やはりこの時期(タイの12月から2月ごろ、いわゆる乾季)になると、PM2.5の影響もあって大気汚染の酷さを間近に感じます。
田舎のほうでも徐々に規制されつつありますが、残念ながらまだまだ根深く残る野焼きの習慣が大気汚染を助長しているのが見てとれます。
さて今日のタイラボでは、こうしたPM2.5の影響を目の当たりにする環境にいるからこそ使えるタイ語表現をご紹介しましょう。
PM2.5が酷いからこそ使えるタイ語「ガスっている、澄(す)んでいる」
「ガスっている」
PM2.5の汚染濃度が濃いとき、実際に「空気が澱(よど)んでいる、靄(もや)っている」のを観察することができます。
一般的な気象表現ではないかもしれませんが、大気が白く曇ったそうした状態を「ガスっている」というふうに表現するかもしれません。
そのような状況を指すタイ語表現がこちらです↓
「มืดมัว:ムーtムア」
大気が「ガスっている」「曇っている」「澱んでいる」「靄っている」「濁っている」という、そのあたりのニュアンスを持つタイ語です。
《使用例》
(今日はPM2.5がたくさん飛んでるね)
(そうね、空がガスってる)
「ท้องฟ้า:トーンgファー:空」の部分を「อากาศ:アーカーt:大気、空気、天気」に変えて使ってみました。
大抵のタイ人は理解してくれるのですが。少し理解力にかける人だと「?」みたいな顔をすることが多い気がします。
きっとなんか微妙なニュアンスの違いがあるのかもしれませんね。
「澄んでいる」
逆に「空気が澄んでいる」と言いたい時に使える表現も見ておきましょう。
「โปร่งใส:プローンgサイ」
空気が「澄んでいる」「透き通っている」「透明」というニュアンスを持つタイ語です。
《使用例》
(昨晩雨が降ったからPM2.5が少なくなったね)
(そうね、空気が澄んでる)
「ใส:サイ」というタイ語に「透明感」「透き通る」という意味があります。
トムヤム味などをプラスしていない、ベースとなるスープだけで作ったクイッティアオ(タイの麺料理)のことを「ก๋วยเตี๋ยวน้ำใส:クイッティアオナmサイ」というのもそういうことですね。
でも「空気、大気が澄んでいる」と言いたい場合、「อากาศใส:アーカーtサイ」だけだと伝わらないようで、「อากาศโปร่งใส:アーカーtプローンgサイ」と言わなければならないそうです。
まとめ
まとめますと…
空気、大気が澄んでいる=「อากาศโปร่งใส:アーカーtプローンgサイ」
というふうに表現できます。
今の時期、タイでは「PM2.5」の話題は誰もがそれなりに食いつく鉄板ネタだと思いますので、ぜひ今日の記事で紹介したタイ語を使ってみてくださいね。
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