タイと言えば色とりどりのフルーツを思い浮べる人が多いかもしれません。確かに東南アジア特有のフルーツの豊富さはタイの大きなセールスポイントだと思います。
しかし「スウィーツ」となるといかがでしょうか?
生クリームがふんだんに使われた上品な甘さのスウィーツ‥となるとタイはまだ日本に太刀打ちできないと思います(タイ都市部ではそういったスウィーツもお金を出せば買えますが)
しかーし!生クリームを使ったものや綺麗に盛り付けられたデザートだけが「スウィーツ」ではない!とここは声を大きくして言わせてもらいたい!
タイにも安くて美味しいスウィーツがたくさんあるんです。今回のタイラボでは個人的に一押しの絶品格安タイスウィーツ「チャオ クワイ」をご紹介したいと思います。
タイのおすすめスウィーツ! 安くて美味しい「チャオ クワイ」
「チャオ クワイ」ってどんなの?
まずはいつものタイラボらしくタイ語ではどう書くかを説明しましょう。
「เฉาก๊วย:チャオクワイ」
ルックスはこんな感じです。
この上にある黒いゼリー状のが「チャオクワイ」です。食感はモチモチっとしていてタピオカなんかと似ています。
黒糖に近い味の黒っぽいシロップと一緒に食べるのですが、ほとんどの場合上の写真のように砕いた氷にかけて一緒に食べます。お
店によっては上に砕いた黒糖をまぶしたりミルクをかけて食べたりもします。個人的にはミルクがけのが味がまろやかで好きですね。
「チャオ クワイ」って何なの?
得体のしれない食べ物は勧められてもなかなか食指が動かないですよね。
ご安心ください。チャオクワイは「仙草ゼリー」と呼ばれる日本や中国でポピュラーなデザートと同じものです。
仙草というシソ科の植物を乾燥させ重曹を加えながら煮詰めていくとこの黒いゼリーが出来上がります。もっと詳しく知りたい方は「仙草」でwikiってみてください。
なので100%オーガニック由来のデザートで身体にも優しいヘルシースウィーツということになりますね。
シロップもかき氷シロップほどは甘くなく食べやすい味となっています。
ゼリー自体にはちょっと薬草っぽい香りがあって最初は少し気になるかもしれませんが、慣れてくるとタイの暑い夏にピッタリな爽やかな風味に感じられることでしょう。
「チャオ クワイ テー」を探そう
チャオクワイを売っているお店には次のような看板が掛かっている時があります。
タイ語で「เฉาก๊วยแท้:チャオ クワイ テー」と書かれています。
「แท้:テー」いうタイ語には「本物」という意味がありますので、この看板は「本物のチャオクワイ」を売っているとアピールしていることになります。
ということは仙草から作られたものではないまがい物のチャオクワイも出回っているということなんでしょうか?
確かに店によっては味も食感もなんだか違う「美味しくないチャオクワイ」がときどきあります。
なのでできれば「チャオ クワイ テー」と書かれて売られているものを食べると良いかもしれませんね。まぁそれでも100%の保証があるわけではありませんが‥
田舎の村でたまたま立ち寄ったこの店のチャオクワイはほどよい甘さで香りや食感も良く美味しかったです。でもパッケージからはチープさが溢れ出していますね。
一袋、氷入りのカップに注いでくれて10バーツ(約30円)です。食べきりサイズで売られているのは衛生面でも嬉しいですね。
今の時期タイはうだるような暑さですので手軽に買えるこういうのがいいんですよ!
まとめ
いかがでしたか?タイの絶品格安スウィーツ「チャオクワイ」のご紹介でした。
どうですこのチープさ!お手軽な感じ!そして溢れ出す田舎っぽさ!
…うーんうまくプレゼンテーションできませんが、個人的にはぜひともタイに来た際には一度は皆さんに食べてもらいたいおすすめスウィーツなわけです。
おすすめはミルク掛けのチャオクワイです、是非探して食べてみてくださいね!