先日、知人を訪ねてイサーンの超ローカルな村に出かけていたのですが、そこのお父さんが「夜までいたらごちそう食べさせてあげるよ」との事。
まぁ私もタイでの生活があと少しで6年満了しますので、こういうときの「ごちそう」が「違うもの」を意味することぐらいはすぐ分かりました。
お父さん曰くその「ごちそう」の名前は「ウーンアーン」というようです。タイ語では次のように書くと言われました。
「อึ่งอ่าง:ウーンアーン」
‥‥ますますごちそう感が無くなってきました。
【ちょっと閲覧注意】イサーンで見かけた「ウーンアーン」がけっこう可愛い!!
心の片隅に「どうか美味しいごちそうであってくれ」との淡い期待を持ちながら尋ねます。
そして台所でなんかゴトゴトいってるバケツがあります。
そのバケツの中にいたのがこちら。
まっるまる太ったのがいっぱいいました。日本では「カエル」で一括りにされるこちらの両生類が「ウーンアーン」と呼ばれるごちそうらしいです。‥‥ごちそう。
そこん家のお孫さんに聞いてみると煮ても焼いても美味しいらしいです 笑
なんでも年に一度か二度しか捕まえる機会が無いらしくタイの夏に入る前のこの季節に地中奥深くから這い出てくるみたいです。そこをイサーン人がバシッと捕まえて煮たり焼いたりするわけですね。
さてこのウーンアーンを「ごちそう」としていただくことは丁寧にお断りしたのですが、よく見るとマルマルコロコロしててけっこう可愛いルックスをしています。
手にのせてみると何とも言えない良い感触がしました。例えるなら粉の付いてない雪見だいふくみたいな感じ。
聞いてみるとこのウーンアーンを飼うのはそんなに難しくないようです。中に砂を敷いた箱かガラスケースの中に入れてあげると砂の中に潜っていくようです。
そんでもって適当に砂が乾かないように湿らせてあげておけば良いみたいでなかなかお手軽な感じでした。まぁうちでは猫を飼っていますのでペット用としても丁重にお断りしましたが‥。
こちらのYouTube動画で元気に動いているウーンアーンの姿が見えますのでぜひご覧になってみてください。
ちなみに手にのせてウーンアーンを見せてくれているのはお邪魔した家のお孫さんたちで18歳と15歳の可愛い女の子たちです。うちの奥さんは一歩引いたところで見てました。
イサーンのような田舎にいるといろんな経験が出来てすごく見分が広がります。少し珍しい経験をした際にはブログで発信していきたいと思いますので、ぜひこのタイラボをこれからもよろしくお願いします。