日本人に大人気のタイ北部の主要都市チェンマイ。
その街の中心部ではタイ人よりも外国人観光客を見かける頻度のほうが高いほどです(これ本当!)
たくさんの観光スポットや人気のお土産品が売られているチェンマイですが、最近やけに観光客に評判の良い商品があるのをご存知でしょうか?
特に日本人に人気が高いと言われているその話題の商品をタイラボでもご紹介しておきたいと思います。その名も「アカアマコーヒー(Akha Ama Coffee)」です。
チェンマイで大人気!お土産にも最適!意識高い系コーヒー【アカアマコーヒー】
アカアマコーヒーって?
タイ北部は数十年前までとても経済的に貧しく、山岳部の少数民族の多くはアヘンの生産で生計を立てていました。
それを見かねた当時の国王ラーマ9世が率いるタイ王室が北部の農民たちの自立を支援するために1969年に始めた「ロイヤルプロジェクト(Royal Project)」。
そのプロジェクトのおかげで農業指導が行われ、タイ北部は今ではアヘンではなくコーヒーやオーガニック野菜の生産地として知られるようになりました。素晴らしいですね。
そのプロジェクトの一環で、タイ北部のアカ族出身のリーさんがどうにかして自分の村に恩返しができればと始めたビジネスのようです。
そして2010年にオープンしたのが「アカアマコーヒー」。ですからアカアマコーヒーはタイの少数山岳民族のアカ族が作っているコーヒーってことですね。
もちろん豆は自分の村で栽培されるもので、2010、2011年には世界的なコーヒー豆のコンテストで、最高品質の豆の1つにも選ばれています。
私の大好きなホンワカあったかエピソードもあって申し分ないですね。
アカアマコーヒーはどこで買える?
現在チェンマイでは二店舗でアカアマコーヒーを飲み、買うことができます。
まずは今回私が足を運んだ本店のロケーションから。
お店の外観はこんな感じ。
緑が多くていいですね。
クーラーの効いた室内スペースと木陰で爽やかなテラス席があります。
Cafe店内にはアカアマコーヒー誕生を示す写真や掲示物が飾られていました。
ちなみにこちらが二号店のロケーションです。
チェンマイ中心街である「プラトゥーチェンマイ」の中にあるので観光ついでに立ち寄るには二号店のほうが良いロケーションかもしれませんね。
アカアマコーヒーのお味は?
店で売られている豆にもローストの具合などによっていくつかの種類があります。
カフェでは「カプチーノ」を頂きました。
少し酸味のあるタイプのコーヒー豆ですね。アイスカプチーノ(70バーツ)
ブラックで飲めばもっと味が分かったんでしょうが、ちょっと疲れてたんで身体が甘さを欲してました。
観葉植物の隙間から漏れる日差しが気持ちいい!都会の喧騒を忘れさせてくれる落ち着いたカフェスペースです。
買って帰ったのが「カフェブレンド」という種類の豆。
こちらは家に帰ってから飲んでみましたがカフェで感じたのと同じようにかなり酸味が強調された味でした。
とても美味しかったのですが個人的にはもう少しコクのあるもののほうが好きです。
でもすっきりした爽やかな酸味なので好きな人にはたまらないかもしれませんね。
最近日本では酸味があるコーヒー豆のほうが流行っていると聞きますのでお土産にもピッタリだと思います。
こちらのアカアマコーヒー「カフェブレンド」のお値段は200gで200バーツぐらいだったと思います。
こちらの本の中でも「アカアマコーヒー」について触れられています。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今やチェンマイで最も有名なカフェとも言われている「アカアマコーヒー」ですが、確かにその雰囲気やクオリティーを持っていると思います。
オーガニックを売りにしているのも日本人い受けている一つの理由かもしれませんね。
チェンマイでお土産に何を買おうか迷っている方がいましたらぜひアカアマコーヒーを候補に入れてみてくださいね。