このブログを見に来てくださっている人の中には「車」なり「バイク」なり、タイで自分個人用の移動手段を確保しておられるかたも多いことでしょう。
しかし自家用車を持つと格段に生活の利便性が上がると同時に、車の故障や修理時の出費、付随する煩わしさというものも背負わなければいけなくなります。
中でも多いのが「バッテリー」に関するトラブルかもしれません。特に車のバッテリーとなると買い替え値段もそこそこしてきます。
それでこの記事では、タイで車のバッテリーが上がってしまった時にバッテリーを新しく交換する前に試してみたい一つの方法をご紹介したいと思います。
もしかしたら幾らかでも出費を抑えることが出来るかもしれません。
タイでバッテリーが上がったら?新しく交換する前に試したい一つの方法
バッテリーの充電を試みる!
なんだか勿体ぶった言い方になってしまいましたが、「新しいバッテリーに交換する前に試したい一つの事」=「バッテリーの充電」です。
日本でもガソリンスタンドなどで有料サービスとして行ってくれるところがあるようですね。
その際に請求される料金がだいたい30分ほどの充電で2000円、とりあえずもう一度エンジンをかけるのに必要な電力はそれぐらいの時間でチャージできるそうです。
バッテリー充電器なるものを持っている人なら、その後に自宅でもチャージできますがその充電器自体も5,000円~からします。
上記のようにいずれにせよそれなりのお金がかかるので、
となるわけです。
しかしタイではなんと一回の充電(~3時間ぐらい)がたった20バーツ(70円)ほどで出来てしまうんです。これはダメもとで試してみても痛くもかゆくもない価格ですね。
またタイでは外国人という立場ゆえにまだ寿命の尽きていない、つまり充電すれば引き続き使えるであろうバッテリーを半ば不当に交換させられるというのも大いにあり得ることです。
以上の理由からタイでバッテリー上がりを経験したとき、もし急いでいないなら一度充電を試みることをお勧めします。
ではどこでそれ(バッテリー充電)ができるんでしょうか?
バッテリー充電ができるのは?
残念ながら日本と同じようにガソリンスタンドでバッテリー充電サービスを提供しているところは少ないようです。
しかしガソリンスタンドよりはるかに多く存在している「町のバッテリー屋さん」では充電サービスも提供しているところが非常に多いんです。
こんな感じのお店。
「แบตเตอรี่:ベーットゥリー」=「バッテリー」という文字と見慣れた写真があればOKです。
注意して見ていると町のあちこちで見かけると思います。大きな町でもちょっと下町っぽい通りに入るとすぐ見つかると思います。
そんでもって店先にこんなのがあれば完璧。
いわゆるバッテリー充電器ですね。
写真のお店は少しおんぼろクラシックタイプのお店なので年季の入り方が他とは違いますね。…探せばもっときれいで新しい形の充電器を使っているお店もいっぱいあると思います。
写真上部に「รับชาร์จแบตเตอรี่:ラッpチャーtベーットゥリー」と書かれているのが見えるでしょうか?「バッテリー充電、承ります」という意味ですね。
まぁ実際のところ文字が読めずともバッテリーの写真があり、店内に充電器に繋がったいくつかのバッテリーがあれば高確率で充電サービスも提供しているお店でしょう。
何て言えばいいの?
では実際にバッテリー充電をお願いする場合にどのように言えばよいのでしょうか?
ごくごく簡単に次のように言えます。
「ชาร์จแบตเตอรี่ได้ไหม?:チャーtベーットゥリーダイマイ?」(バッテリーチャージできる?)
もしくはほぼ英語でも大丈夫かもしれません。
「ชาร์จแบตเตอรี่โอเค?:チャーtベーットゥリーオーケー?」
ポイントは「チャージ」と「バッテリー」の言い方かもしれませんね。
バッテリー充電を引き受けてもらうと「何時間する?」みたいに聞かれると思いますのでお好みの時間を伝えましょう。
もし満タンにしたければ「ให้เต็มๆ:ハイテムテム」と言いましょう。そうすると満タンになるまでにかかる時間をお店のほうから教えてくれるでしょう。
前述しましたがだいたい3~5時間充電してもらって20バーツぐらいです。
見極めるべきこと
紹介したこの方法を試す前にまずは バッテリーの寿命 をある程度見極める必要があるかもしれません。
本当に寿命が尽きているようなバッテリーにいくら電気を注いだところですぐにまたバッテリー切れを起こしてしまいます。
一般的にバッテリーの寿命は2-4年と言われており買ってから3年前後で取り換えることが多いかもしれません。
よくバッテリーメーカー側では「36ヶ月補償」や「10万km」の製品保証を行っていることからも、やはり使用始めから3年前後が交換し時なのでしょう。
バッテリー上部には、そのバッテリーの製造年月日が記されていることが多いですので確認してみましょう。
他にもバッテリー液の色や状態から寿命を見極めることが出来ます。
正常なバッテリー液(純精製水)は無色透明ですので、濁ったり明らかに量が減っている場合は経年劣化を疑えるでしょう。
まだ経年劣化が見られるほど月日が経っていない、もしくはまだバッテリーを交換したくないという時に今日の記事でご紹介した「格安バッテリー充電」を試してみると良いかもしれませんね。
まとめ
いかがだったでしょうか。
海外で車などのトラブルに見舞われると本当にストレスですよね。
言語からくるストレスもあれば、ぼったくられているかもしれないという気持ちも本当に疲れを感じさせるものです。
実際のところバッテリーなどは消耗品ですのでいつか必ず交換するときが来るのですが、今日紹介したような方法を知っておけば選択の幅も広がるかもしれません。
とはいえトラブルは予期しない時に起こるものです。
ですから自分の住む町でどこにバッテリー充電サービスを提供しているお店があるか、事前に調べておくと良いかもしれませんね。