生活必需品「冷蔵庫」「洗濯機」「電子レンジ」をタイで買うと値段はいくらぐらい?

※この記事は2016年10月に書いた記事を加筆修正したものです。

海外で生活しておられる方の中には家具付きのアパートメントやコンドミニアムを借りて生活している人もいれば、一軒家を借りて自分で必要なものを買い揃えている人もいらっしゃることでしょう。

本格的で長期的な海外移住を考えている人であれば、それなりの広さの家、つまり一軒家やタウンハウス型の家を借りることも現実的な視野に入ってくると思います。

そこで気になってくるのが、いわゆる「生活必需品」の値段ではないでしょうか?私もタイでの生活を始める際にはいろんな人のブログを見て情報を収集したのを覚えています。

それでこの記事では日常生活必需品をタイで買う場合のおおよその値段をまとめてご紹介したいと思います。

タイでの生活を始めるにあたって色々買い揃える予定の方は是非参考にしてみてくださいね。

タイ生活必需品(家電)の値段

冷蔵庫

何はともあれ私たちは食事をしなければ生きていけません。食材を安全に保管するために冷蔵庫は欠かせませんよね。

ちなみにタイ語で冷蔵庫は

ตู้เย็น:トゥーエン

と言います。

 

一口に冷蔵庫と言ってもサイズによって大きく値段が変わってきます。日本では冷蔵庫の容量を「リットル」で表しますがタイでは「Q:คิว:キゥ」という単位を使って表示しています。

「1Q=約28リットル」と計算することができます。

 

以下に冷蔵庫のサイズ別におおよその値段を紹介します。

1.7Q(約50リットル) = 4,900バーツ

4.9Q(約140リットル) = 5,400バーツ

6.5Q(約185リットル) = 6,500バーツ

8.2Q(約230リットル) = 9,500バーツ

12.2Q(約340リットル) = 15,000バーツ

16.3Q(約460リットル) = 23,000バーツ

22.4Q(約630リットル) = 45,000バーツ

といったふうに容量と共に値段も上がっていきます(当たり前のことですが‥)

当然メーカーや付いている機能によっても値段は変わってきます。日本製の東芝や三菱、日立だと少し高い値段設定で、逆にサムスンやLGといった韓国メーカー製はちょっとだけ安くなっているかと思います。

 

 

洗濯機

こちらも毎日使う家電ですね。

タイ語では

เครื่องซักผ้า:クルアンサックパー

と言います。

 

タイには町中のいたるところにコインランドリー的な有料洗濯機が設置しているのですが、日常生活となると自宅用が欲しくなると思います。

日本で一昔前はよく目にした「二層式洗濯機」もタイではまだまだ現役モデルです。

かといって古いタイプの洗濯機しか流通していないかというとそうではなく、「全自動式」「ドラム式」といった日本で売っている洗濯機と同じものをタイでも手に入れることができます。

まず「二層式洗濯機」ですが容量にもよりますが大体4,000~9,000バーツほどで売られています。

二層式には二層式の良さがあるのでしょう、取り立てて安いわけではありません。

 

続いて「全自動式洗濯機」ですが、サイズ別の大体のお値段が次のようになっています。

7.5kg = 5,800バーツ

8.5kg = 7,000バーツ

10kg = 9,000バーツ

12kg = 10,000バーツ

13.5kg = 14,000バーツ

 

「ドラム式洗濯機」になるとこの容量別全自動式の値段に10,000~20,000バーツを足した値段になっています

洗濯機に関しても日立やPanasonic製のものは少し高く、海外メーカー製のものは少しだけお求め安くなっています。

最近では洗濯機の内蓋の部分が洗濯板のような構造になっていて、襟や袖の汚れがひどい部分だけ手洗いしてから洗濯できるモデルのものも売り出されています。いろいろ選べて楽しいですね。

 

 

電子レンジ

タイ語でไมโครเวฟ:マイクロウェーブと言います。英語をそのままタイ語表記にした感じですね。

タイで電子レンジを買う際に気を付けないといけないのは「オーブン機能が付いているかどうかのチェック」です。

というのも、タイで売られている電子レンジの多くにはオーブン機能が付いていません。

「電子レンジで手の込んだ料理は作らない」という方は良いかもしれませんが、やはり料理をよくする人、台所を預かる主婦としては欲しい機能かもしれません。

 

ではその電子レンジにオーブン機能が付いているかどうかを見分ける方法をご説明します。

店頭で実際に商品を見て触って選べるならオーブン機能が付いているかを見分けるのはそう難しくありません。

でももしインターネット上やカタログを通して商品を購入する場合、次の言葉が機能紹介文の中に含まれているかに注目できます。

ระบบย่าง:ラボップヤーン

いわゆる「Grill:グリル」機能が付いているかを表すタイ語です。この言葉が商品機能説明文の中にあればオーブンレンジであることが分かります。店頭で従業員に尋ねるときにも使えますね。

オーブンレンジでもオーブン機能がかなりショボいものもありますのでご注意を!

さて気になる電子レンジの価格帯ですが次のようになっています。

オーブン機能無し = 1,500~3,000バーツ

オーブンレンジ = 3,000~6,000バーツ

もちろん上記の値段以上のものもあります。10,000バーツ以上出せばかなり良いオーブンレンジを買えるでしょう。

まとめ

現代社会の生活必需品と言われている三つの商品のタイでのおおよその値段をご紹介しました。こうしてみるとタイで電化製品を買うのは日本で買うのとそれほど変わらないですね。

もしかすると程度の良い中古品などが出回っているぶん日本のほうが安いかもしれません。

実際タイで生活していると他にも必要だと感じるものが多くあります。エアコン、パソコン、調理機器、バイクなどなど、いくらか快適な生活をするためにはそれなりのものが必要になってきます。

言語の違う外国で生活すると嫌でもストレスにさらされることになりますので、自宅だけでもほっと一息つける快適な空間にできれば良いかもしれませんね。

また違う記事の中でそれらの値段についてもご紹介できればと思います。

 

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