【怪我の功名?】コロナ騒動のおかげで覚えたタイ語

5月1日より新型コロナ対策に関していくらかの規制緩和が見られているタイですが、平常時の雰囲気に戻るにはまだまだといった感じです。

この数カ月で身の回りの状況が一変したという人も多いのではないでしょうか?

状況の変化は私たちに様々な変化をもたらしますが、必ずしもネガティブなものだけに限られるわけではありません。

例えばこの状況に置かれたゆえに新しく覚えたタイ語もあるかもしれません。

今日の記事ではコロナ騒動中に耳にすることが多く、使う頻度の上がったいくつかのタイ語をまとめてご紹介したいと思います。

【怪我の功名?】コロナ騒動のおかげで覚えたタイ語

หน้ากาก:ナーガーk

หน้ากาก:ナーガーk

マスク」を意味するタイ語です。

バンコクやチェンマイなどの都市部に住んでいる人なら、PM2.5の影響でこれまでも使うことがあったタイ語かもしれませんが、田舎住みの私はこれまでのタイ生活ではあまり使う機会がありませんでした。

一時は町中からマスクが売り切れてしまい全く手に入らない状態が続いたので、この経験を通して決して忘れられないタイ語となった人も多いことでしょう。

 

กักตัว:ガkトゥア

กักตัว:ガkトゥア

この言葉そのものとしては「拘留」とか「拘束する」、「引き留める」といった意味があるタイ語です。

しかし今回のコロナ流行に際して、危険地域からの渡航者へ14日間の自己経過観察を促す際にこのタイ語表現が使われました。

なので「隔離」というニュアンスも含まれていることが分かりました。

今回、日本からタイに来て14日間の自宅待機を強いられるという、自分の実体験を通してこの言葉を覚えた人も多いのではないでしょうか。

 

เสี่ยง:シヤンg

สี่ยง:シヤンg

リスク、危険性、脅威」といった意味を持つタイ語です。

「ความเสี่ยง:クワーm シヤンg」という単語が、毎日のようにニュースや様々な発表文で使われているのを現在進行形で見ています。

このタイ語表現を覚えることにより、これまでは「อันตราย:アンタラーイ(危ない、危険)」という言葉で済ませていた表現を、さらに的確でスマートな表現で言い表せるようになったかもしれません。

 

ผ่อนคลาย:ポーンクラーイ

ผ่อนคลาย:ポーンクラーイ

リラックス」とか「伸び伸びする」という意味の言葉で、これまでも使ってきたことがあるタイ語かもしれません。

しかし今回のコロナ対策規制に際してある人たちが見せた軽率な行動を指して、「緊張、気が緩む」「油断する」という意味合いでも使われていました。

基本的にはポジティブなニュアンスで使われることが多い表現ですが、こういう使い方もできるんだと勉強になりました。

まとめ

この記事では以下の4つのタイ語をご紹介しました。

コロナで覚えた4つのタイ語
  • หน้ากา:ナーガーk「マスク」
  • กักตัว:ガkトゥア「拘束、隔離、自宅待機」
  • เสี่ยง:シヤンg「リスク、危険性、脅威」
  • ผ่อนคลาย:ポーンクラーイ「緊張、気が緩む、油断する」

すでに知っていたものの、今回のコロナ期間中に新たなニュアンスや使い方を学んだものもあるかもしれません。

この今の状況は決して喜べるものではありませんが、「転んでもただでは起き上がらない」精神で、この機会を通して少しでも何かを得られると良いかもしれませんね。

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