが増えることは間違いなしです。
機会を見つけてぜひ使ってみてくださいね。
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