先日、家から5kmほど離れたところにあるタラート(市場)に行ってきました。
このタラートでは近くの山で採れた山菜や果物、他にもちょっと変わった動物の肉など、いわゆるタイ語で言うところの「อาหารป่า:アハーンパー(野生の食材)」が売られており、地元の人だけでなく遠方から足を運ぶ人も多い人気のタラートとなっています。
今が旬!タイの市場で見かけた「ウコンの花」が美味しかった
そこで見かけたのがこちら。
最初タイの「ミョウガ」なのかな?と思ったのですが、お店を出しているおばあちゃんに聞いてみると「ドークガジヤオ」というそうです。
いかにも「旬の食材」って感じですし、食べられる何かの花だというのが分かったのでさっそく購入。
輪ゴムで巻いているひと束が10バーツ、それを二つ買って帰りました。
帰ってさっそく「ドークガジヤオ」がなんなのかを調べてみるとどうやら「ウコン」のことらしいです。
「ดอกกระเจียว:ドーk グラジィヤオ 」
ミョウガっぽいなら細かく刻んで削り節と醤油で食べようかと思っていたのですが、ウコンの花となるとどう食べたらいいのか全く見当がつきません。
クックパッドで調べてみても「ウコン」自体のレシピはあっても花のレシピは見つからず…
得体の知れないものも油で揚げてしまえばだいたい美味しくなるものです。熱消毒的な感じもするし…
ということで「ウコンの花」の天ぷらを揚げていきます。
まずは買ってきた花をよく洗います。
比較的きれいですがやはりタイのローカルタラートで売られている食材、痛んでいるところの間引きが必要です。
きれいになったウコンの花に天ぷら粉に水と卵、そしてほんの少しの塩を入れたものをつけて揚げていきます。
カラッとイイ感じに揚がりました!見るからにサクサクしています。
まずは塩で食べてみると…
いかにも山菜って感じの味です。ちょっと「ウド」に似ているような気もします。花の部分は「蕗の薹(フキノトウ)」にも似てる感じがします。
日本で山菜を好んで食べるひとなら間違いなく好きな味でしょう。
お酒がとも合いそうで作ったのがお昼でなければ間違いなく呑んでいたと思います。
たった20バーツ(約70円)で大きめのお皿に山盛りの「山菜天ぷら」が楽しめます。コスパも最強ですね。
ちなみにウコンの花と一緒に買ったこちら。
「紫色の小さいナス」
以前から好きでよく洗ったものを生でそのままマヨネーズなどにつけて食べていました。
けっこう固い食感なんですがポリポリといけてしまいます。味は日本のナスに似ています。
しかし今回買ったのはずいぶんと渋みがあってとても食べれたものではありませんでした。
タイ人がよく作っているスープに入れたりすればいいのかもしれませんが、今回のは生食用って感じの味ではなかったです。
個体差があると思いますのでまた次回チェレンジしてみたいと思います。
ちなみのこんなのも売ってました。(ちょっと閲覧注意)
「ウーンアーン」というカエルの串焼き。…今が旬らしいです。
このカエルについては以下の記事にて動画付きで詳しく書いています。
「ウコンの花」は今が旬ぽいのでぜひ見つけたら食べてみてくださいね。