以前、自動車税と自賠責保険についてのレポートがありましたが、もしかすると自分たちの住む町の近くにコンソン(タイの陸運局のようなもの)がない、という方もいらっしゃるかもしれません。
または自賠責の更新にかかる「待ち時間」がどうしてもイヤだという方もいるかもしれませんね。
今回の記事では、わざわざコンソンまで出向かなくても自宅のすぐ近くで自動車税と自賠責保険の支払いが済ませれる方法についてレポートしたいと思います。
「タイで自動車税?自賠責?」という方は、まず上の関連記事をご覧になってください。
タイ自動車税+自賠責の更新をさらに簡単に!「 ตรอ.:トーローオー」を使おう!
どこで?
直接コンソンに出向く以外にそうした手続きを行うことができるのは、この「 ตรอ.:トーローオー」のマークの車検専門の会社 「สถานตรวจสภาพรถ:トルワット サパープ ロット」です。
修理工場ではなく、車検や保険を受けているところです。(修理工場と一緒になっているところもあると思いますが・・・。)
洗車場と一緒になっていたりすることもあります。きっとみなさんの自宅近くにも沢山あり簡単に見つけることができるでしょう。
コンソンと同じようにブレーキ、ランプや廃棄数値を計測する装置があります。
どうやって?
持参するものは、コンソンと同じく、登録証明のブック「タビヤンロット」のみです。
この際、自賠責と自動車税の手続きに来たことを伝えるために次のように言えるかもしれません。
「ต่อ พรป.:トー ポーローボー」(自賠責の更新)
お店の人が理解してくれたら「タビヤンロット」を預けて支払いをします。
ご存知の方も多いかもしれませんが、タイで新車購入の際は、購入から7年間車検が必要ありません。よって、今回は税金と自賠責保険の支払いのみです。
ちなみにわたしが今回の支払ったのは以下の通りです。
税金 1646バーツ
車検 0バーツ(新車購入から7年間必要なし)
自賠責(ポーローボー)645バーツ
サービス料金 40バーツ
合計 2331バーツ
サービス料金が40バーツ(約120円)って日本人からすると格安ですよね。
注記:ちなみにこちらの用紙が今年度のポーローボー証明書との交換の用紙となりますので、なくさないでください。
所要時間:3分 早!
あとは2営業日待てばこの登録証明のブック「タビヤンロット」、新年度のステッカー、並びにコンソンからの領収書がお店のほうに届きますので取りに行くだけです。(午前の早い提出をしたら、次の日の夕方に受け取りも可能です。)
「タビヤンロット」内のこの欄に今年の支払いの掲載がされてコンソンから返って来ます。
一応返却された後に確認しておくと良いと思います。
その後は以前の記事にもあったように、新しくなったポーローボー証明書を車体に貼り、関係書類を大切に保管します。
以上で自動車税の支払い+自賠責の更新完了です。
まとめ
一度慣れてしまうと、バイクも車もこの方法はスピーディーで簡単です。ポーローボー取扱店や車検場で長く待たされることはありませんしサービス料金も格安です。
ただ申し込んだその日には更新を完了させることはできず、後日もう一度来店する必要があります。ですので「もう今日で自賠責(ポーローボー)が切れる」という人だと、新しいものが届くまで車やバイクを運転できなくなります。
なので、すでに自賠責(ポーローボー)の期限が切れてしまった人、もしくは期限が切迫している人は直接コンソンに行くと良いでしょう。状況によって使い分けれますね。
方法やサービス料金が各県や街、さらに車検専門の会社によって多少異なると思いますが、基本的な流れは同じです。
ぼったくられたりすることがないようにこの情報が活かされれば幸いです。
ライター:Takumi Miyao
編集:Nobu