今回の記事はタイ在住の友人が実際にした体験をまとめたものです。
タイにいるとこんな経験をすることもあるんですね…さっそく見ていきましょう!
こんにちは「コモドドラゴン」 タイのレスキュー隊グーパイ(กู้ภัย)を呼ぶ!
ある日のこと。帰宅時に玄関横を通ると、あれ?家の前のコンクリートマンホールの蓋が開けられてるではないですか。
でも、錠がされている鉄門の内側ですよ。誰か鉄門を超えてきたのか?開けて入ってきた?
もしくは側溝の掃除をした誰かが閉め忘れ?はたまた、新たな嫌がらせでしょうか?…不思議です。
いずれにしても閉じましょう。近づいて覗いてみると…
なんとコモドドラゴン(オオトカゲ)がいるではありませんか?
ちなみにタイ語では「ตัวเงินตัวทอง :トゥア ングーン トゥア トーン」や「เหี้ย:ヒア」とも言います。
えっ・・・なんでここで死んでるの?
もしかしてコモドドラゴンを虐待して、わざわざここに捨てて行ったと!?ホントに意味不明…
恐る恐る棒で突いてみると… あれっ?ピクピクと動きます。生きてる?でも瀕死??円らな瞳でこちらを見ています。
すごい助けてあげたいのですが、噛まれたら嫌だし、変な菌持って持っていたら困るな・・・。
ということで、タイ友人に相談。
日本ではもちろんありえないシチュエーションです。説明してわかってもらえるかな?
以外とすぐに理解してもらえました。そして返ってきた頼もしいお言葉がこちら。
グーパイ(กู้ภัย)??
タイ語辞書によりますと
ก. 「ช่วยให้รอดปลอดภัย.」
英:「rescue」
日:「安全に助けること(救出)」=いわゆるレスキューですね・・・。
タイ語が分かる方は下記のサイトをご覧ください。「グーパイ」のお仕事について説明されています。
http://oknation.nationtv.tv/blog/hs3jvt/2007/04/27/entry-1
「レスキュー隊」?日本でいう「消防士」でしょうか?
駆け付けた車を見ると…あ~、事故現場でよく見かけるこのマークの人たちですね。
日本の消防士や警察官とは違うようです。
「地域の見守り隊」のようなものでしょうか?ボランティアで皆さんされているようです。
各機関への電話番号(タイ語のページ)
http://www.iticfoundation.org/node/887
「แจ้งอัคคีภัย สัตว์เข้าบ้าน โทร. 199」 ( 訳:火災と獣侵入時の通報. 199 )
火災と獣通報が一緒なんですね 。ちなみに警察は191です。ちなみにこのあたりの情報は過去にタイラボでもまとめています。
さて本題に戻ります。
おっしゃるとおり、そうですね。ここはタイランド。無理は禁物。
これまで、サソリもコブラにも遭遇しましたが、全てタイ人が助けてくれましたから。ここも彼らにお願いしたいと思います。
では、199番に電話です。
結構タイ人も気楽に呼ぶようですね。タイ社会に根付いている協力関係。感心します。
住所と連絡先を伝えて、待つこと5分。
早い!体格の良いタイ人たちが5名も駆けつけてくれました。ありがとう!
さっそく捕まえようとしたら、素早く動くじゃあないですか!さっきまで全く動かなかったのに、気絶していただけですか?
こいつは食べたらうまいんだぞ!とワイワイ言いながら確保。
では、食べるんですか?
いいえ、自然界に戻すようです。やはり殺生はしないんですね。
らしいです。うーん、何とも言えない信ぴょう性がありますね…
小さく見えますが結構大きいです。頭から尻尾までは100cmほどはありそうです。こんなの玄関に入ってきたらビビりますよね。
先ほどの気絶が嘘のようにすごい激しく動きます。
仕方ない、手足を縛ってしまいましょう。
お縄頂戴です。笑(でも、ちょっと可哀そう…)
いずれにしても誰がこの側溝のコンクリートの蓋を開けたのでしょうね。不思議です。
この際だから、他の側溝も開けて、綺麗にしておくことにしましょう。
「んー?…ギャーーーー!!!」
はーい。次は何ですか??? 次回に続きます。
まとめ
とりあえず、わかったこと。
危険な動物が入ってきたら199番に電話です!自分で対処しない方が良いかも。火事も同じ番号です。
※この記事は全2部作です。次回、衝撃の展開が!!